花間集 訳注解説 巻一19 (25)回目温庭筠 《更漏子六首其五》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7712

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20161125

の紀頌之5つの校注Blog

 

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

 

 

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

744年-013-#5卷162_11-#5 天馬歌(卷三(一)二三四)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7709

 

 

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744年-013-#6卷162_11 天馬歌 【字解集】Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7715

 

 

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

 

 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-23巻一16-#1 送文暢師北遊Ⅱ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7710

 

 

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 巻一 15-#6 醉贈張祕書 【字解集】 7693

 

 

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

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index-4 806年 39 江陵・国子博士25

 

 

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]平淮西碑」28

 

 

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

 

 

Ⅲ 杜詩

詳注

757年-25 熟食日示宗文宗武 杜詩詳注(卷一八(四)一六一五)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7711

 

 

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暮春題瀼溪新賃草屋五首【字解集】と住まいと夔州での農業

 

 

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

 

 

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

 

 

Ⅳブログ詩集

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花間集 訳注解説 巻一19 (25)回目温庭筠 《更漏子六首其五》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7712 (11/25)

 

 

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花間集 巻一 (27)回目温庭筠 《更漏子六首 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7724 (11/27)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

 

 

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉-020-#2 古詩八首其六 無名氏  Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7713

 

 

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玉集-01 古詩八首 【字解集】  Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7731

 

 

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花間集 訳注解説 巻一19 (25)回目温庭筠 《更漏子六首其五》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7712

(遠く旅立って帰らぬ男を思う女の情を詠う、溫庭筠の港町ブルースというところか。)

漢江の畔にある樓閣に背を向けて、入り江からのぼる月を眺める女がいる。夜更けて、城郭の傍の軍営から羌笛の悲しい笛の音がすすり愛妾の泣く声とともに聞こえてくる。大堤の柳も芽を吹き風に揺れる季節も変わり、向いの魚梁洲の島に霞がかかる夕暮れ時に二列で飛んでいた雁が、別れて飛んでいる。又、春が来て京口の別れ道にはのこされた女がいる、わたしは長安に帰る舟の渡し場に立つ、まさにこれでもって春の盛りに情交を重ねた官妓の女と別れて旅立つ。そこには、座敷に一人、銀燭台の蝋燭をつけたまま官妓が横たわる、輝く玉縄星も低くなり、蝋燭の芯ももうすでに短くなっていて、夜明けを告げる鶏が一番の時を知らせてくる。

 

 

花間集 巻一 更漏子六首  <温庭筠>

 

 

 

 

 

更漏子六首其 其五
(遠く旅立って帰らぬ男を思う女の情を詠う、溫庭筠の港町ブルースというところか。)

背江樓,臨海月,城上角聲嗚咽。
漢江の畔にある樓閣に背を向けて、入り江からのぼる月を眺める女がいる。夜更けて、城郭の傍の軍営から羌笛の悲しい笛の音がすすり愛妾の泣く声とともに聞こえてくる。
堤柳動,島煙昏,兩行征雁分。
大堤の柳も芽を吹き風に揺れる季節も変わり、向いの魚梁洲の島に霞がかかる夕暮れ時に二列で飛んでいた雁が、別れて飛んでいる。
京口路,歸帆渡,正是芳菲欲度。
又、春が来て京口の別れ道にはのこされた女がいる、わたしは長安に帰る舟の渡し場に立つ、まさにこれでもって春の盛りに情交を重ねた官妓の女と別れて旅立つ。
銀燭盡,玉繩低,一聲村落雞。
そこには、座敷に一人、銀燭台の蝋燭をつけたまま官妓が横たわる、輝く玉縄星も低くなり、蝋燭の芯ももうすでに短くなっていて、夜明けを告げる鶏が一番の時を知らせてくる。
其の五
江樓を背にし,海月に臨む,城の上【ほと】り角聲【かくせい】嗚咽【めいいん】す。
堤の柳は動めき,島の煙【えん】は昏【くら】し,兩行して征雁は分かる。
京口の路,歸帆の渡,正に是れ芳菲【ほうひ】度らんと欲す。
銀燭 盡き,玉繩 低す,一聲するは村落の雞。


嚢陽一帯00

『更漏子』 (更漏子六首其五) 現代語訳と訳註
(
本文)
更漏子 ()
背江樓,臨海月,城上角聲嗚咽。
堤柳動,島煙昏,兩行征雁分。
京口路,歸帆渡,正是芳菲欲度。
銀燭盡,玉繩低,一聲村落雞。


(下し文)
(更漏子六首其の五)
江樓を背にし,海月に臨む,城の上【ほと】り角聲【かくせい】嗚咽【めいいん】す。
堤の柳は動めき,島の煙【えん】は昏【くら】し,兩行して征雁は分かる。
京口の路,歸帆の渡,正に是れ芳菲【ほうひ】度らんと欲す。
銀燭 盡き,玉繩 低す,一聲するは村落の雞。


(現代語訳)
(遠く旅立って帰らぬ男を思う女の情を詠う、溫庭筠の港町ブルースというところか。)

漢江の畔にある樓閣に背を向けて、入り江からのぼる月を眺める女がいる。夜更けて、城郭の傍の軍営から羌笛の悲しい笛の音がすすり愛妾の泣く声とともに聞こえてくる。
大堤の柳も芽を吹き風に揺れる季節も変わり、向いの魚梁洲の島に霞がかかる夕暮れ時に二列で飛んでいた雁が、別れて飛んでいる。
又、春が来て京口の別れ道にはのこされた女がいる、わたしは長安に帰る舟の渡し場に立つ、まさにこれでもって春の盛りに情交を重ねた官妓の女と別れて旅立つ。
そこには、座敷に一人、銀燭台の蝋燭をつけたまま官妓が横たわる、輝く玉縄星も低くなり、蝋燭の芯ももうすでに短くなっていて、夜明けを告げる鶏が一番の時を知らせてくる。
隋堤01


(訳注)

更漏子六首其五
(遠く旅立って帰らぬ男を思う女の情を詠う、溫庭筠の港町ブルースというところか。)

53. 【解説】 

前段は、川面に映る月を眺めながら男の乗る舟の帰りを待ちわびるさまを描く。古来から月は鏡で人を思う縁であった。折から聞こえて来る角笛の音は、男と夜過ごした時に何時も聞いたものだ。女は自らの咽び泣きの声と重ねる。風に揺れる堤の柳は二人のあの夜の絡み合いを思い起こさせる。中州を覆う霞は男と過ごす時は楽しみの霞であったが、今は、胸を暗く塞ぎ、二列に分かれて渡り行く雁は、男からの文を運んでは来なかった。

後段は、別の街に来ていた溫庭筠は、京口の別れを目にし、残される女に憐れを掛ける。女は、今宵も眠れず、村の鶏が時を告げ、遂に夜明けを迎えてしまったことを言う。

花間集には《更漏子》が十六首所収されている。溫庭筠の作は六首収められている。雙調四十六字、前段二十三字六句両仄韻両平韻、後段二十三字六句三仄韻両平韻(詞譜六)3❸❻3③⑤/❸❸❻3③⑤の詞形をとる。

背江樓,臨海月,城上角聲嗚咽。
堤柳動,島煙,兩行征雁
京口
,歸帆,正是芳菲欲
銀燭盡,玉繩
,一聲村落

  

   
   

   

楊貴妃清華池002


背江樓,臨海月,城上角聲嗚咽。
漢江の畔にある樓閣に背を向けて、入り江からのぼる月を眺める女がいる。夜更けて、城郭の傍の軍営から羌笛の悲しい笛の音がすすり愛妾の泣く声とともに聞こえてくる。
54. 背 背を向ける。隠す。名詞で背中。背負う。
55.
 江樓 大江沿いの高楼に男が帰って來るの待ち侘びる状景。この場合の男は、高官か、舟商人が常套であるし、待つ身の女は妻妾となったものか、「買斷」によって囲われた女ということ、いずれにしても、官妓であったものということであろう。
56.
 海月 渡し場の入り江に上る月。
57.
 城上 じょうかくのほとりにある塞。この下句の「城上」「角聲」語で官妓ということを連想させる。
58.
 角聲 角笛の音が響いてくる。軍営で用いる夜のときをしらせるもの。
59.
 嗚咽 むせび泣く。すすり泣く。また、寂しく悲しい笛の音の形容。


堤柳動,島煙昏,兩行征雁分。
大堤の柳も芽を吹き風に揺れる季節も変わり、向いの魚梁洲の島に霞がかかる夕暮れ時に二列で飛んでいた雁が、別れて飛んでいる。
60. 堤柳動 柳が芽を吹き葉を茂らせ、風に揺れ動く春から夏をあらわす語である。堤には、官が植えこんだ柳があるが、ここは、襄陽の大堤を想定してみた。李白の「大堤曲」「漢水臨襄陽。花開大堤暖。佳期大堤下。淚向南云滿。春風無復情。吹我夢魂散。 不見眼中人。天長音信斷。」(漢水は 嚢陽に臨(のぞ)み、花開いて 大堤暖かなり。佳期 大堤の下(もと)、涙は南雲に向って満つ。春風 復(また) 情 無く、我が 夢魂(むこん)を吹いて散ず眼中の人を見えず、天 長(とおく)にして 音信 断。)

李白53大堤曲 李白54怨情 李白55贈内

61. 島煙昏 この詩は温庭筠が襄陽にいた時の詩であろう。大堤から見える魚梁洲の事ではなかろうか。春の霞のかかった夕暮れ時のこと。
62.
 兩行 二列で飛ぶ雁、時節が秋に変わる。
63.
 征雁分 雁が分かれ離れて飛ぶ。「買斷」で囲われた官妓が待ち侘びるその胸の内で高官の男と別れた時の事を連想させる語である。襄陽は漢水と白水の別れの街。


京口路,歸帆渡,正是芳菲欲度。
又、春が来て京口の別れ道にはのこされた女がいる、わたしは長安に帰る舟の渡し場に立つ、まさにこれでもって春の盛りに情交を重ねた官妓の女と別れて旅立つ。
64. 京口 江蘇省丹徒県。南徐州晋陵郡丹徒県京口里。現、鎭江市。北岸の揚州、瓜州と船で結ばれた、旅路のターミナルの都市でもある。ここから長江を離れ徐州長安に向かう運河に入る別れの港町でもある。
65.
 歸帆渡 長安に向かう帰り舟の渡し。
66.
 芳菲 花や草。ここでは、春の情況をいうのであるが、この街の色町における遊びを意味するもの。


銀燭盡,玉繩低,一聲村落雞。
そこには、座敷に一人、銀燭台の蝋燭をつけたまま官妓が横たわる、輝く玉縄星も低くなり、蝋燭の芯ももうすでに短くなっていて、夜明けを告げる鶏が一番の時を知らせてくる。
67. 玉繩 二つからなる星の名というが玉衡星は動かないので沈んでいかないし、低くならない。銀の燭台の蝋燭の芯が燃え尽きて低くなる方が分かり易い。

 

 

温庭筠 《更漏子六首 【字解集】》 

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