花間集 訳注解説 巻一46 (56)回目温庭筠 《河瀆神三首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7898

 巻一46 (56)回目温庭筠 《河瀆神三首其二》 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20161226

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

 

 

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757年-54 承聞河北諸道節度入朝歡喜口號句十二首 【字解集】 杜詩詳注(卷一八(四)頁一六二九)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7885

 

 

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杜甫詩(11)762年蜀中転々43

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花間集 訳注解説 巻一46 (56)回目温庭筠 《河瀆神三首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7898

(多くの者が冬の渇水期で風が強く悪天候で水駅に船が足止めされその客中には何処かに妾として嫁ぐ謝娘がいた、その不安な気持ちを詠う。)

単独に立っている廟社が寒々とした大きな流れに向かいたっている。天候が悪い日がつづき、ここ西陵峡には巫山の巫女の化身の風まじりの雨がしとしとと降って、舟の出発が出来ない。足止めをしている者たちの中に美しい娘が恨みがましく愁いをもってきれいな船の先に身を寄せている。はらはらと止めどなくまるで玉飾りのように涙を流している。夕暮れには悲しく響く《人日思歸》の曲は花が咲き始め、鶯が啼くのをきいて帰郷の気持ちが増したというものだが、この娘は、「雁が落ちる」のを見て、帰郷のきもちになったのであろう、それにしても、山里に早梅の香りの満ちてくる頃に、もうなってきている。考えを回らせて見れば、これまでとこれからの、二つの心はうち沈み晴れる事は無く、生きがいというものがなく離れてゆく魂はこのままどこかにいってさすらうことだろう。

 

 

 

河瀆神三首

其一

河上望叢祠,廟前春雨來時。

楚山無限鳥飛遲,蘭棹空傷別離。

何處杜鵑啼不歇,豔紅開盡如血。

蟬鬢美人愁,百花芳草佳節。

 

其二

孤廟對寒潮,西陵風雨蕭蕭。

謝娘惆悵倚欄橈,淚流玉筋千條。

暮天愁聽思歸落,早梅香滿山郭。

迴首兩情蕭索,離魂何處飄泊。

 

其三

銅皷賽神來,滿庭幡蓋徘徊。

水村江浦過風雷,楚山如畫煙開。

離別櫓聲空蕭索,玉容惆悵粧薄。

青麥鷰飛落落,捲簾愁對珠閣。

 

 

河瀆神三首 其一

(道女・女僧になることが出来て、後宮の中で出来なかった恋愛が出来る喜びを詠うもの。)

河上望叢祠,廟前春雨來時。

舟の上より川岸の木立に囲まれた祠に向いながめやる。それが、いま春も盛りになれば、廟殿の辺りで神女と襄王とのように「朝雲暮雨」を重なり交じりあうことができる。

楚山無限鳥飛遲,蘭棹空傷別離。

この雨は楚の山々には、果てしない思いがとどき、ここに集まる鳥たちでさえも飛びたつのに「豔質如明玉」と時を忘れ、遅くなってしまう、此処を旅立つのに立派な棹を準備されていても、神女と過ごした寝牀を開けてしまうことなどできない、もう少しでも寝牀で過ごしたということになって、旅立ちは遅くなるし、別れることは空しくこころ傷めるのである。

何處杜鵑啼不歇,豔紅開盡如血。

愛を求めて何処にでも杜鵑は鳴きつづけ声が死ぬまで絶えることはない。こんなに艶多き啼きごえをきけば赤き躑躅が血の色に染まったように、神女の頬を赤く染めるほど情熱を持ってくれるのである。

蟬鬢美人愁,百花芳草佳節。

若く美しい蝉の髪型の以前は妃嬪であった美人はもう寵愛を得るために愁うことなどまったくないのだ、若くて、花咲き乱れ草薫る絶頂の良き時を過ごせることができる、素晴らしい季節を謳歌してゆくのだ。

(河瀆神三首其の一)

河上 叢祠【そうし】を望み,廟前にある 春雨來たる時に。

楚山 限り 無く鳥 飛ぶこと遲く,蘭棹【らんとう】空しく別離を傷【いた】む。

何處にか 杜鵑【ほととぎす】啼き歇【や】まざるに,豔紅【えんこう】開き盡して血の如し。

蟬鬢【ぜんびん】の美人 愁【た】たば,百花 芳草 佳節なり。

 

河瀆神三首 其二

(多くの者が冬の渇水期で風が強く悪天候で水駅に船が足止めされその客中には何処かに妾として嫁ぐ謝娘がいた、その不安な気持ちを詠う。)

孤廟對寒潮,西陵風雨蕭蕭。

単独に立っている廟社が寒々とした大きな流れに向かいたっている。天候が悪い日がつづき、ここ西陵峡には巫山の巫女の化身の風まじりの雨がしとしとと降って、舟の出発が出来ない。

謝娘惆悵倚欄橈,淚流玉筋千條。

足止めをしている者たちの中に美しい娘が恨みがましく愁いをもってきれいな船の先に身を寄せている。はらはらと止めどなくまるで玉飾りのように涙を流している。

暮天愁聽思歸落,早梅香滿山郭。

夕暮れには悲しく響く《人日思歸》の曲は花が咲き始め、鶯が啼くのをきいて帰郷の気持ちが増したというものだが、この娘は、「雁が落ちる」のを見て、帰郷のきもちになったのであろう、それにしても、山里に早梅の香りの満ちてくる頃に、もうなってきている。

迴首兩情蕭索,離魂何處飄泊。

考えを回らせて見れば、これまでとこれからの、二つの心はうち沈み晴れる事は無く、生きがいというものがなく離れてゆく魂はこのままどこかにいってさすらうことだろう。

 

(河瀆神【かとくしん】三首其の二)

孤廟 寒潮に対し、西陵 風雨 蕭蕭たり。

謝娘 惆悵として欄橈に倚り、涙 流るること 玉筋 千条。

 

暮大 愁い聴く 思帰落を、早梅の香り 山郭に満つ。

首を迴らせば 両情 蕭索たり、離魂 何処にか飄泊す。

 

 

『河瀆神三首 其二』 現代語訳と訳註

(本文)

河瀆神三首 其二

孤廟對寒潮,西陵風雨蕭蕭。

謝娘惆悵倚欄橈,淚流玉筋千條。

暮天愁聽思歸落,早梅香滿山郭。

迴首兩情蕭索,離魂何處飄泊。

 

(下し文)

孤廟 寒潮に対し、西陵 風雨 蕭蕭たり。

謝娘 惆悵として欄橈に倚り、涙 流るること 玉筋 千条。

 

暮大 愁い聴く 思帰落を、早梅の香り 山郭に満つ。

首を迴らせば 両情 蕭索たり、離魂 何処にか飄泊す。

 

(現代語訳)

(多くの者が冬の渇水期で風が強く悪天候で水駅に船が足止めされその客中には何処かに妾として嫁ぐ謝娘がいた、その不安な気持ちを詠う。)

単独に立っている廟社が寒々とした大きな流れに向かいたっている。天候が悪い日がつづき、ここ西陵峡には巫山の巫女の化身の風まじりの雨がしとしとと降って、舟の出発が出来ない。

足止めをしている者たちの中に美しい娘が恨みがましく愁いをもってきれいな船の先に身を寄せている。はらはらと止めどなくまるで玉飾りのように涙を流している。

夕暮れには悲しく響く《人日思歸》の曲は花が咲き始め、鶯が啼くのをきいて帰郷の気持ちが増したというものだが、この娘は、「雁が落ちる」のを見て、帰郷のきもちになったのであろう、それにしても、山里に早梅の香りの満ちてくる頃に、もうなってきている。

考えを回らせて見れば、これまでとこれからの、二つの心はうち沈み晴れる事は無く、生きがいというものがなく離れてゆく魂はこのままどこかにいってさすらうことだろう。


(訳注)

13. 河瀆神三首 其二

(多くの者が冬の渇水期で風が強く悪天候で水駅に船が足止めされその客中には何処かに妾として嫁ぐ謝娘がいた、その不安な気持ちを詠う。)

前段第一句、孤廟の孤は一つを意味するが、続く句は、棹に身を寄せ、生娘ではじめての男のもとにゆく不安と悲しみに涙をはらはらと流すさまを言う。後段末句は、振り向けば故郷に残したこころ、別離の思いを抱いて、不安な旅立をする。おんなは今からどこかをさまようのであろうと、よくある場面を詠っている。孤の字以外にも、寒、粛歳といった語が女の哀感を高めている。典型的な教坊の曲である。

14. 河瀆神三首

唐の教坊の曲名。『花間集』には六首所収。温庭筠の作は三首収められている。双調四十九字、前段二十四字四句四平韻、後段二十五字四句四仄韻で、⑤⑥⑦⑥❼❻❻❻の詞形をとる。

孤廟對寒  西陵風雨蕭
謝娘惆悵倚欄  淚流玉筋千
暮天愁聽思歸  早梅香滿山
迴首兩情蕭  離魂何處飄

○●●○○  ○○△●○○

●○○●△○△  ●○●○○○

●○○△△○●  ●○○●○●

△●●○○●  △○△●○●張泌の作が一首、孫光憲の『河瀆神』参照。河瀆神 一首 張泌【ちょうひつ】ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-359-7-#21  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3342

 

孤廟對寒潮,西陵風雨蕭蕭。

単独に立っている廟社が寒々とした大きな流れに向かいたっている。天候が悪い日がつづき、ここ西陵峡には巫山の巫女の化身の風まじりの雨がしとしとと降って、舟の出発が出来ない。

15. 寒潮 寒々とした川の流れ。三峡に冬の渇水期の風は、舟の追い風となり、強い風の場合欠航となる。春一番も突風であるから、冬から春先に掛けては船で出発できないことを意味している。杜甫詩に『集千家註杜工部詩集』巻十四には「公自注、市曁夔人語也。市井泊船處、謂之市曁。江水横通、止公處居、人謂之瀼。」(『四庫全書薈要』本、二〇〇五年、吉林出版集団影印)とある。そうした中でも仇注に「原注、峽人目市井泊船處、曰市曁。」とある。但しこれは仇兆鰲なりの整理と解釈が入っていると考えた方が無難である。三峡は、冬期と増水期で水位の差が激しく、船着き場が高い場所にあり、そこが市場にもなっていた。船の航行は難しい時期であったという。

16. 西陵 長江の三峡中の一つ、西陵峡。巫山の雨を連想させる。神女と雲雨は、雨が宋玉「高唐の賦」にある巫山神女の故事によるもので、懷王と交わった後、神女が「暮には行雨とならん」とどんな時でも一緒にいるといった意味を持つ雨である。楚の懐王が巫山の神女と夢のなかで交わった故事をいう

17. 風雨 三峡では、風雨の際、舟が出向する事は無く足止めをされる

 

謝娘惆悵倚欄橈,淚流玉筋千條。

足止めをしている者たちの中に美しい娘が恨みがましく愁いをもってきれいな船の先に身を寄せている。はらはらと止めどなくまるで玉飾りのように涙を流している。

18. 謝娘 美女、妓女あるいは、愛妾の棲む家。唐の李徳祐が豪邸を築き、愛妾の謝秋娘を住まわせたことに基づくものであるが、娘が旅行する場合、嫁ぐことしかないし、家族の罪で、流刑される場合、あるいは、主人の詩に伴い出家する場合となる。・謝娘:「あの女性」の意。詞では、若くて美しい女性、乙女という場合もある。また、謝安についての逸話に基づく場合、謝靈運を云う場合もある。

歸國遙二首 其一

香玉,翠鳳寶釵垂菉簌

鈿筐交勝金粟,越羅春水淥。

畫堂照簾殘燭,夢餘更漏促。

謝娘無限心曲,曉屏山斷續。

歸國遙二首 其一 温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-300-5-#54  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3047

・謝娘 おとめ。生娘。韋荘『浣渓沙』其三 

惆悵夢餘山月斜、孤燈照壁背窗紗、小樓高閣謝娘家。暗想玉容何所似、一枝春雪凍梅花、満身香霧簇朝霞。

浣渓沙 其三 (惆悵夢餘山月斜) 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-266-5-#20  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2877

若くて美しい女性を指す。乙女。マドンナ。韋荘『荷葉杯』

記得那年花下。 深夜。

初識謝娘時。

水堂西面畫簾垂。 攜手暗相期。

惆悵曉鶯殘月。 相別。

從此隔音塵。

如今倶是異鄕人。 相見更無因。

荷葉杯 其二 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-258-5-#12  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2672

19. 惆悵 恨み嘆くこと。うらめしい。うらみがましい。

20. 欄橈 枠。蘭(木蘭) は棹を美化する。

21. 玉筋 流れる涙の筋。筋は箸。ここでは、涙の筋を玉の箸に見立てている。

 

暮天愁聽思歸落,早梅香滿山郭。

夕暮れには悲しく響く《人日思歸》の曲は花が咲き始め、鶯が啼くのをきいて帰郷の気持ちが増したというものだが、この娘は、「雁が落ちる」のを見て、帰郷のきもちになったのであろう、それにしても、山里に早梅の香りの満ちてくる頃に、もうなってきている。

22. 思帰落 曲調の名。季節は早春であるから、ウグイスの鳴き声でこの句は、隋・薛道衡《人日思歸》「入春纔七日,離家已二年。人歸落雁後,思發在花前。」に基づいていると考えるべきで、この句の意味が、詩全体のストーリーをイメージさせるものである。この句をホトトギスの鳴き声とする解もあるが、足止めが長くなり、早梅が咲き香るようになったというもので、晩春から初夏の躑躅ということはうかがえない。

23. 滿山郭 孟春になり、春風にのりうめの香りが広がるということ、水駅の妓女たちが対応に追われ忙しくしていること峡谷の城郭内に一杯に広がる。

 

迴首兩情蕭索,離魂何處飄泊。

考えを回らせて見れば、これまでとこれからの、二つの心はうち沈み晴れる事は無く、生きがいというものがなく離れてゆく魂はこのままどこかにいってさすらうことだろう。
24. 兩情蕭索 これまで世話になったところを思う心、故郷に対する思いということと、これまで嫁いでいた世話になった事への思いとこれから先への思いの二つの感情、天候不良で足止めされた不安と寂しさと遣り切れなさの情ということ。

25. 蕭索 もの寂しいさま。うらぶれた感じのするさま。蕭条。

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