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花間集 皇甫松十一首

花間集 訳注解説 巻二-23 (86)回目皇甫松十一首 《摘得新二首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8078

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 巻二-23 (86)回目皇甫松十一首 《摘得新二首其一》 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017128

の紀頌之5つの校注Blog

 

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

 

 

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

744年-041卷162_16 前有樽酒行二首其一(卷三(一)二五一)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8069

 

 

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744年-集06字解集 侍從宜春苑奉詔賦・送于十八・送白利・送長沙陳太守・送祝八之江東賦Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8039

 

 

孟浩然

李白詩

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司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

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諸葛亮 出師表

 

 

曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

李白全詩

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

 

 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-26 全唐詩338-_24- 4 #2感春,四首之四-#2 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8070

 

 

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806年-018-#6 全唐文551-11-#6喜侯喜至贈張籍、張徹  【字解集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7944

 

 

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

 

 

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

 

 

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

 

 

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-66 柴門 杜詩詳注(卷一九(四)一六四三)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8071

 

 

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757年-集-2 【字解集】 園・歸・園官送菜・園人送瓜 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7993

 

 

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

 

 

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

 

 

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

 

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

 

 

 

杜甫詩 全詩 総合案内 

 

 

 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

 

 

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91)回目皇甫松十一首 《天仙子/浪濤沙/楊栁枝/摘得新/夢江南/採蓮子 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8108 (02/03)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

 

 

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉-034 贈婦詩三首井序其三 -#1 〔秦  嘉〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 8073

 

 

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玉集-06 同聾歌・贈婦詩三首 【字解集】   Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 8085

 

 

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 花間集 訳注解説 巻二-23 (86)回目皇甫松十一首 《摘得新二首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8078

(王子喬のように玉笛を吹こう、大盃一杯の大酒を酌みかわそう、時を逃すことなく、今宵の歓を尽くすべきことを詠む。)【今の一時が新たな事として掴み取って楽しもう、その一】

まず、大盃一杯の大酒を酌みかわす、そこには、王子喬のように玉笛を吹き鳴らさせることが必要である。そうすれば、王子喬のように仙界に行って不老長寿を得るかもしれない。

錦の筵、紅梅のもとに蝋燭ともされたその下で、この時は再びは来ないものだからこの時を逃さず、楽しむことである。春盛り、桃の花もただの一夜の軽やかな風と雨が降って来れば、空しきただの枝となるではないのか。だから、咲き誇っている時にこそ、たのしまねばならないのである。

 

 

 

 

 

花間集 巻二

 

 

 

 

 

 

 

(改訂版)-73-2皇甫松7《巻2-23 摘得新》

摘得新二首 其一

(王子喬のように玉笛を吹こう、大盃一杯の大酒を酌みかわそう、時を逃すことなく、今宵の歓を尽くすべきことを詠む。)【今の一時が新たな事として掴み取って楽しもう、その一】

酌一巵,須教玉笛吹。

まず、大盃一杯の大酒を酌みかわす、そこには、王子喬のように玉笛を吹き鳴らさせることが必要である。そうすれば、王子喬のように仙界に行って不老長寿を得るかもしれない。

錦筵紅燭,莫來遲。

錦の筵、紅梅のもとに蝋燭ともされたその下で、この時は再びは来ないものだからこの時を逃さず、楽しむことである。

繁紅一夜經風雨,是空枝。

春盛り、桃の花もただの一夜の軽やかな風と雨が降って来れば、空しきただの枝となるではないのか。だから、咲き誇っている時にこそ、たのしまねばならないのである。

(新たにするを得るを摘る【てきとくしん】二首 其の一)

一巵【し】を酌み、須く玉笛を吹かしむべし。

錦筵 紅の蝋燭、来たり遅るること莫かれ。

繁紅 一夜 風雨を経れば、是れ空枝なり。



『摘得新二首 其一』 現代語訳と訳註

(本文)

摘得新二首 其一

酌一巵,須教玉笛吹。

錦筵紅燭,莫來遲。

繁紅一夜經風雨,是空枝。

 

(下し文)

(新たにするを得るを摘る【てきとくしん】二首 其の一)

一巵【し】を酌み、須く玉笛を吹かしむべし。

錦筵 紅の蝋燭、来たり遅るること莫かれ。

繁紅 一夜 風雨を経れば、是れ空枝なり。

 

(現代語訳)

(王子喬のように玉笛を吹こう、大盃一杯の大酒を酌みかわそう、時を逃すことなく、今宵の歓を尽くすべきことを詠む。)【今の一時が新たな事として掴み取って楽しもう、その一】

まず、大盃一杯の大酒を酌みかわす、そこには、王子喬のように玉笛を吹き鳴らさせることが必要である。そうすれば、王子喬のように仙界に行って不老長寿を得るかもしれない。

錦の筵、紅梅のもとに蝋燭ともされたその下で、この時は再びは来ないものだからこの時を逃さず、楽しむことである。

春盛り、桃の花もただの一夜の軽やかな風と雨が降って来れば、空しきただの枝となるではないのか。だから、咲き誇っている時にこそ、たのしまねばならないのである。

 

(訳注)

摘得新二首 其一

54.(王子喬のように玉笛を吹こう、大盃一杯の大酒を酌みかわそう、時を逃すことなく、今宵の歓を尽くすべきことを詠む。)【今の一時が新たな事として掴み取って楽しもう、その一】

王子喬のように玉笛を吹き、鶴に乗って、仙界に雪不老長寿を得た。だから王子喬は年を取ることに気を使わなくても良い人であったが、人の寿命は金石のように不変ではないのだ。いつまでもいきると予測できる命はないのた。軽やかな風と雨が降れば散り去ってしまうのだ。だから、この花が咲き誇っているこのひと時をむだにしてはならない。

唐の教坊の曲名。『花間集』には皇甫松の二首のみ所収。単調二十六字、六句四平韻で、③⑤/5③/7③の詞形をとる。

摘得  枝枝葉葉
管弦兼美酒  最關
平生都得幾十度  展香

  
  
  

 

酌一巵,須教玉笛吹。

まず、大盃一杯の大酒を酌みかわす、そこには、王子喬のように玉笛を吹き鳴らさせることが必要である。そうすれば、王子喬のように仙界に行って不老長寿を得るかもしれない。

55. 巵 四升 〔約7.2リットル〕 入りの大盃。

56. 教 ここでは使役を表す。

仙人と黄色い鶴に関する黄鶴伝説 『列異伝』に出る故事。 子安にたすけられた鶴 (黄鵠が、子安の死後、三年間その墓の上でかれを思って鳴きつづけ、鶴は死んだが子安は蘇って千年の寿命を保ったという。ここでは、鶴が命の恩人である子安を思う心の強さを住持に喩えたもの。

 

錦筵紅燭,莫來遲。

錦の筵、紅梅のもとに蝋燭ともされたその下で、この時は再びは来ないものだからこの時を逃さず、楽しむことである。

57. 燭 「」は蠟の俗字,蠟燭。

58. 莫来遅 時を逃すな、の意。漢の無名氏『西門行』。「飲醇酒、炙肥牛、請呼心所歡、可用解愁憂。人生不滿百、常懷千歳憂。晝短而夜長、何不秉燭游。」(醇酒【じゅんしゅ】を飲み、肥牛【ひぎゅう】を炙り、請する心に歡ぶ所を呼べば、用って愁憂を解く可けん。人生は百に滿たず、常に千歳の憂いを懷う。晝【ひる】短くして夜長く、何ぞ燭游を秉らざるや。よい酒を飲み、肥えた牛の肉を炙り、自分の心から許せる相手をよびたいのだ、そのうえで初めて心の憂いを解消することが出来るというものなのだ。

人生は百年にも満たないというのに、常に千年後の憂いを心配するおろかなものである。

秋の日は昼は短くして夜は長いのが苦であるなら、明かりを照らし夜を比に継ぎ足して遊ばないのだ。(毎夜毎夜、ともし火を掲げて遊びをつくすべきなのだ。)

 

繁紅一夜經風雨,是空枝。

春盛り、桃の花もただの一夜の軽やかな風と雨が降って来れば、空しきただの枝となるではないのか。だから、咲き誇っている時にこそ、たのしまねばならないのである。

59. 繁紅 今が盛りと咲き誇る花。紅はここでは紅梅のこと。

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