花間集 訳注解説 巻二-03 (64)回目温庭筠 《遐方怨二首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7946

 巻二-03 (64)回目温庭筠 《遐方怨二首其一》

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

201717

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

 

 

Ⅰ李白詩

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744年-集05【字解集】 a初出金門・b東武吟・c來日大難・d古風三十八Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7979

 

 

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806年-018-#6 全唐文551-11-#6喜侯喜至贈張籍、張徹  【字解集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7944

 

 

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韓愈 哲学・儒学「五原」

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

 

 

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757年-63 園官送菜 -#1 (序文) 杜詩詳注(卷一九(四)一六三六)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7945

 

 

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757年-集-2 【字解集】 園・歸・園官送菜・園人送瓜 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7993

 

 

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杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

 

 

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

 

 

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

 

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

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花間集 訳注解説 巻二-03 (64)回目温庭筠 《遐方怨二首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7946 (01/07)

 

 

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70)回目温庭筠 《清平樂/遐方怨/訴衷情/思帝/夢江南 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7982 (01/13)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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.唐五代詞詩・女性

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玉-026 留別妻一首 -#2〈〔蘇  武〕〉 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7947

 

 

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玉集-04 歌詩一首井序・留別妻一首・羽林郎詩一首【字解集】〈〉 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7977

 

 

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花間集 訳注解説 巻二-03 (64)回目温庭筠 《遐方怨二首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7946

(心が通い合わず、どこか遠くへ行ってしまい、悲しみと侘しさに堪えきれず、物憂げに過ごしていたが、思い直してしっかりと生きて行こうと詠う)

花はその弁を半ばほころびはじめている、雨はけさ早くに晴れあがっている。
夜は明けても閨に臥したまま、いまだ簾をかかげようとはしない。あの人との夢だけがのこるだけだから、かなしく愁いの心持で、いつしか暁の鶯の啼く声を聞くのです。昨夜のお化粧はもうくずれてしまい、えがいた眉ずみの色もうすれて、おしろいは額に寄り、線のように横たわっている。鏡にむかって髷【わげ】をたばね、刺繍をしたうすぎぬの上衣をかるく身にまとう。
(崩れた夜の化粧を落として、朝の化粧を済ませた女の哀いい愁い。)

 

 

 

 

 

 

花間集 巻二

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《遐方怨》

 

 

 

 

 

 

 

溫庭筠《遐方怨 二首之一》

花半坼,雨初晴。
未卷珠簾,夢殘,惆悵聞曉鶯。
宿妝眉淺粉山橫。
約鬟鸞鏡裏,繡羅輕。

 

溫庭筠《遐方怨 二首之二》

憑繡檻,解羅帷。
未得君書,腸斷(一作斷腸),瀟湘春雁飛。
不知征馬幾時歸?
海棠花謝也,雨霏霏。

 

 

顧夐《遐方怨》 

簾影細,簟紋平。

象紗籠玉指,縷金羅扇輕。

嫩紅雙臉似花明,兩條眉黛遠山橫。

風簫歇,鏡塵生。

遼塞音書,夢魂長暗驚。

玉郎經負娉婷,教人爭不恨無情。

 

孫光憲《遐方怨》 

紅綬帶,錦香囊。

爲表花前意,慇懃贈玉郎。

此時更自役心腸,轉添秋夜夢魂狂。 

思豔質,想嬌妝。

願早傳金盞,同歡臥醉

任人猜妒盡提防。到頭須使是鴛鴦。

 

 

《遐方怨 二首之一》

(心が通い合わず、どこか遠くへ行ってしまい、悲しみと侘しさに堪えきれず、物憂げに過ごしていたが、思い直してしっかりと生きて行こうと詠う)

花半坼,雨初晴。

早春になり、雨はけさ早くに晴れあがって、花のつぼみはその弁を半ばほころびはじめ、春心を目覚め指す、枝に雨の雫が光る。
未卷珠簾,夢殘,惆悵聞曉鶯。

玉簾をいまだにまきあげることはしない。あのお方と別れた時のままにしていたいし、その時を夢に残しておきたいから、眠りも浅く、かなしく愁いの心持でうとうとしていると、いつしか暁の鶯の啼く声が聞こえてくる。
宿妝眉淺粉山橫。

若い時のように眉もお化粧もくずれることはなかったけれど、何事も物憂げで化粧もあまりしないで、直ぐ横になって臥してしまう。

約鬟鸞鏡裏,繡羅輕。
思い直して、あのお方から贈られた鸞鳳の鏡に映して髷【わげ】をたばねて、刺繍をしたうすぎぬの上衣をかるく身にまとう。(あのお方がここに帰って来ることをしっかり思い続けていきていくことが大切なのだ。)

(遐方怨二首の一)
花 半坼【はんたく】し,雨 初めて晴る。
未だ珠簾を卷ずして,夢は殘り,惆悵【ちょうちょう】して曉
【ぎょうおう】を聞く。
妝を宿して眉淺く粉【おしろい】山橫たえるなり。
鬟を約して鸞鏡【らんきょう】の裏【うち】,繡羅 輕やかなり。


 

『遐方怨』二首 之一 現代語訳と訳註
(
本文
遐方怨 二首之一

花半坼,雨初晴。
未卷珠簾,夢殘,惆悵聞曉鶯。
宿妝眉淺粉山橫。
約鬟鸞鏡裏,繡羅輕。


(下し文) 

遐方怨
花 半坼【はんたく】し,雨 初めて晴る。
未だ珠簾を卷ずして,夢は殘り,惆悵【ちょうちょう】して曉鶯【ぎょうおう】を聞く。
妝を宿して眉淺く粉【おしろい】山橫たえるなり。
鬟を約して鸞鏡【らんきょう】の裏【うち】,繡羅 輕やかなり。


(現代語訳)
(心が通い合わず、どこか遠くへ行ってしまい、悲しみと侘しさに堪えきれず、物憂げに過ごしていたが、思い直してしっかりと生きて行こうと詠う)

花はその弁を半ばほころびはじめている、雨はけさ早くに晴れあがっている。
夜は明けても閨に臥したまま、いまだ簾をかかげようとはしない。あの人との夢だけがのこるだけだから、かなしく愁いの心持で、いつしか暁の鶯の啼く声を聞くのです。
昨夜のお化粧はもうくずれてしまい、えがいた眉ずみの色もうすれて、おしろいは額に寄り、線のように横たわっている。
鏡にむかって髷【わげ】をたばね、刺繍をしたうすぎぬの上衣をかるく身にまとう。
(崩れた夜の化粧を落として、朝の化粧を済ませた女の哀いい愁い。)



(訳注)
1. 遐方怨 二首之一
(心が通い合わず、どこか遠くへ行ってしまい、悲しみと侘しさに堪えきれず、物憂げに過ごしていたが、思い直してしっかりと生きて行こうと詠う)

2. 遐方 遠方の土地。

夫が家に帰ってこない妻、愛妾の此処も地を詠うものでその夫というのは、①寵愛を失った妃嬪。②浮気性な男の妻愛妾。③行役で遠くの地に赴任したまま連絡してこない高官の妻、愛妾。④旅商人の妻、愛妾。⑤国境の守りにつぃている夫を思う。この詩の場合①~④の可能性がある。当時の状況として、どの場合も、正妻、第一夫人ではないというのは基本である。この詩の雰囲気から、妃嬪、高官の愛妾ということであろう。

3. 遐方怨:唐の教坊の曲名。単調と双調がある。単調は溫庭筠に始まり、双調は、顧夐、孫光憲にはじまった。『花間集』には三首所収。温庭筠の作は二首、顧夐一首収められている。避方怨 単調三十二字、七句四平韻(詞譜二)、3③42⑤⑦5③の詞形をとる。

花半坼 雨初
未卷珠簾 夢殘 惆悵聞曉

宿妝眉淺粉山 
約鬟鸞鏡裏 繡羅

 
  


 

 

花半坼,雨初晴。
早春になり、雨はけさ早くに晴れあがって、花のつぼみはその弁を半ばほころびはじめ、春心を目覚め指す、枝に雨の雫が光る。
4. 坼 さける、 わかれる、ひらく、 さけめ
「牡丹半坼初經雨,雕檻翠幕朝陽。」「正海棠半坼,不耐春寒。」
「草木半舒坼,不類冰雪晨。」(草木は半ば舒坼(じょたく)し、氷雪の晨に類()ず。)

行次西郊作 一百韻 李商隠 紀頌之の漢詩ブログ李商隠特集150- 149

5. 「花半坼・雨初晴」乙女から女になろうと宮中であれば、寵愛を受けるまで、徹底して教育され、練習を重ねて初夜を迎える。芸妓の場合も幼くして,置屋に預けられ十五歳になるまで、教育される。この句は初夜を迎えた時のことを詠っている。

余談だが、芸妓の雛妓(半玉)の「初夜権」は高い値段で買い取られたかった。南曲の半玉、張住住が成人になろうとした時、金持の陳小鳳は大金を出し「その元を取ろう」とした。彼女はすでに処女を失っていたが、手管を使って処女のごとく振舞って陳を騙した。陳は処女を得たと思い、さらに三緡(一緡は銅銭一千枚)を張家にやった。その他、「買断」という決まりもあった。つまり妓女が一人の客に独占されることであり、客が毎日仮母に一緒を払うと、この妓女はもう他の客をとれなかった。
 

未卷珠簾,夢殘,惆悵聞曉鶯。 

玉簾をいまだにまきあげることはしない。あのお方と別れた時のままにしていたいし、その時を夢に残しておきたいから、眠りも浅く、かなしく愁いの心持でうとうとしていると、いつしか暁の鶯の啼く声が聞こえてくる。
6. 憫帳 憂え悲しむこと。温庭筠『更漏子 一』「惆悵謝家池閣」 謝女というのは晋の謝安が東山の彼を愛した故事から出たもの。過去女もそういう時期もあった。李白『送侄良攜二妓赴會稽戲有此贈』「攜妓東山去。春光半道催。遙看若桃李。 雙入鏡中開。」送姪良携二妓赴会稽戯有此贈  李白Kanbuniinkai紀頌之の漢詩李白特集350 -287
池閣は、謝霊運の「池塘生春草」
にかけて、池堀に春草の生ずるようになったという春情にかける意がある。


宿妝眉淺粉山橫。
若い時のように眉もお化粧もくずれることはなかったけれど、何事も物憂げで化粧もあまりしないで、直ぐ横になって臥してしまう。

7. 宿妝 宵越しの化粧。岑参《醉戏窦子美人》朱唇一点桃花殷,宿妆娇羞偏髻鬟。

鬟鸞鏡裏,繡羅輕。
思い直して、あのお方から贈られた鸞鳳の鏡に映して髷【わげ】をたばねて、刺繍をしたうすぎぬの上衣をかるく身にまとう。(あのお方がここに帰って来ることをしっかり思い続けていきていくことが大切なのだ。)
8. 鸞鏡 背面に鸞を彫んだ鏡。

 

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