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花間集巻五 毛文錫三十一首

花間集 訳注解説 (257)回目毛文錫巻五32應天長》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9170

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257)回目毛文錫巻五32應天長》

 

 

2017104

の紀頌之”6”つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745-030-#8巻166-13 鳴皋歌送岑徵君(卷七(一)五○六)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8951

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745年-08 【字解集】008 A鳴皋歌送岑徵君  B對雪奉餞任城六父秩滿歸京Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8975

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10年のBLOGの集大成

●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-146 昌黎先生 巻八-03鬥雞聯句【案:韓愈、孟郊】-#1 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9161

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806年-集17-133 韓昌黎集字解集秋雨聯句【字解集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9064

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

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韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

10年のBLOGの集大成

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-141#20 秋日夔府詠懷奉寄鄭監審李賓客之芳一百韻(卷一九(四)一六九九#20§7.-2注(1155) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9176

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767年-集-19 【字解集】 ・H提封 I鸚鵡 J孤雁 K鷗 L猿 M麂 N雞 O黃魚 P白小  Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8998

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

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花間集 訳注解説 (257)回目毛文錫巻五32應天長》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9170 (10/04)

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●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉集-017【字解集】 a. 雜詩二首其一 b. 雜詩二首其二 c. 内顧詩 二首其一  d. 内顧詩 二首其二 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9157

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玉集-015【字解集】  雜詩五首 【字解集】    Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8932

●薛濤の全詩

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花間集 訳注解説 (257)回目毛文錫巻五32應天長》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9170

(錦江の秋、日中から夕暮れ、の抒情をうたい、舟遊びの様子を詠う。)

平らかに大江の波は暖かな日には、鴛鴦たちは囁いている。2艘、2艇と釣り船も遙かなる奥まった入り江の岸を指して帰ってくる。

蘆の生える中州に雨まじりの風が吹く一夜。小鳥や水鳥は驚いてさわぐと、水辺の浅瀬にいた雪のような白鷺は翅を高く掲げて飛び立たんと背を伸ばす。

遠くの渚に漁火が明々と燃えている、蘭棹の人は、今宵は、何処にいるのか。

袖口のひろがった薄絹の透けて見える上着に風がふいて軽やかに舞い上がる。採蓮の娘は愁いに沈みつづけている。

 セイタカシギ02

 

 

 

玉臺新詠 巻二

 

 

應天長一首

平江波暖鴛鴦語,兩兩釣舡歸極浦。

蘆州一夜風和雨,飛起淺沙翹雪鷺。

漁燈明遠渚,蘭棹今宵何處。

羅袂從風輕舉,愁殺採蓮女。

河滿子

紅粉樓前月照,碧紗外鶯啼。

夢斷遼陽音信,那堪獨守空閨。

恨對百花時節,王孫綠草萋萋。

巫山一段雲一首

雨霽巫山上,雲輕映碧天。

遠峯吹散又相連,十二晚峯前。

暗濕啼猿樹,高籠過客舡。

朝朝暮暮楚江邊,幾度降神仙。

 

毛文錫(生卒年未詳)、字を平珪と言い、南陽(今の河南省南陽)の人。十四歳で進士に及第し、前蜀の王建に仕え、司徒に任じられ、毛司徒と呼ばれた。その後、前覇が亡びると、後主の王衍に従って後唐に降り、さらに後蜀に仕え、欧陽烱、閻選、鹿虔扆、韓琮らと詞をもって後蜀の孟昶に奉仕し「五鬼」と称された。著書に『前局紀事』二巻、『茶譜』一巻がある。毛文錫の詞は大多数が男女の離別の情や傷惜春の情を詠ったものであるが、中には功名富貴を主張したものや、辺境の戦を詠ったものもある。『花間集』には三十一首の詞が収められている。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《巻五32應天長》張泌

 

 

花間集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9177

 

 

 

 

 

 

應天長

(錦江の秋、日中から夕暮れ、の抒情をうたい、舟遊びの様子を詠う。)

平江波暖鴛鴦語,兩兩釣舡歸極浦。

平らかに大江の波は暖かな日には、鴛鴦たちは囁いている。2艘、2艇と釣り船も遙かなる奥まった入り江の岸を指して帰ってくる。

蘆州一夜風和雨,飛起淺沙翹雪鷺。

蘆の生える中州に雨まじりの風が吹く一夜。小鳥や水鳥は驚いてさわぐと、水辺の浅瀬にいた雪のような白鷺は翅を高く掲げて飛び立たんと背を伸ばす。

漁燈明遠渚,蘭棹今宵何處。

遠くの渚に漁火が明々と燃えている、蘭棹の人は、今宵は、何処にいるのか。

羅袂從風輕舉,愁殺採蓮女。

袖口のひろがった薄絹の透けて見える上着に風がふいて軽やかに舞い上がる。採蓮の娘は愁いに沈みつづけている。

應天長一首

平江 波暖かく 鴛鴦語り,兩兩らる釣【ちょうせん】 極浦【きょくほ】に歸る。

蘆州【ろしゅう】一夜 風 雨に和し,淺沙を起き飛びて 雪鷺【せつろ】翹。

漁燈 遠渚【えんちょ】明く,蘭棹【らんとう】今宵【こんしょう】何處なるか。

羅袂【らべい】風に從いて輕やかに舉がり,愁殺【しゅうさい】あり 採蓮の女にも。

宮島0013 

『應天長 一首』 現代語訳と訳註

(本文)

應天長一首

平江波暖鴛鴦語,兩兩釣舡歸極浦。

蘆州一夜風和雨,飛起淺沙翹雪鷺。

漁燈明遠渚,蘭棹今宵何處。

羅袂從風輕舉,愁殺採蓮女。

 

(下し文)

應天長一首

平江 波暖かく 鴛鴦語り,兩兩らる釣舡【ちょうせん】 極浦【きょくほ】に歸る。

蘆州【ろしゅう】一夜 風 雨に和し,淺沙を起き飛びて 雪鷺【せつろ】翹。

漁燈 遠渚【えんちょ】明く,蘭棹【らんとう】今宵【こんしょう】何處なるか。

羅袂【らべい】風に從いて輕やかに舉がり,愁殺【しゅうさい】あり 採蓮の女にも。

 

 

(現代語訳)

(錦江の秋、日中から夕暮れ、の抒情をうたい、舟遊びの様子を詠う。)

平らかに大江の波は暖かな日には、鴛鴦たちは囁いている。2艘、2艇と釣り船も遙かなる奥まった入り江の岸を指して帰ってくる。

蘆の生える中州に雨まじりの風が吹く一夜。小鳥や水鳥は驚いてさわぐと、水辺の浅瀬にいた雪のような白鷺は翅を高く掲げて飛び立たんと背を伸ばす。

遠くの渚に漁火が明々と燃えている、蘭棹の人は、今宵は、何処にいるのか。

袖口のひろがった薄絹の透けて見える上着に風がふいて軽やかに舞い上がる。採蓮の娘は愁いに沈みつづけている。

  

(訳注)

應天長 一首

1. (錦江の秋、日中から夕暮れ、の抒情をうたい、舟遊びの様子を詠う。)

2. 前段、平らで暖かな水に浮かぶ鴛鴦(オシドリ)が囁き交わすさまは、仲睦まじく語り合っていたことをいう男女を象徴している。その夜の吹き降りは、男が別れていくのを見送った後の女性の静まらぬ心を示し、首を高くもたげて飛び立とうとしている白鷺は、すぐにも男のもとに飛んで行きたいという女の思いを象徴している。後段は、遠くの岸辺にあって漁をする舟の漁火を見て、あの人の乗る舟ほどのあたりかしらと男を思いやる女性の情について述べ、薄絹を風になびかせ、採蓮する娘たちにも愁いはある。愁いに沈む女の姿を描く。

3. 應天長 構成

『花間集』には毛文錫の作が一首収められている。双調五十字、前段二十八字四句三仄韻、後段二十二字四句四仄韻で、❼❼7❼/❺❻❻❺の詞形をとる

應天長一首

平江波暖鴛鴦  兩兩釣舡歸極
蘆州一夜風和雨  飛起淺沙翹雪
漁燈明遠  蘭棹今宵何
羅袂從風輕  愁殺採蓮

○○○●○○●  ●●●○○●●

○○●●△△●  ○●△△△●●

○○○●●  ○●○○△●

○●△△△●  ○●●△●

 

韋荘(韋相莊)          應天長二首

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-14韋荘92《巻2-42 應天長二首其一》二巻42-〈92〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5662

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-15韋荘93《巻2-43 應天長二首其二》二巻43-〈93〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5667

牛嶠(牛給事嶠)       應天長二首

牛嶠《巻四05應天長二首其一》『花間集』156全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6052

牛嶠《巻四06應天長二首其二》『花間集』157全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6057

毛文錫(毛司徒文錫) 應天長一首

應天長一首

平江波暖鴛鴦語,兩兩釣舡歸極浦。蘆州一夜風和雨,飛起淺沙翹雪鷺。

漁燈明遠渚,蘭棹今宵何處。羅袂從風輕舉,愁殺採蓮女。

(顧太尉       應天長一首

13-322《應天長一首》顧太尉(顧夐【こけい】)五十五首Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-505-13-(322) 花間集 巻第七漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4072

 

 

平江波暖鴛鴦語,兩兩釣舡歸極浦。

平らかに大江の波は暖かな日に、鴛鴦たちは囁いている。2艘、2艇と釣り船も遙かなる奥まった入り江の岸を指して帰ってくる。

4. 平江 平らに広がる川。増水、洪水の状況ではないこと。

釣舡 

5. 極浦 遠い果ての岸。ここではい遙かな対岸を指す。

 

蘆州一夜風和雨,飛起淺沙翹雪鷺。

蘆の生える中州に雨まじりの風が吹く一夜。小鳥や水鳥は驚いてさわぐと、水辺の浅瀬にいた雪のような白鷺は翅を高く掲げて飛び立たんと背を伸ばす。

6. 蘆州 蘆(あし)の生える州()

風和雨 吹き降りを言う。

7. 翹 あげる。鳥の尾羽のように、高くかかげる。つまだてる。つま先だって背を高くする。 特に秀でた人。また、特にすぐれているさま。ぬきんでる。ここでは背を伸ばして高く首を挙げること。

 

漁燈明遠渚,蘭棹今宵何處。

遠くの渚に漁火が明々と燃えている、蘭棹の人は、今宵は、何処にいるのか。

8. 蘭棹 蘭で作った船の棹。ここでは意中の男の乗る船を指す。

 

羅袂從風輕舉,愁殺採蓮女。

袖口のひろがった薄絹の透けて見える上着に風がふいて軽やかに舞い上がる。採蓮の娘は愁いに沈みつづけている。

9. 愁殺 この上ない愁いに誘う。穀は強調を表す。

10. 採蓮女 年若い女が腕と素足を出して採蓮する。それを秋の行楽として色町の女とお客の者たちが見学するという、年齢差を感じさせる語のひとつである。

羅袂 閨で着る薄絹の透けて見える上着の袖口のひろがったもの。

《木蘭花》

獨上小樓春欲暮、愁望玉関芳草路。

消息断、不逢人。却斂細眉歸繍戸。

坐看落花空歎息、羅袂斑紅涙滴。

干山萬水不曾行、魂夢欲教何覓。

(木蘭花)

獨り小樓に上れば春暮れんと欲し、愁望す 玉関芳草の路。

消息 断え、人に逢はず。却って細き眉を斂【ひそ】めて 繍戸に歸る

坐ろに落花を看て 空しく歎息し、羅袂【らべい】湿れて斑【まだら】に紅涙 滴たる。

千山萬水 曾て行かず、魂夢は何處に覓【もと】めしめんと欲す。

坐看落花空歎息、羅袂斑紅涙滴。

約束の春をはじめてまつ者は、次第にただ漫然として散る花を見て、むなしくため息を漏らすことになり、薄絹のたもとは涙で堕ちた頬紅が点々と濡らすことになる。

・羅袂 帰ってきたら閨で着る薄絹の透けて見える上着の袖口。帰って来ると思って閨で着て涙する。唐代の女性の服装は、まさに社会の風気が開放的になるに従って自由となり、益々拘束がなくなっていったのである。家庭での服装については、私たちは唐代の絵画の中に見ることができる。たとえば、有名な永泰公主の墓の壁画の中に見られる女性などは、たいてい上着も下着も太めにゆったり美しいが、しかし胸も乳も露わにされているのである。


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