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花間集巻五・六 歐陽烱

花間集 訳注解説 (276)回目歐陽烱巻五三字令》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9352

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今度の選挙から気が付いたこと、不思議に思う事

  野党に限らず、小党がもれなく負けたこと。
  その中にあって、立憲民主党が議席を増やした。

であるが、そのほか色々あるが、不思議に思う事は、
  民進党に100億円も留保金があること。
  いまだに共産党は政党助成金を受け取っていないこと。
 
野党に投票していた人が、立憲民主党以外に投票したいと思う政党がなかった。真澄に最も好意的に取り上げられていたことが、この党に有利に働いた。
100億円のうち、50億円を去年の秋から自党の政策、教育宣伝のための手段を持ち、活動をしていたらどうなっていただろう、
共産党が、政党助成金をもらって、次元の違った、「教育宣伝」、相方向の情報活動を日常的にしていたら、どうなっていただろう。

このまま「情報」の手段をほとんど持たない野党、&共産党で行くならば、ボランティアに頼り、老人しか活動者のいない野党に勝機が生まれようか。

新しい、情報手段と資金の活用の上手な与党に勝てるはずもなく、消えはしないが、じり貧になっていくしかないだろう。

野党、共産党こそ、政党助成金をうまく活用すること、双方向の情報手段を活用、、、、などに早く確立することに力を注いでほしいものである。

ここ数年思っていたことであるが、あとどれだけ生きれるのかどうか、という自分自身のことから、はじめて発信してみた。













276)回目 歐陽烱 《巻五 三字令》

 

 

 

20171027

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花間集 訳注解説 (276)回目歐陽烱巻五三字令》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9352

(寵愛を受ける日々は楽しいものであった、短冊に優しい言葉に溢れた詩文を読み、嬉しさに涙した。この春、約束は守られず、誰もいない閨で、それでも寵愛を受ける準備をしていると詠う。)

これほど楽しい春が終わろうとしている。日ごとに夕暮れが遅くなっていき、牡丹の花が咲いて初夏を迎えようとする。

その楽しかったころ、薄絹の帳を巻き上げ、翡翠の簾を垂らしたりした。

色の鮮やかな薛濤䇳に書いてくれた詩歌を読み、うれし涙が紅白粉を溶かして流れる。妃嬪の心の中をよく分かっている内容で、信じていた。

ところが、この春、この閨に、そのお方はいない。軒端の燕は春になって帰って来たけれど空しい、あのお方は約束の期日を破っているから。

お香の火も、灯芯さえも燃え落ちる、お方の使った枕に身寄せてみる。

月は明るくてらし、はっきるとして、牡丹の花の濃淡までわかる。それでも、ただ、寵愛を受ける事、思い続けていくだけ。

 

 

 

花間集 巻五

 

 

 

 

欧陽烱

欧陽炯 【おうようけい】(896-971)              中国,五代の詞人。初め前蜀に仕えたが,滅亡後,洛陽に出る。後蜀が建って蜀に帰り,滅亡後は宋に仕えた。詞は《花間集》《尊前集》に収める。        

益州の華陽、今の四川省成郡の人。若くして前蜀の王衍に仕えて中書舎人となり、後唐に前蜀が滅ぼされると、王衍に従って洛陽に行った。その後、孟知祥が後蜀を建てたので、欧陽烱は蜀に移り、中書舎人、翰林学士、礼部侍郎、陵州の刺史、吏部侍郎等に任じられた。後蜀が宋によって亡ぼされると、宋朝に帰した。欧陽烱は笛に長じていたので、末の太祖超匡胤は常に彼を召し出し笛を演奏させたと伝えられる。欧陽烱は音楽に明るかったということで、『花間集』の編者、後蜀の趙崇祚に請われて『花間集』の序文を書いた。序文の日付は、後蜀の広政三年(940年)夏四月になっている。欧陽烱の詞は、『花間集』には十七首が収められている。

 

1            巻五47浣溪沙三首其一

落絮殘鶯半日天,玉柔花醉只思眠,惹映竹滿爐煙。

獨掩畫屏愁不語,斜欹瑤枕髻鬟偏,此時心在阿誰邊。

 

2            巻五48浣溪沙三首其二

天碧羅衣拂地垂,美人初著更相宜,宛風如舞透香肌。

獨坐含嚬吹鳳竹,園中緩步折花枝,有情無力泥人時。

 

3            巻五49浣溪沙三首其三

相見休言有淚珠,酒闌重得敘歡,鳳屏鴛枕宿金鋪。

蘭麝細香聞喘息,綺羅纖縷見肌膚,此時還恨薄情無。

 

4            巻五50三字令

春欲盡,日遲遲,牡丹時。羅幌卷,翠簾垂。

彩牋書,紅粉淚,兩心知。人不在,鷰空歸,負佳期。

香燼落,枕函欹。月分明,花澹薄,惹相思。

 

-------------------------------------------------------------------------

5            巻六01子八首其一

嫩草如煙,石榴花發海南天。

日暮江亭春影淥,鴛鴦浴。水遠山長看不足。

 

6            巻六02子八首其二

畫舸停橈,槿花籬外竹橫橋。

水上遊人沙上女,迴顧,笑指芭蕉林裏住。

 

7            巻六03子八首其三

岸遠沙平,日斜歸路晚霞明。

孔雀自憐金翠尾,臨水,認得行人驚不起。

 

8            巻六04子八首其四

洞口誰家,木蘭舡繫木蘭花。

紅袖女郎相引去,游南浦,笑倚春風相對語。

 

9            巻六05子八首其五

二八花鈿,胸前如雪臉如蓮。

耳墜金鐶穿瑟瑟,霞衣窄,笑倚江頭招遠客。

10          巻六06子八首其六

路入南中,桄榔葉暗蓼花紅。

兩岸人家微雨後,收紅豆,樹底纖纖擡素手。

 

11          巻六07子八首其七

袖斂鮫綃,採香深洞笑相邀。

藤杖枝頭蘆酒滴,鋪葵席,豆花間晚日。

 

12          巻六08子八首其八

翡翠鵁鶄,白蘋香裏小沙汀。

島上陰陰秋雨色,蘆花撲,數隻漁舡何處宿。

 

13          巻六09獻衷心

見好花顏色,爭笑東風。雙臉上,晚粧同。

閑小樓深閣,春景重重。三五夜,偏有恨,月明中。

情未已,信曾通,滿衣猶自染檀紅。

恨不如雙鷰,飛舞簾櫳。春欲暮,殘絮盡,柳條空。

 

14          巻六10賀明朝二首其一

憶昔花間初識面,紅袖半遮粧臉。

輕轉石榴裙帶,故將纖纖玉指,撚雙鳳金線。

碧梧桐鏁深深院,誰料得,兩情何日教繾綣。

羨春來雙鷰,飛到玉樓,朝暮相見。

 

15          巻六11賀明朝二首其二

憶昔花間相見後,只憑纖手,暗紅豆。

人前不解,巧傳心事。別來依舊,辜負春晝。

碧羅衣上蹙金繡,睹對對鴛鴦,空裛淚痕透。

想韶顏非久,終是為伊,只恁瘦。

 

16          巻六12江城子

晚日金陵岸艸平,落霞明,水無情,六代繁華,暗逐逝波聲。

空有姑蘇臺上月,如西子鏡照江城。

 

17          巻六13鳳樓春鳳

髻綠雲叢,深掩房攏。錦書通,夢中相見覺來慵,勻面淚臉珠融。

因想玉郎何處去,對淑景誰同。小樓中,春思無窮。

倚欄顒望,闇牽愁緒,柳花飛起東風。

斜日照簾,羅幌香冷粉屏空。海棠零落,鶯語殘紅。

 

 唐樂舞00

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《巻五浣溪沙三首其三》歐陽烱

 

 

花間集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9345

 

 

 

 

 

 

 

三字令

(寵愛を受ける日々は楽しいものであった、短冊に優しい言葉に溢れた詩文を読み、嬉しさに涙した。この春、約束は守られず、誰もいない閨で、それでも寵愛を受ける準備をしていると詠う。)

春欲盡,日遲遲,牡丹時。

これほど楽しい春が終わろうとしている。日ごとに夕暮れが遅くなっていき、牡丹の花が咲いて初夏を迎えようとする。

羅幌卷,翠簾垂。

その楽しかったころ、薄絹の帳を巻き上げ、翡翠の簾を垂らしたりした。

彩牋書,紅粉淚,兩心知。

色の鮮やかな薛濤䇳に書いてくれた詩歌を読み、うれし涙が紅白粉を溶かして流れる。妃嬪の心の中をよく分かっている内容で、信じていた。

 

人不在,鷰空歸,負佳期。

ところが、この春、この閨に、そのお方はいない。軒端の燕は春になって帰って来たけれど空しい、あのお方は約束の期日を破っているから。

香燼落,枕函欹。

お香の火も、灯芯さえも燃え落ちる、お方の使った枕に身寄せてみる。

月分明,花澹薄,惹相思。

月は明るくてらし、はっきるとして、牡丹の花の濃淡までわかる。それでも、ただ、寵愛を受ける事、思い続けていくだけ。

(三字令)

春は盡きむと欲し,日は遲遲たり,牡丹の時なり。

羅幌 卷き,翠簾 垂る。

彩牋の書,紅粉の淚,兩の心 知る。

人 在ざるも,鷰は空しく歸り,佳期に負く。

香燼 落ち,枕函 欹【そ】う。

月は 分るほど明るく,花は 澹薄,「相思」に惹る。

 

(改訂版Ver.2.1

『三字令』 現代語訳と訳註

(本文)

三字令

春欲盡,日遲遲,牡丹時。

羅幌卷,翠簾垂。

彩牋書,紅粉淚,兩心知。

人不在,鷰空歸,負佳期。

香燼落,枕函欹。

月分明,花澹薄,惹相思。

 

(下し文)

(三字令)

春は盡きむと欲し,日は遲遲たり,牡丹の時なり。

羅幌 卷き,翠簾 垂る。

彩牋の書,紅粉の淚,兩の心 知る。

人 在ざるも,鷰は空しく歸り,佳期に負く。

香燼 落ち,枕函 欹【そ】う。

月は 分るほど明るく,花は 澹薄,「相思」に惹る。

 

 

(現代語訳)

(寵愛を受ける日々は楽しいものであった、短冊に優しい言葉に溢れた詩文を読み、嬉しさに涙した。この春、約束は守られず、誰もいない閨で、それでも寵愛を受ける準備をしていると詠う。)

これほど楽しい春が終わろうとしている。日ごとに夕暮れが遅くなっていき、牡丹の花が咲いて初夏を迎えようとする。

その楽しかったころ、薄絹の帳を巻き上げ、翡翠の簾を垂らしたりした。

色の鮮やかな薛濤䇳に書いてくれた詩歌を読み、うれし涙が紅白粉を溶かして流れる。妃嬪の心の中をよく分かっている内容で、信じていた。

ところが、この春、この閨に、そのお方はいない。軒端の燕は春になって帰って来たけれど空しい、あのお方は約束の期日を破っているから。

お香の火も、灯芯さえも燃え落ちる、お方の使った枕に身寄せてみる。

月は明るくてらし、はっきるとして、牡丹の花の濃淡までわかる。それでも、ただ、寵愛を受ける事、思い続けていくだけ。

遊園驚夢01 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

三字令

1. (寵愛を受ける日々は楽しいものであった、短冊に優しい言葉に溢れた詩文を読み、嬉しさに涙した。この春、約束は守られず、誰もいない閨で、それでも寵愛を受ける準備をしていると詠う。)

2. 【解説】前段は、楽しかった去年の春のことを思い、寝台の周囲の帳を巻き上げ、窓の簾を垂らし、以前に男からの詩歌を読み返して涙を流し、「お互いに胸の内はよく分かり合っていたはずなのに」と呟く。後段は、せっかくの春を空しく過ごさなければいけない、いつまでも寝付くことができず、思いが募る妃嬪の苦しみ、それでも寵愛を受ける事だけ、と詠う。前段の「彩牋の書」は、薛濤䇳のようなものに書かれた男の詩歌ということの方が風流。

3. 【詞形】『花間集』には欧陽烱の一首のみ所収。三字で句を構成し、韻の配置から可愛らしい、甘えた感じを演出している。毎句が三字からなるのでこの名が付けられた。双調四十八字、前後段二十四字八句四平韻で、3③③3③33③/3③③3③33③の詞形をとる。

春欲盡  日遲  牡丹

○●●  ●○○  ●○○

羅幌卷  翠簾

○●△  ●○○

彩牋書  紅粉淚  兩心 
●○○  ○●●  ●○○ 

人不在  鷰空  負佳

○△●  ●△○  ●○○

香燼落  枕函

○●●  △○○

月分明  花澹薄  惹相  

●△○  ○△●  ●△△ 

 

春欲盡,日遲遲,牡丹時。

これほど楽しい春が終わろうとしている。日ごとに夕暮れが遅くなっていき、牡丹の花が咲いて初夏を迎えようとする。

4. 春欲尽 春が終わろうとしている。欲は“毎日過ぎてゆくことが辛い”今にも〜しそうだ、の意。

5. 日遲遲 日ごとに夕暮れが遅くなる。日ごとに日が長くなる。

牡丹時 元は薬用として利用されていたが、盛唐期以降、牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも愛好されるようになった。また開花時期に科挙合格発表がおこなわれ、長安の貴族庭園は無礼講として開放され、花木祭りの様相であった。三月の終わりごろ(今、5月上旬頃〜中旬)のことである。

 

羅幌卷,翠簾垂。

その楽しかったころ、薄絹の帳を巻き上げ、翡翠の簾を垂らしたりした。

6. 羅幌 寝台の回りに垂らす薄絹の帳。

7. 翠簾垂 翡翠の飾りを付けた簾を垂らす。

 

彩牋書,紅粉淚,兩心知。

色の鮮やかな薛濤䇳に書いてくれた詩歌を読み、うれし涙が紅白粉を溶かして流れる。妃嬪の心の中をよく分かっている内容で、信じていた。

8. 彩牋書 色巻紙に書かれた手紙。薛濤䇳に書かれた詩歌。

9. 紅粉涙 顔の紅白粉を溶かして流れる涙。女性の涙。

10. 両心知 お互いに心の中はよく分かっている。別れ送り出す時に確認したことを云う。同心結に近いもの。①ひもや帯の結び方の一種で、かたく解けない結び方。夫婦の愛情のかたい結びつきのたとえ。〔梁武帝・有所思〕②愛の契りをこめたお守り。

 

人不在,鷰空歸,負佳期。

ところが、この春、この閨に、そのお方はいない。軒端の燕は春になって帰って来たけれど空しい、あのお方は約束の期日を破っているから。

11. 人不在 

12. 鷰空歸 

13. 負任期 会う約束を破る。ここでは男が春には帰るという約束を破ったことを言う。負はそむく。佳期は男女が会う約束。

 

香燼落,枕函欹。

お香の火も、灯芯さえも燃え落ちる、お方の使った枕に身寄せてみる。

14. 香燼落 灯芯が燃え落ちる。灯火の燃え尽きたことを言う。

15. 枕函欹 ここでは枕を斜めに立てかけて身を寄せる意。眠れぬ状態を表す。枕函は横長の大きめの箱枕。

 

月分明,花澹薄,惹相思。

月は明るくてらし、はっきるとして、牡丹の花の濃淡までわかる。それでも、ただ、寵愛を受ける事、思い続けていくだけ。

16. 分明 他との区別がはっきりしていること。あきらかなこと。また、そのさま。ぶんみょう。明らかになること。

17. 澹薄 淡白に同じ。ここでは月の光に牡丹の花が色淡く見えること。

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