花間集 訳注解説 巻二-05 (66)回目温庭筠 《訴衷情一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7958

巻二-05 (66)回目温庭筠 《訴衷情一首》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

201719

の紀頌之5つの校注Blog

 

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

 

 

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

744年-030卷164_9 來日大難(卷五(一)三六八)-#1Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7955

 

 

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744年-集05【字解集】 a初出金門・b東武吟・c來日大難・d古風三十八Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7979

 

 

孟浩然

李白詩

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

 

 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-19 全唐文551-11-#2至鄧州北寄上襄陽於相公書 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7956

 

 

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806年-018-#6 全唐文551-11-#6喜侯喜至贈張籍、張徹  【字解集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7944

 

 

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

 

 

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

 

 

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

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index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

 

 

Ⅲ 杜詩

詳注

757年-63 園官送菜 -#3 (本文-2) 杜詩詳注(卷一九(四)一六三六)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7957

 

 

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757年-集-2 【字解集】 園・歸・園官送菜・園人送瓜 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7993

 

 

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

 

 

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

 

 

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

 

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

 

 

 

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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

 

 

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花間集 訳注解説 巻二-05 (66)回目温庭筠 《訴衷情一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7958 (01/09)

 

 

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70)回目温庭筠 《清平樂/遐方怨/訴衷情/思帝/夢江南 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7982 (01/13)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

 

 

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉-027 羽林郎詩一首 -#2〈〔辛 延年〕〉 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7959

 

 

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玉集-04 歌詩一首井序・留別妻一首・羽林郎詩一首【字解集】〈〉 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7977

 

 

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花間集 訳注解説 巻二-05 (66)回目温庭筠 《訴衷情一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7958
(春、寵愛を完全に失った妃嬪は、辺境より帰らぬ男を思う女の情とまったく同じ心情であることを詠う。)

又春が来て、眠れぬままに鶯が鳴くのをきき、花が風に舞い散りゆくのを眺めていると正午を過ぎている、それから、細かな雨は降り続く。寵愛を一手に受けていたころの金帯の枕をあてて、宮錦の褥、鳳凰の模様がえがかれた垂絹がたれる閨に、さびしさと侘しさに包まれる。柳は風になよなよと枝をからませ、蝶は花へととびかう、ああ、柳のように、蝶のようにあの人と春を過ごしたい。北方の国境、遼陽にいってしまった征夫を待つ多くの女は、手紙も噂話さえもすぐに稀になるってしまうという。そんな女は夢の中に男が帰ってきてくれるという。諦めてはいけない、何時か復寵愛を受けることを夢見てしっかりしよう。

 

 

 

 

花間集 巻二

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《訴衷情》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『訴衷情』 十三首

 

 

作者

初句7字

 

 

溫庭筠

巻一

訴衷情一首

鶯語花舞春晝午

 

 

韋莊(韋相莊)

巻二

訴衷情二首 其一

燭燼香殘簾半卷

 

 

巻二

訴衷情二首 其二

碧沼紅芳煙雨靜

 

 

毛文錫

巻五

訴衷情二首其一

桃花流水漾縱橫

 

 

巻五

訴衷情二首其二

鴛鴦交頸繡衣輕

 

 

巻七

訴衷情二首 其一

香滅簾垂春漏永

 

巻七

訴衷情二首 其二

永夜人何處去

 

魏承班(魏太尉承班)

巻九

訴衷情五首 其一

高歌宴罷月初盈

 

 

巻九

訴衷情五首 其二

春深花簇小樓臺

 

 

巻九

訴衷情五首 其三

銀漢雲晴玉漏長

 

 

巻九

訴衷情五首 其四

金風輕透碧

 

 

巻九

訴衷情五首 其五

春情滿眼臉紅綃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作者

詩題

詞形 ○平韻 ●仄韻

 

溫庭筠

訴衷情一首

7③❸❷③ ⑤②⑤③

33

六平・二仄

 

(❷❷❸③❸❷③ ⑤②⑤③)

(十一句六平五仄)

韋莊

訴衷情二首其一

7③❸❷③ ⑤②⑤③

33

六平・二仄

訴衷情二首其二

⑦③❸❷③ ⑤②⑤③

33

六平・二仄

毛文錫

訴衷情二首其一

7⑤33⑤ ⑤③⑦③

41

六平韻

訴衷情二首其二

7⑤33⑤ ⑤③⑦③

41

六平韻

顧夐

訴衷情二首其一

7③❸❷③ ⑤②⑤③

33

六平・二仄

訴衷情二首其二

7③❸❷③ ⑤②⑤③

33

六平・二仄

魏承班

訴衷情五首其一

⑦⑤3③⑤ ⑤③⑦③

41

八平韻

訴衷情五首其二

⑦⑤3③⑤ ⑤③⑦③

41

八平韻

訴衷情五首其三

⑦⑤3③⑤ ⑤③⑦③

41

八平韻

訴衷情五首其四

⑦⑤3③⑤ 5③7③

41

六平韻

訴衷情五首其五

⑦⑤3③⑤ ⑤③⑦③

41

八平韻

 

 

(改訂版)溫庭筠55《巻2-05 訴衷情一首》

訴衷情一首
(春、寵愛を完全に失った妃嬪は、辺境より帰らぬ男を思う女の情とまったく同じ心情であることを詠う。)

鶯語花舞春晝午,雨霏微。
又春が来て、眠れぬままに鶯が鳴くのをきき、花が風に舞い散りゆくのを眺めていると正午を過ぎている、それから、細かな雨は降り続く。
金帶枕,宮錦,鳳凰帷。
寵愛を一手に受けていたころの金帯の枕をあてて、宮錦の褥、鳳凰の模様がえがかれた垂絹がたれる閨に、さびしさと侘しさに包まれる。
柳弱蝶交飛,依依。
柳は風になよなよと枝をからませ、蝶は花へととびかう、ああ、柳のように、蝶のようにあの人と春を過ごしたい。
遼陽音信稀,夢中歸。
北方の国境、遼陽にいってしまった征夫を待つ多くの女は、手紙も噂話さえもすぐに稀になるってしまうという。そんな女は夢の中に男が帰ってきてくれるという。諦めてはいけない、何時か復寵愛を受けることを夢見てしっかりしよう。


鶯語り花舞う春の晝午,雨は霏微【ひび】たり。
金帶の枕,錦なる宮に,鳳凰の帷【たれきぬ】。
柳弱らかく蝶 交り飛ぶ,依を依とする。
遼陽 音信 稀れなり,夢中にして歸る。


(改訂版)溫庭筠55《巻2-05 訴衷情一首》

『訴衷情』 現代語訳と訳註
(
本文)
訴衷情
鶯語花舞春晝午,雨霏微。
金帶枕,宮錦,鳳凰帷。
柳弱蝶交飛,依依。
遼陽音信稀,夢中歸。


(下し文)
鶯語り花舞う春の晝午,雨は霏微【ひび】たり。
金帶の枕,錦なる宮に,鳳凰の帷【たれきぬ】。
柳弱らかく蝶 交り飛ぶ,依を依とする。
遼陽 音信 稀れなり,夢中にして歸る。


(現代語訳)
(春、寵愛を完全に失った妃嬪は、辺境より帰らぬ男を思う女の情とまったく同じ心情であることを詠う。)

又春が来て、眠れぬままに鶯が鳴くのをきき、花が風に舞い散りゆくのを眺めていると正午を過ぎている、それから、細かな雨は降り続く。
寵愛を一手に受けていたころの金帯の枕をあてて、宮錦の褥、鳳凰の模様がえがかれた垂絹がたれる閨に、さびしさと侘しさに包まれる。
柳は風になよなよと枝をからませ、蝶は花へととびかう、ああ、柳のように、蝶のようにあの人と春を過ごしたい。
北方の国境、遼陽にいってしまった征夫を待つ多くの女は、手紙も噂話さえもすぐに稀になるってしまうという。そんな女は夢の中に男が帰ってきてくれるという。諦めてはいけない、何時か復寵愛を受けることを夢見てしっかりしよう。


(訳注)
(改訂版)溫庭筠55《巻2-05 訴衷情一首》

1. 訴衷情一首
(春、寵愛を完全に失った妃嬪は、辺境より帰らぬ男を思う女の情とまったく同じ心情であることを詠う。)

2. 【解説】

 春、寵愛を完全に失った妃嬪は、辺境より帰らぬ男を思う女の情とまったく同じ心情であることを詠う。

初めに、室外の景を、次いで視線は室内に移る。金糸で帯状に飾った枕、贅を尽くした掛け布団、鳳凰の刺繍の帳。それらが豪華であることは、後宮で一時は寵愛を一手に浴びていたということである。そうであればあるほど、女の悲しみを一層そそるのであるが、妃嬪は。それでも寵愛を受けるための努力をしないといけないのである。垂れ下がった柳の枝は若い妃嬪の細腰、その枝の間を飛ぶ蝶。蝶は細腰の間を飛んでゆく。これではまるで、最果ての守りに出かけた男から便りもなく、夢に帰って来るだけというのとまったく同じではないか、だからもっと努力をして寵愛を取り戻したいと心に思うのである。

唐の教坊の曲名。文頭の表のように『花間集』には十三首所収されている。単調と双調とがある。温庭筠の作は一篇収められている。この詩は単調三十三字、九句六平韻二仄韻で、7③❸❷③ ⑤②⑤③の詞形をとる。ただ、初句7字を❷❷❸と短い句にして考えることもできる。どの場合十一句六平韻五仄韻となる。

鶯語花舞春晝午  雨霏
金帶   鳳凰

柳弱蝶交飛   

遼陽音信稀 夢中

 
  

  

 


鶯語花舞春晝午,雨霏微。
又春が来て、眠れぬままに鶯が鳴くのをきき、花が風に舞い散りゆくのを眺めていると正午を過ぎている、それから、細かな雨は降り続く。
3. ・この二句はうとうととしていて鶯の声で起きた。朝からそぼ降る雨が夕方まで続くことを云う。この句によって寂しさの表現を強調することになっている。


金帶枕,宮錦,鳳凰帷。
寵愛を一手に受けていたころの金帯の枕をあてて、宮錦の褥、鳳凰の模様がえがかれた垂絹がたれる閨に、さびしさと侘しさに包まれる。
4. 金帶枕 金の編み込みの帯のついた枕である。金鏤枕と同じであろう。黄金をちりばめた枕。曹植「洛神の賦」(『文選』巻一九)の李善の注が引く「記」 に、「東阿王(曹植)朝に入り、帝(文帝=曹丕)は植に甄后の玉銭金帯枕を示す」。

「金帶枕」,「宮錦」,「鳳凰帷」部屋にこれだけのものがある女性は妃嬪ということであろう。


柳弱蝶交飛,依依。
柳は風になよなよと枝をからませ、蝶は花へととびかう、ああ、柳のように、蝶のようにあの人と春を過ごしたい。
5. 柳 蝶は花から花へ、細腰の女から細腰の女へとゆく男性を意味する。女性を意味するのは柳、花が女性を示す。
6.
 依依 依依はそれぞれ柳に依りと蝶に依りが私が生かされるということである。


遼陽音信稀,夢中歸。
北方の国境、遼陽にいってしまった征夫を待つ多くの女は、手紙も噂話さえもすぐに稀になるってしまうという。そんな女は夢の中に男が帰ってきてくれるという。諦めてはいけない、何時か復寵愛を受けることを夢見てしっかりしよう。
7. 遼陽 今、遼寧省洛陽県西南にあたる地名、古くから征夫の行ったところとして詩詞にあらわれる。この詩では行ったきりで帰ってこないことの喩えとしている。実際に行ったわけではない

 

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