花間集 訳注解説 巻一50 (60)回目温庭筠 《玉蝴蝶》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7922

巻一50 (60)回目温庭筠 《玉蝴蝶》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

201713

の紀頌之5つの校注Blog

 

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

 

 

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

744年 026-027まで 【字解集】杜陵句・君子有所思行Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7919

 

 

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

 

 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-018-#2 全唐文551-11-#2喜侯喜至贈張籍、張徹 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7920

 

 

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806年-017-#11 巻二 18-#11巻02-19薦士 【字解集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7908

 

 

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index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

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韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

 

 

Ⅲ 杜詩

詳注

757年-60 豎子至 杜詩詳注(卷一九(四)一六三四)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7921

 

 

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757年-54 承聞河北諸道節度入朝歡喜口號句十二首 【字解集】 杜詩詳注(卷一八(四)頁一六二九)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7885

 

 

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

 

 

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

 

 

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

 

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

 

 

 

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54)回目温庭筠 《南歌子七首 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7886 (12/24)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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.唐五代詞詩・女性

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玉集-03 雑詩九首【字解集】Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7923

 

 

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花間集 訳注解説 巻一50 (60)回目温庭筠 《玉蝴蝶》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7922

(遠い異国から嫁いで来たのに、長期の行役で家を空けたまま、気が変わって帰ってこないのではないのかと心配でやせ細っても、誰もわかってはくれないと詠う)

「自他を分たぬ」ほどに愛してくれたあのお方は遠い行役でどこかに行ったきりで、いまだに帰る時期を知らせてくれない、季節も移り変わり西から吹く風はものさびしいせつなさ、別れの時の心の傷にさみしさを連れて吹いて傷が深くなるばかりだ国境のそとではもうすでに寒くなって、とっくに草も枯れて衰えているというのに、江南では雁が飛んでくるのが遅いという、あのお方の知らせも遅いというだけなのか、あるいは、「江南の橘、江北の枳となる」ということで愛する気持ちがなくなったのだろうか。あんなに美しい芙蓉花が枯れて凋むような頬も落ちている、それに新しく描いた眉も青柳の葉が散ったように薄れ落ちてしまう。こんなにものすべてが枯れて落ち別れていく秋は人を悲しくさせてしまう、心も体も痩せ細っていき、おなかの腸も断ち切れてしまう、こんな苦しいことは誰が知ってくれるというのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

花間集 巻一  玉 蝴 蝶

 

 

 

 

 

 

玉蝴蝶
(遠い異国から嫁いで来たのに、長期の行役で家を空けたまま、気が変わって帰ってこないのではないのかと心配でやせ細っても、誰もわかってはくれないと詠う)

秋風淒切傷離,行客未歸時。
「自他を分たぬ」ほどに愛してくれたあのお方は遠い行役でどこかに行ったきりで、いまだに帰る時期を知らせてくれない、季節も移り変わり西から吹く風はものさびしいせつなさ、別れの時の心の傷にさみしさを連れて吹いて傷が深くなるばかりだ

寒外草先衰,江南雁到遲。
国境のそとではもうすでに寒くなって、とっくに草も枯れて衰えているというのに、江南では雁が飛んでくるのが遅いという、あのお方の知らせも遅いというだけなのか、あるいは、「江南の橘、江北の枳となる」ということで愛する気持ちがなくなったのだろうか。
芙蓉凋嫩臉,楊柳墮新眉。
還らないあの人を待ち侘びて蓮の花が枯れて凋むような頬も落ちている、それに新しく描いた眉も青柳の葉が散ったように薄れ落ちてしまう。
搖落使人悲,腸斷誰得知?
こんなにものすべてが枯れて落ち別れていく秋は人を悲しくさせてしまう、心も体も痩せ細っていき、おなかの腸も断ち切れてしまう、こんな苦しいことは誰が知ってくれるというのでしょうか。
玉の胡蝶
秋の風 淒として切なく離るることを傷み,行客は未だ歸る時なし。
寒外 草 衰えること先んじ,江南 雁 遲れて到る。
芙蓉 凋嫩【ちょうどん】の臉,楊柳の新たの眉を墮つ。
搖落して人をして悲しましむ,腸斷して誰か知るを得んや?


紅梅002


『玉蝴蝶』 現代語訳と訳註
(
本文)

玉蝴蝶
秋風淒切傷離,行客未歸時。
寒外草先衰,江南雁到遲。
芙蓉凋嫩臉,楊柳墮新眉。
搖落使人悲,腸斷誰得知?


(下し文)
玉蝴蝶
秋の風 淒として切なく離るることを傷み,行客は未だ歸る時なし。
寒外 草 衰えること先んじ,江南 雁 遲れて到る。
芙蓉 凋嫩【ちょうどん】の臉,楊柳の新たの眉を墮つ。
搖落して人をして悲しましむ,腸斷して誰か知るを得んや?


(現代語訳)
(遠い異国から嫁いで来たのに、長期の行役で家を空けたまま、気が変わって帰ってこないのではないのかと心配でやせ細っても、誰もわかってはくれないと詠う)

「自他を分たぬ」ほどに愛してくれたあのお方は遠い行役でどこかに行ったきりで、いまだに帰る時期を知らせてくれない、季節も移り変わり西から吹く風はものさびしいせつなさ、別れの時の心の傷にさみしさを連れて吹いて傷が深くなるばかりだ

国境のそとではもうすでに寒くなって、とっくに草も枯れて衰えているというのに、江南では雁が飛んでくるのが遅いという、あのお方の知らせも遅いというだけなのか、あるいは、「江南の橘、江北の枳となる」ということで愛する気持ちがなくなったのだろうか。
あんなに美しい芙蓉花が枯れて凋むような頬も落ちている、それに新しく描いた眉も青柳の葉が散ったように薄れ落ちてしまう。
こんなにものすべてが枯れて落ち別れていく秋は人を悲しくさせてしまう、心も体も痩せ細っていき、おなかの腸も断ち切れてしまう、こんな苦しいことは誰が知ってくれるというのでしょうか。

 

安史の乱期 勢力図 002


(訳注)
1.
玉蝴蝶

(遠い異国から嫁いで来たのに、長期の行役で家を空けたまま、気が変わって帰ってこないのではないのかと心配でやせ細っても、誰もわかってはくれないと詠う)

2.唐の教坊の曲名。西域の異民族の蝶。『花間集』には二首所収。温庭筠と 孫少監光憲の作、二首が収められている。双調四十一字、前段二十一字四句四平韻、後段二十字四句三平韻で、⑥⑤⑤⑤/5⑤⑤⑤の詞形をとる。

玉蝴蝶 双調四十一字、前段四句四平韻、後段四句三平韻(詞譜四)。

秋風淒切傷  行客未歸
寒外草先  江南雁到
芙蓉凋嫩臉  楊柳墮新
搖落使人  腸斷誰得

 
 
 
 
3.
 蝴蝶 西域の異民族の蝶ということであるが、ここでは高貴、富貴の家に愛妾として嫁いだ西域の公主の女性を云い、その女性が最も輝いているころのことを指している。荘子の夢に出てくる蝶のような女性である。

[荘子斉物論]胡蝶

昔者、荘周夢為胡蝶。

栩栩然胡蝶也。

自喩適志与。

不知周也。

俄然覚、則遽遽然周也。

不知周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与。

周与胡蝶、則必有分矣。

此之謂物化。   

昔者、荘周夢に胡蝶と為る。

栩栩然として胡蝶なり。

自ら喩しみ志に適へるかな。

周なるを知らざるなり。

俄然として覚むれば、則ち遽遽然として周なり。

知らず周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるか。

周と胡蝶とは、則ち必ず分有らん。

此れを之れ物化と謂ふ。

(荘子が夢で胡蝶になって楽しみ、自分と蝶との区別を忘れ たという故事から)現実と夢の区別がつかないこと。 自他を分たぬ境地。また、人生のはかなさにたとえる。蝶夢。


秋風淒切傷離,行客未歸時。
「自他を分たぬ」ほどに愛してくれたあのお方は遠い行役でどこかに行ったきりで、いまだに帰る時期を知らせてくれない、季節も移り変わり西から吹く風はものさびしいせつなさ、別れの時の心の傷にさみしさを連れて吹いて傷が深くなるばかりだ

4. 秋風 秋風は悲愁に結びつく語。宋玉『九辨』、「悲哉秋之為氣也!」
5.
 凄切 さびしくいたましいこと。
6.
 行客 長期の行役をしている旅人。征夫の場合もあるが、高貴、富貴の者でなければこの詩はできない。

寒外草先衰,江南雁到遲。
国境のそとではもうすでに寒くなって、とっくに草も枯れて衰えているというのに、江南では雁が飛んでくるのが遅いという、あのお方の知らせも遅いというだけなのか、あるいは、「江南の橘、江北の枳となる」ということで愛する気持ちがなくなったのだろうか。
この聯は完全対句となっているので意味もそれを基本に読み取る。。

7. 寒外・江南 / 草先衰・雁到遲 

8.  雁と書信をかけていう。

中国の穀倉地帯で,稲作が盛ん。4世紀,五胡の侵入によって,東晋(晋)が江南に建国,南北朝時代に開発が進んだ。

江南の橘、江北の枳となる《「韓詩外伝」一〇など諸書に見える中国のことわざから》江南のタチバナを江北に移し植えればカラタチとなる。人は住む所によって性質が変化することのたとえ。棲むところによって性格が変わり、違う女に入り浸っている。


芙蓉凋嫩臉,楊柳墮新眉。

あんなに美しい芙蓉花が枯れて凋むような頬も落ちている、それに新しく描いた眉も青柳の葉が散ったように薄れ落ちてしまう。
9. 芙蓉凋嫩臉 芙蓉:若々しい女性を象徴するもの。凋嫩臉:精神的苦痛が頬をこけさせることを云う。
10.
 楊柳墮新眉 楊柳:男女の若々しい様子を示すもので男女のいとなみも暗示させる。柳の葉の形の眉も若い女性がした化粧である。この聯は完全対句となっている。

11. 芙蓉 女性の若くて美しい人。女性の顔。女性の性器。

12. 楊柳 楊柳は男女を示す。また楊は男を示す語である。柳は女性であるが、細柳は女性を示す語として、つかわれ、楊柳は性行為を暗示する。

搖落使人悲,腸斷誰得知?
こんなにものすべてが枯れて落ち別れていく秋は人を悲しくさせてしまう、心も体も痩せ細っていき、おなかの腸も断ち切れてしまう、こんな苦しいことは誰が知ってくれるというのでしょうか。
13. 搖落 うらがれること。
宋玉『九辨』、
悲哉秋之為氣也!
蕭瑟兮草木搖落而變衰,

杜甫『蒹葭』
摧折不自守,秋風吹若何?
暫時花戴雪,幾處葉沈波。
體弱春苗早,叢長夜露多。
江湖後搖落,亦恐
蹉跎。

秦州抒情詩(13) 兼葭 杜甫 <298> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1361 杜甫詩 700- 418

断腸は胸のもやもやではなく下半身のもやもやをいう。 
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