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花間集巻五・六 歐陽烱

花間集 訳注解説 (285)回目 歐陽烱 巻六《獻衷心》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9415

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285)回目 歐陽烱 巻六《獻衷心》

 

 

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花間集 訳注解説 (285)回目 歐陽烱 巻六《獻衷心》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9415

(若い日々に、寵愛を一手に受けた、真心をすべてささげたのである。やがて寵愛を失い、どんなに恨んでみても、それでも、寵愛を受ける準備をしている妃嬪を詠う。)

若い花のようなはちきれんばかりの赤く染まった顔のころは好んで見る、そこに春風が吹けば、きそって笑い転げて、楽しいことばかり。二つの瞼の上にはきちんと花鈿を化粧し、夜の化粧をいつもと同じように寵愛を受ける準備は、毎日することを教えられる。そして、閨のある小楼はひっそりと静まり、奥まったところの寝殿の高閣があり、奥庭には春の景色がいっぱいであり、その上に春の行事と重なって華やかな暮らしのなかにも静かな離れの小さな楼閣のくらしがあった。仲秋の名月は、上る月を一緒に見たかったのに、月が真上にくるころには、、ひたすらに恨みに思ったものだ。あのお方を慕う情心は未だ終わりはしない。信頼しあう心は、以前から変わってはいない。今日も、どの着物を着ようかと寝牀に衣でいっぱい並べ立て、閨は檀の葉が紅く色づいたように染まってしまった。あのお方の前で飛び交い、舞いを舞うのもこの閨の簾にかこまれたところだけに限られてどこにもいけなくても、ツガイの燕のように寵愛がなくなったことを恨みに思う。また、春も過ぎようとしている、残った柳絮もことごとく飛んで行ってしまい、柳の枝でまた会う約束をしていてもそれは空しい思いに変わってしまう。

 

 

 

花間集 巻六

 

 

 

欧陽烱

欧陽炯 【おうようけい】(896-971)              中国,五代の詞人。初め前蜀に仕えたが,滅亡後,洛陽に出る。後蜀が建って蜀に帰り,滅亡後は宋に仕えた。詞は《花間集》《尊前集》に収める。        

益州の華陽、今の四川省成郡の人。若くして前蜀の王衍に仕えて中書舎人となり、後唐に前蜀が滅ぼされると、王衍に従って洛陽に行った。その後、孟知祥が後蜀を建てたので、欧陽烱は蜀に移り、中書舎人、翰林学士、礼部侍郎、陵州の刺史、吏部侍郎等に任じられた。後蜀が宋によって亡ぼされると、宋朝に帰した。欧陽烱は笛に長じていたので、末の太祖超匡胤は常に彼を召し出し笛を演奏させたと伝えられる。欧陽烱は音楽に明るかったということで、『花間集』の編者、後蜀の趙崇祚に請われて『花間集』の序文を書いた。序文の日付は、後蜀の広政三年(940年)夏四月になっている。欧陽烱の詞は、『花間集』には十七首が収められている。

 

1            巻五47浣溪沙三首其一

落絮殘鶯半日天,玉柔花醉只思眠,惹映竹滿爐煙。

獨掩畫屏愁不語,斜欹瑤枕髻鬟偏,此時心在阿誰邊。

 

2            巻五48浣溪沙三首其二

天碧羅衣拂地垂,美人初著更相宜,宛風如舞透香肌。

獨坐含嚬吹鳳竹,園中緩步折花枝,有情無力泥人時。

 

3            巻五49浣溪沙三首其三

相見休言有淚珠,酒闌重得敘歡,鳳屏鴛枕宿金鋪。

蘭麝細香聞喘息,綺羅纖縷見肌膚,此時還恨薄情無。

 

4            巻五50三字令

春欲盡,日遲遲,牡丹時。羅幌卷,翠簾垂。

彩牋書,紅粉淚,兩心知。人不在,鷰空歸,負佳期。

香燼落,枕函欹。月分明,花澹薄,惹相思。

 

-------------------------------------------------------------------------

5            巻六01子八首其一

嫩草如煙,石榴花發海南天。

日暮江亭春影淥,鴛鴦浴。水遠山長看不足。

 

6            巻六02子八首其二

畫舸停橈,槿花籬外竹橫橋。

水上遊人沙上女,迴顧,笑指芭蕉林裏住。

 

7            巻六03子八首其三

岸遠沙平,日斜歸路晚霞明。

孔雀自憐金翠尾,臨水,認得行人驚不起。

 

8            巻六04子八首其四

洞口誰家,木蘭舡繫木蘭花。

紅袖女郎相引去,游南浦,笑倚春風相對語。

 

9            巻六05子八首其五

二八花鈿,胸前如雪臉如蓮。

耳墜金鐶穿瑟瑟,霞衣窄,笑倚江頭招遠客。

10          巻六06子八首其六

路入南中,桄榔葉暗蓼花紅。

兩岸人家微雨後,收紅豆,樹底纖纖擡素手。

 

11          巻六07子八首其七

袖斂鮫綃,採香深洞笑相邀。

藤杖枝頭蘆酒滴,鋪葵席,豆花間晚日。

 

12          巻六08子八首其八

翡翠鵁鶄,白蘋香裏小沙汀。

島上陰陰秋雨色,蘆花撲,數隻漁舡何處宿。

 

13          巻六09獻衷心

見好花顏色,爭笑東風。雙臉上,晚粧同。

閑小樓深閣,春景重重。三五夜,偏有恨,月明中。

情未已,信曾通,滿衣猶自染檀紅。

恨不如雙鷰,飛舞簾櫳。春欲暮,殘絮盡,柳條空。

 

14          巻六10賀明朝二首其一

憶昔花間初識面,紅袖半遮粧臉。

輕轉石榴裙帶,故將纖纖玉指,撚雙鳳金線。

碧梧桐鏁深深院,誰料得,兩情何日教繾綣。

羨春來雙鷰,飛到玉樓,朝暮相見。

 

15          巻六11賀明朝二首其二

憶昔花間相見後,只憑纖手,暗紅豆。

人前不解,巧傳心事。別來依舊,辜負春晝。

碧羅衣上蹙金繡,睹對對鴛鴦,空裛淚痕透。

想韶顏非久,終是為伊,只恁瘦。

 

16          巻六12江城子

晚日金陵岸艸平,落霞明,水無情,六代繁華,暗逐逝波聲。

空有姑蘇臺上月,如西子鏡照江城。

 

17          巻六13鳳樓春鳳

髻綠雲叢,深掩房攏。錦書通,夢中相見覺來慵,勻面淚臉珠融。

因想玉郎何處去,對淑景誰同。小樓中,春思無窮。

倚欄顒望,闇牽愁緒,柳花飛起東風。

斜日照簾,羅幌香冷粉屏空。海棠零落,鶯語殘紅。

 採蓮 03

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《巻六 獻衷心》歐陽烱

 

 

花間集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9415

 

 

 

 

 

花間集 訳注解説 (285)回目 歐陽烱 巻六《獻衷心》

 

獻衷心

(若い日々に、寵愛を一手に受けた、真心をすべてささげたのである。やがて寵愛を失い、どんなに恨んでみても、それでも、寵愛を受ける準備をしている妃嬪を詠う。)
見好花顏色,爭笑東風。

若い花のようなはちきれんばかりの赤く染まった顔のころは好んで見る、そこに春風が吹けば、きそって笑い転げて、楽しいことばかり。

雙臉上,晚粧同。

二つの瞼の上にはきちんと花鈿を化粧し、夜の化粧をいつもと同じように寵愛を受ける準備は、毎日することを教えられる。

閑小樓深閣,春景重重。

そして、閨のある小楼はひっそりと静まり、奥まったところの寝殿の高閣があり、奥庭には春の景色がいっぱいであり、その上に春の行事と重なって華やかな暮らしのなかにも静かな離れの小さな楼閣のくらしがあった。

 

三五夜,偏有恨,月明中。

仲秋の名月は、上る月を一緒に見たかったのに、月が真上にくるころには、、ひたすらに恨みに思ったものだ。

情未已,信曾通,滿衣猶自染檀紅。

あのお方を慕う情心は未だ終わりはしない。信頼しあう心は、以前から変わってはいない。今日も、どの着物を着ようかと寝牀に衣でいっぱい並べ立て、閨は檀の葉が紅く色づいたように染まってしまった。

恨不如雙鷰,飛舞簾櫳。

あのお方の前で飛び交い、舞いを舞うのもこの閨の簾にかこまれたところだけに限られてどこにもいけなくても、ツガイの燕のように寵愛がなくなったことを恨みに思う。

春欲暮,殘絮盡,柳條空。

また、春も過ぎようとしている、残った柳絮もことごとく飛んで行ってしまい、柳の枝でまた会う約束をしていてもそれは空しい思いに変わってしまう。

 

獻衷心  顧夐

繡鴛鴦帳暖,畫孔雀屏欹。

人悄悄,月明時,想昔年懽笑,恨今日分離。

銀釭背,銅漏永,阻佳期。

小樓煙細,虛閣簾垂。

幾多心事,暗地思惟。

被嬌娥牽役,魂夢如癡。

金閨裡,山枕上,始應知。

 

 

『獻衷心』 現代語訳と訳註

(本文)

獻衷心

見好花顏色,爭笑東風。

雙臉上,晚粧同。

閑小樓深閣,春景重重。

三五夜,偏有恨,月明中。

情未已,信曾通,滿衣猶自染檀紅。

恨不如雙鷰,飛舞簾櫳。

春欲暮,殘絮盡,柳條空。

 

 

(下し文)

献衷心【けんそうしん】

見好し 花顏の色を,東風に笑うを爭う。

雙臉の上に,晚粧 同じゅうす。

小樓を閑かにし閣を深くす,春景 重重たり。

三五の夜,偏えに恨有り,月は明るく中なり。

情 未だ已まず,信 曾通し,滿衣 猶お自ら檀紅に染る。

雙鷰の如からずを恨み,飛舞すは簾櫳のみ。

春も暮んと欲せば,殘絮 盡くし,柳條 空し。

 

(現代語訳)

(若い日々に、寵愛を一手に受けた、真心をすべてささげたのである。やがて寵愛を失い、どんなに恨んでみても、それでも、寵愛を受ける準備をしている妃嬪を詠う。)

若い花のようなはちきれんばかりの赤く染まった顔のころは好んで見る、そこに春風が吹けば、きそって笑い転げて、楽しいことばかり。

二つの瞼の上にはきちんと花鈿を化粧し、夜の化粧をいつもと同じように寵愛を受ける準備は、毎日することを教えられる。

そして、閨のある小楼はひっそりと静まり、奥まったところの寝殿の高閣があり、奥庭には春の景色がいっぱいであり、その上に春の行事と重なって華やかな暮らしのなかにも静かな離れの小さな楼閣のくらしがあった。

 

仲秋の名月は、上る月を一緒に見たかったのに、月が真上にくるころには、、ひたすらに恨みに思ったものだ。

あのお方を慕う情心は未だ終わりはしない。信頼しあう心は、以前から変わってはいない。今日も、どの着物を着ようかと寝牀に衣でいっぱい並べ立て、閨は檀の葉が紅く色づいたように染まってしまった。

あのお方の前で飛び交い、舞いを舞うのもこの閨の簾にかこまれたところだけに限られてどこにもいけなくても、ツガイの燕のように寵愛がなくなったことを恨みに思う。

また、春も過ぎようとしている、残った柳絮もことごとく飛んで行ってしまい、柳の枝でまた会う約束をしていてもそれは空しい思いに変わってしまう。

 15満月、望月、十五夜

(訳注)

獻衷心一首

1. (若い日々に、寵愛を一手に受けた、真心をすべてささげたのである。やがて寵愛を失い、どんなに恨んでみても、それでも、寵愛を受ける準備をしている妃嬪を詠う。)

2. 衷心 心の中。心の底。衷情。《蜀志、法正傳》 「先主毎入、衷心凛凛。」とある。「真心をささげた女の話」というところか。

詩は物語のようで、若いころには、女のもとに足しげく来て一緒に過ごしていたものが、女が年を取ると〔この頃は二十代中盤を過ぎること〕見限られてしまったことを云う。おんなを檀の実に喩えて詠っている。

獻衷心

3.【構成】唐の教坊の曲名。『花間集』には二首所収。欧陽烱の作が一首、顧夐の作が収められている。六十四字、双調九八平韻三仄韻である。前半三十三字九四平韻一仄韻、後半 三十一字九四平韻二仄韻、三字句が多く可愛らしさを印象づけるものである。

(5④ 3③ ④ 3❸③ / 3③⑦ ❺④ 3❸③)33 31

 

顧夐  獻衷心一首

六十四字、双調九八平韻三仄韻

見好花顏色,爭笑東

●●○○●  ○●○△

雙臉,晚粧

○△●  ●○○

閑小樓深閣,春景重

○●○△●  ○●△△

三五夜,偏有,月明中。

△●●  △●●  ●○△    (33

情未已,信曾,滿衣猶自染檀

○●●  △○○  ●△△●●○○

恨不如雙,飛舞簾

●△△○●  ○●○○

春欲暮,殘絮,柳條

○●●  ○●●  ●○△   (31

 

 

顧夐  獻衷心一首

六十九字、双調七平韻四仄韻

繡鴛鴦帳暖  畫孔雀屏欹

●○○●●  ●●●△○

人悄悄  月明時

○●●  ●○○

想昔年懽笑  恨今日分離

●●○△●  ●○●△△

銀釭  銅漏永  阻佳期

○○●  ○●●  ●○○  (35

小樓煙細  虛閣簾垂

●○○●  ○●○○

幾多心事  暗地思惟

△○○●  ●●△○

被嬌娥牽役  魂夢如癡

●△○△●  ○△△○

金閨  山枕上  始應知

○○●  ○△●  ●△○    (34

10+6+10+935   8+8+9+934

 

見好花顏色,爭笑東風。

若い花のようなはちきれんばかりの赤く染まった顔のころは好んで見る、そこに春風が吹けば、きそって笑い転げて、楽しいことばかり。

4. 爭笑 李白『宮中行樂詞八首 其五』「繡香風暖。 紗窗曙色新。 宮花爭笑日。 池草暗生春。 綠樹聞歌鳥。 青樓見舞人。 昭陽桃李月。 羅綺自相親。」宮女たちが微笑み、花々が競って咲き誇る春の日。池のほとりの草も、いつのまにか、春のいのちをもやしはじめる。

宮中行樂詞八首其五 李白 Kanbuniinkai紀頌之の漢詩 李白146

5. 宮花争笑日 「劉子新論」「春葩含日似笑,秋葉法露如泣。」(春の葩は日を含みで笑うが似く、秋の葉は露に泫おいて泣くが如し)とある。宮女たちが微笑み、花々が競って咲き誇る春の日。

 

雙臉上,晚粧同。

二つの瞼の上にはきちんと花鈿を化粧し、夜の化粧をいつもと同じように寵愛を受ける準備は、毎日することを教えられる。

6. 晚粧同 妃嬪は、寵愛を受ける準備は、毎日しなければいけない。

 

閑小樓深閣,春景重重。

そして、閨のある小楼はひっそりと静まり、奥まったところの寝殿の高閣があり、奥庭には春の景色がいっぱいであり、その上に春の行事と重なって華やかな暮らしのなかにも静かな離れの小さな楼閣のくらしがあった。

7. 閑小樓 閨のある小楼はひっそりと静まり、静かな離れの小さな楼閣のくらしがある。

8. 深閣 奥まったところの寝殿の高閣。

9. 春景重重 春の景色がいっぱいであり、その上に春の行事と重なって華やかな暮らしがることをいう。

 

三五夜,偏有恨,月明中。

仲秋の名月は、上る月を一緒に見たかったのに、月が真上にくるころには、、ひたすらに恨みに思ったものだ。

10. 三五夜 陰暦十五日の夜。十五夜。特に、八月十五日の仲秋の名月の夜。白居易《三五夜中新月色二千里外故人心》「三五夜中新月色、二千里外故人心。」(三五夜中【さんごやちゅう】  新月の色、二千里外【にせんりがい】  故人【こじん】の心。)

杜甫『月夜』と比較してみる 白居易『八月十五日夜禁中独直対月憶元九』 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 杜甫特集700- 147 

11. 偏有恨 ひたすらに恨みに思う。

12. 月明中 名月はもう真上にきている。

 

情未已,信曾通,滿衣猶自染檀紅。

あのお方を慕う情心は未だ終わりはしない。信頼しあう心は、以前から変わってはいない。今日も、どの着物を着ようかと寝牀に衣でいっぱい並べ立て、閨は檀の葉が紅く色づいたように染まってしまった。

13. 檀 高貴な地位のものの寝牀をいう。

ニシキギ科の落葉低木。山野に生え、葉は楕円形で、対生。雌雄異株。晩春に黄緑色の小さな4弁花が咲いて、枝にびっしり実をつけ、秋になると淡紅色に熟して四つに割れた実から真っ赤な皮におおわれた種子がぶらさがり、葉が散ったあとも枝に残る。初夏、緑白色の小花が集まって咲き、果実はほぼ四角形で、熟すと四つに裂けて赤い種子が現れる。古くは材で弓を作った。やまにしきぎ。かわくまつづら。《季 花=夏 実=秋》ここは、女性の性器を表現しているということは、満足できず、中途半端で帰っていったことを示す。十分な満足というのは、夜を共にして夜明け前に帰ることを言う。

 

恨不如雙鷰,飛舞簾櫳。

あのお方の前で飛び交い、舞いを舞うのもこの閨の簾にかこまれたところだけに限られてどこにもいけなくても、ツガイの燕のように寵愛がなくなったことを恨みに思う。

14. 簾櫳 この頃の女性は自分だけで、どこかに出ることはできなかったのである。通い婚が基本であり、男が通ってくれなければ籠の鳥なのである。ここは、閨の四方にに架けられた、簾によってそこから出ることも、楽しいこともなくなったことを示す。

 

春欲暮,殘絮盡,柳條空。

また、春も過ぎようとしている、残った柳絮もことごとく飛んで行ってしまい、柳の枝でまた会う約束をしていてもそれは空しい思いに変わってしまう。

15. 殘絮 春の盛りに柳絮が飛び交うころになると、いつも柳絮が飛ぶ春には女のもとに来てくれていた。その柳絮もあとわずかしか残っていない春も終わろうとしている。そういった思いを残●●という。

16. 柳條 柳は男性を意味し、枝が揺れるのをセックスに喩える。柳は柳枝詩にいう別れる時のおまじないを象徴するもので、柳の枝を見て男を思い浮かべ、別れる時の約束を思い浮かべるという意味になる。

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