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花間集 巻六・七 顧敻 五十五首 

花間集 訳注解説 (357)回目顧敻巻七17遐方怨》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9977

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 357)回目顧巻七17遐方怨》

 

2018126

の紀頌之"6"つの校注Blog

自金陵泝流過白壁山

剝啄行#1

從驛次東屯茅屋二

遐方怨

#4 雜詩二首其一

過鄂州

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玉臺新詠

中国古代史女性論

 

 

2018126

の紀頌之”6”つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

747-03巻173-22自金陵泝流過白壁山翫月達天門寄句容王主簿(卷十四(一)八九一)漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之の李白詩訳注解説Blog9967

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746-【字解集】21.魯東門觀刈蒲 22.魯郡堯祠送五之琅琊 23.魯郡堯祠送張十四遊西北Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9884

孟浩然

李白詩

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司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

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諸葛亮 出師表

曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

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漁父辞(屈原

楚辞・九歌》東君

《楚辞九辯》

 

 

 

 

10年のBLOGの集大成

●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

807年-03元和二年40歳巻四-08《剝啄行#1》〔〕Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之Blog9967

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806年-集23- 韓昌黎集【字解集】送許郢州序 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9491

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

10年のBLOGの集大成

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-集-27 從驛次草堂復至東屯茅屋二首其二(卷二○(四)頁一七七二)注(1218)短景難高臥 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9955

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767年-集-21 【字解集】 ・寄峽州劉伯華使君四十韻  Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9366

767年 【字解集】152.課小豎鉏斫舍北果,林枝蔓荒穢淨,訖移床,三首 155.反照 157.向夕 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9645

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

Ⅳブログ詩集

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花間集 訳注解説 (357)回目顧巻七17遐方怨》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9977 (01/26)

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花間集 訳注解説 (313)回目和凝【字解集】11柳枝三首  12.漁父一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9639 (12/07)

 

 

 

10年のBLOGの集大成

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

巻三-30-#3 雜詩二首其一桑妾獨何懷〔王 微〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9929

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巻三 【字解集】 19.合歡詩五首 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9739

●薛濤の全詩

●花間集(1

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●魚玄機全詩

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Ⅵ唐代女性論         ninjaブログ

九、036卷804_33 《過鄂州》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9951

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花間集 訳注解説 (357)回目顧巻七17遐方怨》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9977

(真夏になっても、快適に過ごし、部屋も自分にもきれいにしたものであったが、寵愛を失えば、部屋の繕いもしても音沙汰なく過ぎてしまう。いつしか、女性は古来からの道徳観で生きてゆくだけである)

日がたかく簾影は細い、寝牀の簟の水紋模様は平らかに敷かれてここちよい。

象紗のうす絹を身に着けて藤の枕を細い指がきれいに整え、黄金のよじった飾の薄絹の扇を軽やかに揺らす。

花鈿の若い緑に紅い口紅を、二つの瞳は顔に鮮やかな花が咲いたように若々しい、二筋の眉は春の遠くに山を見るようにひかれている。

風の笙笛さえも、ここにはなく、鏡には埃がたまって曇りはじめた。

音沙汰が全くなくなるのは、北の国境の遼塞から途絶えたようなものだし、いまは、夢にさえもあのお方は長い間出て来なくなったことに驚いてしまう。

美しいあの人も年を重ねてきて、若い美しい女性を求めている、それにはどうしても負けてしまう、女が教育されるのは、「三従四徳」と従順であれと教えられ、嫉妬して爭うことはいけないし、恨み言を思う心などなしにしなくてはいけない「七情六欲」を捨て去って生きるということが現実に続いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 巻六 顧  十八首

 

 

     巻七 顧 三十七首

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巻七16

楊柳枝

秋夜香閨思寂寥,漏迢迢。鴛幃羅幌麝煙銷,燭光搖。

正憶玉郎遊蕩去,無尋處。更聞簾外雨蕭蕭,滴芭蕉。

巻七17

遐方怨

簾影細,簟紋平。象紗籠玉指,縷金羅扇輕。

嫩紅雙臉似花明,兩條眉黛遠山橫。

風簫歇,鏡塵生。遼塞音書,夢魂長暗驚。

玉郎經負娉婷,教人爭不恨無情。

巻七18

獻衷心

繡鴛鴦帳暖,畫孔雀屏欹。

人悄悄,月明時,想昔年懽笑,恨今日分離。

銀釭背,銅漏永,阻佳期。

小樓煙細,虛閣簾垂。幾多心事,暗地思惟。

被嬌娥牽役,魂夢如癡。

金閨裡,山枕上,始應知。

巻七19

應天長

瑟瑟羅裙金線縷,輕透鵝黃香畫袴。

垂交帶,盤鸚鵡,裊裊翠翹移玉步。

背人勻檀炷,慢轉橫波覷。斂黛春情暗許,倚屏慵不語。

巻七20

訴衷情二首其一

香滅簾垂春漏永,整鴛衾。羅帶重,雙鳳,縷黃金。

外月光臨,沉沉。斷腸無處尋,負春心。

 

巻七21

訴衷情二首其二

永夜人何處去,來音。香閣掩,眉斂,月將沉。

怎忍不相尋?鴛孤衾。換我心為你心,始知相憶深。

 

 遊園驚夢01

 

 

花間集 教坊曲《巻七17遐方怨

 

 

花間集 訳注解説

 

 

  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9977

 

 

 

遐方怨

(真夏になっても、快適に過ごし、部屋も自分にもきれいにしたものであったが、寵愛を失えば、部屋の繕いもしても音沙汰なく過ぎてしまう。いつしか、女性は古来からの道徳観で生きてゆくだけである)

簾影細,簟紋平。

日がたかく簾影は細い、寝牀の簟の水紋模様は平らかに敷かれてここちよい。

象紗籠玉指,縷金羅扇輕。

象紗のうす絹を身に着けて藤の枕を細い指がきれいに整え、黄金のよじった飾の薄絹の扇を軽やかに揺らす。

嫩紅雙臉似花明,兩條眉黛遠山橫。

花鈿の若い緑に紅い口紅を、二つの瞳は顔に鮮やかな花が咲いたように若々しい、二筋の眉は春の遠くに山を見るようにひかれている。

風簫歇,鏡塵生。

風の笙笛さえも、ここにはなく、鏡には埃がたまって曇りはじめた。

遼塞音書,夢魂長暗驚。

音沙汰が全くなくなるのは、北の国境の遼塞から途絶えたようなものだし、いまは、夢にさえもあのお方は長い間出て来なくなったことに驚いてしまう。

玉郎經負娉婷,教人爭不恨無情。

美しいあの人も年を重ねてきて、若い美しい女性を求めている、それにはどうしても負けてしまう、女が教育されるのは、「三従四徳」と従順であれと教えられ、嫉妬して爭うことはいけないし、恨み言を思う心などなしにしなくてはいけない「七情六欲」を捨て去って生きるということが現実に続いている。

 

遐方怨【かほうえん】 

簾 影細く,簟の紋 平ぐ。

象紗 籠玉指し,縷金 羅扇 輕し。

嫩紅【どんこう】 雙臉【そうけん】 花に似て明く,兩條 眉黛 遠く山橫る。

風簫 歇み,鏡塵 生ず。

遼塞 音書ち,夢魂 長暗 驚く。

玉郎 を經て娉婷【へいてい】に負う,人に教う爭うことなし、恨むこと 情無し。

 陽關00

 

『遐方怨』 現代語訳と訳註

(本文)

遐方怨 

簾影細,簟紋平。

象紗籠玉指,縷金羅扇輕。

嫩紅雙臉似花明,兩條眉黛遠山橫。

風簫歇,鏡塵生。

遼塞音書,夢魂長暗驚。

玉郎經負娉婷,教人爭不恨無情。

 

(下し文)

遐方怨【かほうえん】 

簾 影細く,簟の紋 平ぐ。

象紗 籠玉指し,縷金 羅扇 輕し。

嫩紅【どんこう】 雙臉【そうけん】 花に似て明く,兩條 眉黛 遠く山橫る。

風簫 歇み,鏡塵 生ず。

遼塞 音書ち,夢魂 長暗 驚く。

玉郎 を經て娉婷【へいてい】に負う,人に教う爭うことなし、恨むこと 情無し。

 

(現代語訳)

(真夏になっても、快適に過ごし、部屋も自分にもきれいにしたものであったが、寵愛を失えば、部屋の繕いもしても音沙汰なく過ぎてしまう。いつしか、女性は古来からの道徳観で生きてゆくだけである)

日がたかく簾影は細い、寝牀の簟の水紋模様は平らかに敷かれてここちよい。

象紗のうす絹を身に着けて藤の枕を細い指がきれいに整え、黄金のよじった飾の薄絹の扇を軽やかに揺らす。

花鈿の若い緑に紅い口紅を、二つの瞳は顔に鮮やかな花が咲いたように若々しい、二筋の眉は春の遠くに山を見るようにひかれている。

風の笙笛さえも、ここにはなく、鏡には埃がたまって曇りはじめた。

音沙汰が全くなくなるのは、北の国境の遼塞から途絶えたようなものだし、いまは、夢にさえもあのお方は長い間出て来なくなったことに驚いてしまう。

美しいあの人も年を重ねてきて、若い美しい女性を求めている、それにはどうしても負けてしまう、女が教育されるのは、「三従四徳」と従順であれと教えられ、嫉妬して爭うことはいけないし、恨み言を思う心などなしにしなくてはいけない「七情六欲」を捨て去って生きるということが現実に続いている。

 

(訳注)

遐方怨

1. (真夏になっても、快適に過ごし、部屋も自分にもきれいにしたものであったが、寵愛を失えば、部屋の繕いもしても音沙汰なく過ぎてしまう。いつしか、女性は古来からの道徳観で生きてゆくだけである)

2. 遐方 遠方の土地。

夫が家に帰ってこない妻、愛妾の此処も地を詠うものでその夫というのは、①寵愛を失った妃嬪。②浮気性な男の妻愛妾。③行役で遠くの地に赴任したまま連絡してこない高官の妻、愛妾。④旅商人の妻、愛妾。⑤国境の守りにつぃている夫を思う。この詩の場合①~④の可能性がある。当時の状況として、どの場合も、正妻、第一夫人ではないというのは基本である。この詩の雰囲気から、妃嬪、高官の愛妾ということであろう。

『花間集』全詩訳注解説(改訂)-1溫庭筠53《巻2-03 遐方怨 二首之一》溫庭筠66首巻二3-〈53〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5462

『花間集』全詩訳注解説(改訂)-1溫庭筠54《巻2-04 遐方怨 二首之二》溫庭筠66首巻二4-〈54〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5467

 

3. 遐方怨:唐の教坊の曲名。単調と双調がある。単調は溫庭筠に始まり、双調は、顧夐、孫光憲にはじまった。『花間集』には三首所収。温庭筠の作は二首、顧夐一首収められている。雙調80字 前段四十字三平韻二仄韻,後段四十字三平韻二仄韻❸③❺⑤7⑦/❸③❺⑤7⑦の詞形をとる。

遐方怨  

簾影細,簟紋平。

象紗籠玉指,縷金羅扇輕。

嫩紅雙臉似花明,兩條眉黛遠山橫。

風簫歇,鏡塵生。

遼塞音書,夢魂長暗驚。

玉郎經負娉婷,教人爭不恨無情。

 

溫庭筠《遐方怨 二首之一》単調三十二字、七句四平韻(詞譜二)、3③42⑤⑦5③の詞形をとる。

花半坼 雨初
未卷珠簾 夢殘 惆悵聞曉

宿妝眉淺粉山 
約鬟鸞鏡裏 繡羅

 
  


 

溫庭筠《遐方怨 二首之二》単調三十二字、四平韻、三仄韻 ❸③4❷⑤⑦❺③の詞形をとる。

憑繡  解羅

未得君書 腸 瀟湘春雁

不知征馬幾時

海棠花謝  雨霏

○●● ●○○

●●○○ ○● ○○○●○

△○○●△○○

●○○●● ●○○

 

簾影細,簟紋平。

日がたかく簾影は細い、寝牀の簟の水紋模様は平らかに敷かれてここちよい。

4. この二句は、夏になったことを表し、御殿の寝牀の簟には通常水紋模様の編み込みが施され、ひんやりして心地よい。寵愛を受けて何事の憂いがない様子を言う。

 

象紗籠玉指,縷金羅扇輕。

象紗のうす絹を身に着けて藤の枕を細い指がきれいに整え、黄金のよじった飾の薄絹の扇を軽やかに揺らす。

5. この二句も、寵愛を受けて何事の憂いがない様子を言う。

6. 象紗 真夏用の通気性の良い透け透けの着物。・紗:織物の名称。2本の経糸を1本の緯糸にからませるところから搦織 (からみおりとも捩 (もじり織ともいわれる織物の一種。通気性に富み,清涼感に秀いでているところから,盛夏用の着尺や羽織地に用いられる。

7. 籠 簟と同様の熱のこもらない藤の枕。

 

嫩紅雙臉似花明,兩條眉黛遠山橫。

花鈿の若い緑に紅い口紅を、二つの瞳は顔に鮮やかな花が咲いたように若々しい、二筋の眉は春の遠くに山を見るようにひかれている。

8. 嫩 花鈿は額の蕊と口元にえくぼのように緑のポイントを付ける。新緑。【嫩い】わかい生じたばかりで柔らかい。新しく柔らかい。 【嫩草】わかくさ若々しく柔らかい草。 「若草」とも書く。「どんそう」とも読む。【嫩葉】わかば芽生えたばかりに柔らかい葉。  嫩葉 ( どんよう ) 」に同じ。 「若葉」とも書く。

 

風簫歇,鏡塵生。

風の笙笛さえも、ここにはなく、鏡には埃がたまって曇りはじめた。

9. 風簫歇 部屋に生気がないことを言う。この時代の一定以上の女子は、琴、瑟と笙の笛を吹くものであり、その音色で誰かわかるのであり、寵愛を失い、部屋の片づけもままならないようすをいう。風が笙の笛のようになっていたが吹きやんだという意味ではあるが、歳月が経ってしまって、聞かせる人がいないということ。

10. 鏡塵生 鏡に塵が積もっている、この時代の女性は、自分の意志で外に出ることはなく、待つ身の女性は閨で過ごすだけなので化粧をすることがなくなったことをいうのである。

 

遼塞音書,夢魂長暗驚。

音沙汰が全くなくなるのは、北の国境の遼塞から途絶えたようなものだし、いまは、夢にさえもあのお方は長い間出て来なくなったことに驚いてしまう。

11. 遼塞 はるかとおくの塞。

 

玉郎經負娉婷,教人爭不恨無情。

美しいあの人も年を重ねてきて、若い美しい女性を求めている、それにはどうしても負けてしまう、女が教育されるのは、「三従四徳」と従順であれと教えられ、嫉妬して爭うことはいけないし、恨み言を思う心などなしにしなくてはいけない「七情六欲」を捨て去って生きるということが現実に続いている。

12. 娉婷 【へいてい】.女性の)穏やかな美しさがある・こと(さま)。

教人爭不恨無情  「三従四徳」と従順であれと教えられ、「七情六欲」を捨て去って生きること。『礼記』「喜、怒、哀、催、愛、悪、欲の七情と、生、死、耳、目、口、鼻の六つから発する欲。《禮記,禮運篇》「何謂人情?喜、怒、哀、懼、愛、惡、欲七者,弗學而能。」 所謂六欲,就是聲、色、衣、香、味、室六種可欲的東西。七情六欲,如能克制,可以養生,這就是生存的途徑。

三従四徳

中国の女性は、数千年間もこのような哀れな境遇の中でもがき苦しんだのである。ずっと後の今世紀初頭になって、民主革命(辛亥革命)のかすかな光が彼女たちの生活にさしこみ、こうした状況に初めてわずかばかりの変化が生れたのであった。

女は幼い時は父に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従うという三従を守り、婦徳、婦言、婦容、婦功の四つの徳を持たねばならない、という儒教の教え。

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