花間集 訳注解説 (246)回目毛文錫巻五22柳含煙四首其四》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9093

 246)回目毛文錫巻五22柳含煙四首其四》

 

2017911

の紀頌之”6”つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

7745年 n-46-#1 訪道安陵遇蓋寰為予造真籙臨別留贈(卷十(一)六七二)漢文委員会Kanbuniinkai紀頌之Blog9132

LiveDoo

rBlog

745年-08 【字解集】008 A鳴皋歌送岑徵君  B對雪奉餞任城六父秩滿歸京Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8975

孟浩然

李白詩

謝霊運

司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

揚雄 《甘泉賦》

諸葛亮 出師表

曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

李白全詩

漁父辞(屈原

楚辞・九歌》東君

《楚辞九辯》

 

 

 

 

10年のBLOGの集大成

●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-136 先生-巻八-06納涼聯句【案:韓愈、孟郊】-#3 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9084

LiveDoo

rBlog

806年-集17-133 韓昌黎集字解集秋雨聯句【字解集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9064

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

10年のBLOGの集大成

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-141#10 秋日夔府詠懷奉寄鄭監審李賓客之芳一百韻(卷一九(四)一六九九#10§4.-3注(1155)夔州詠物八首の塞烏蠻北 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9078

LiveDoo

rBlog

767年-集-19 【字解集】 ・H提封 I鸚鵡 J孤雁 K鷗 L猿 M麂 N雞 O黃魚 P白小  Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8998

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

Ⅳブログ詩集

漢・唐・宋詞

花間集 訳注解説 (246)回目毛文錫巻五22柳含煙四首其四》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9093 (09/11)

  fc2

Blog

花間集 訳注解説 (238)回目毛文錫【字解集】a.虞美人二首 b.酒泉子 c.喜遷鶯 d.西溪子 e.興樂 f.更漏子 g.接賢賓 h.贊浦子》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9037 (09/05)

 

 

 

10年のBLOGの集大成

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉-巻二35 内顧詩二首其一靜居懐所歡 -#3〔潘岳〕 Ⅴ漢詩・六朝詩・文選・古詩源・唐宋詩詞漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9080

LiveDoo

rBlog

玉集-015【字解集】  雜詩五首 【字解集】    Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8932

●薛濤の全詩

●花間集(1

●花間集(2

●花間集(3

●花間集(4

●花間集(5

●魚玄機全詩

●花間集(6

●花間集(7

●花間集(8

●花間集(9

●花間集10

Ⅵ唐代女性論         ninjaブログ

八、2.37 薛濤 《海棠溪 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9102

 ■最近Best5 賦・詩・詞(漢詩4ブログ各部門)

漢詩総合サイト 07ch

杜甫全詩案内

韓愈全詩案内

李白全集

李白詩のサイト

古詩源

花間集案内

漢詩・唐詩・宋詩研究

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/

花間集 訳注解説 (246)回目毛文錫巻五22柳含煙四首其四》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9093

(皇城、宮城。大明宮、興慶宮へそれぞれの渠溝の土手に植えられた柳、天子のめでたい祥煙に覆われ、その場所を得ることでその力を発揮できると詠う。)

天子のお庭に続く渠溝の土手に植えられた柳があり、柳が春景色になり、多くの草花が春に変わっていく。

宮殿の土塀から半ば出た柳の枝が美しく、嫋やかで艶めかしい動きをするし、時によっては夕暮れは日影が長く大きく、星列宿を祭りをする巫女の様に軽く梳けて見える着物を羽織っている、その着物はやんごとなきお方しか着られない黄緑色のうす絹の着物の波が揺れるよう。

昨日は天子が大明宮の金鑾殿にいて、上林苑の中を巡り歩き、衣擦れの舞の起す風がとどいてきて、細腰で舞い、指も腕も細くしなやか、柔らかに踊る。

柳の樹の栽培は、皇城、後宮というめぐまれた地を得られ育つ、天子の御蔭のめでたい祥煙に覆われている。

 

 

 

花間集 巻五

 

 

 

柳含煙四首 其一

隋堤柳,汴河旁。

夾岸綠陰千里,龍舟鳳舸木蘭香,錦帆張。

因夢江南春景好,一路流蘇羽葆。

笙歌未盡起橫流,鏁春愁。

 

柳含煙四首 其二

河橋柳,占芳春。

映水含煙拂路,幾迴攀折贈行人,暗傷神。

樂府吹為橫笛曲,能使離腸斷續。

不如移植在金門,近天恩。

 

柳含煙四首 其三

章台柳,近垂旒。

低拂往來冠蓋,朦朧春色滿皇州,瑞煙浮。

直與路邊江畔別,免被離人攀折。

最憐京兆畫蛾眉,葉纖時。

 

柳含煙四首 其四

御溝柳,占春多。

半出宮牆婀娜,有時倒影醮輕羅,麴塵波。

昨日金鑾巡上苑,風亞舞腰纖軟。

栽培得地近皇宮,瑞煙濃。

 

 

 

 

花間集 教坊曲《柳含煙四首其二》毛文錫

 

 

花間集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9079

 

 

 

 

柳含煙四首 其一

(煬帝が国を傾けるほどして作った運河は国を豊かにした。春の行楽の画船が行き交い、春景色に色を添え、船引きの笙歌は春の愁いを消してくれる。)隋堤の柳 其の一

隋堤柳,汴河旁。

煬帝が作った運河の堤に柳がある、そこから続く汴河通済渠の運河の側にも柳がつづく。

夾岸綠陰千里,龍舟鳳舸木蘭香,錦帆張。

両岸は千里先まで緑の影を成し続く。またそこには竜のフナ飾りの鮮やかな絵が行き交い、鳳凰の絵の舟が、香りたかい蘭の木で作られている。その船に錦の帆を張る。

因夢江南春景好,一路流蘇羽葆。

長安や洛陽いて夢で思うのは、江南地方の春の景色がよいものであるという、楽しみになる。隋堤の運河により一筋の水路の流れこの地域を結ぶことでそれぞれの地域を守り、蘇らせる。

笙歌未盡起橫流,鏁春愁。

そしてこの運河、娘たちの船引きの笙の笛に歌声を乗せた船は進んでも、未だにこの流れに横から入り込むが、波を起こしたりすることはない。この中においては春の愁いのこころに蓋をして、隠してくれる。

 

(柳含煙四首 其の一)

隋堤の柳,汴河の旁。

夾岸の綠陰千里なり,龍舟 鳳舸 木蘭の香,錦帆 張る。

夢に因って江南 春景好なり,一路 流蘇して 羽葆す。

笙歌 未だ盡く起きて橫流し,春愁を鏁す。

 

柳含煙四首 其二

(柳が鬱蒼と茂る夕方の霞と一体となって悲しく霞む様子をいうが、この詩は長安城の西市の横を流れる渠溝に架かる橋、長安周辺の河川、運河の柳並木に、まつわるいろんな逸話があったことを思わせる)
隋堤の柳 其の二

河橋柳,占芳春。

隋堤運河を渡る橋のたもとの柳、かんばしい春はこれからどうなるのか。

映水含煙拂路,幾迴攀折贈行人,暗傷神。

柳の緑は水に映り、柳が鬱蒼として霞にけむり、土手の道を枝は揺れて掃いているようだ。もう何度もここに来て、折楊柳をして、上にかかげて旅に行く人の安全を祈った事だろう、しかしその陰に約束が果たされず、失い、傷つき、恨むものがいる。

樂府吹為橫笛曲,能使離腸斷續。

“柳”の楽府は沢山あり、宮女、妓優が横一面に並んで、笛曲を吹奏する、そして、それはまた、別れの断腸の思いを続けさせられることになる。

不如移植在金門,近天恩。

隋堤の柳は植え替えておなじようにはなるというものではないが、今、長安城の西の金門にある、それは天子の御恩がふりそそぐ近くにある。

(柳含煙四首 其の二)

河橋の柳,芳春を占【たず】ねる。

水に映え煙を含み路を拂う,幾びか迴る 折るを攀げ行人に贈り,暗に 神を傷む。

樂府 吹きて笛曲を橫に為し,能く離れて腸斷の續かわ使む。

移植に如かずも 金門に在る,天恩に近し。

 

柳含煙四首 其三

(京兆には章台の柳は、冕冠旒を満たし、東西の水陸駅に続く柳は毎日のように折楊柳、結同心しれ割られを見てきた、そうした見送り見送られての別れではない人たちがいる。それは若さを失えば、棄てられるという別れである。柳が見てきたと詠う。)

章台柳,近垂旒。

古今、各王朝の章台にある柳の冕冠旒を見てきた、その近く、皇帝の冕冠の前後に十二旒、計二十四旒が垂れている。

低拂往來冠蓋,朦朧春色滿皇州,瑞煙浮。

柳の枝は低く垂れ、そこを往来する、冠帽子や、車蓋を拂っている。春も盛りになれば、鬱蒼としてぼんやりとして来て、めでたい春の覇気、運気もこの帝都全体に広がる。

直與路邊江畔別,免被離人攀折。

真っ直ぐな道路と道路に沿って渠溝のほとりに柳があり、長安城の東でも、西でも河川本流の渭水で支流と別れて合流してゆく、ここの人は、この柳を折って奉げて旅人の安全を祈るがわかれた人には柳に被われるのは迷惑な事である。

最憐京兆畫蛾眉,葉纖時。

最も憐れに思ったのはこの長安の後宮の妃嬪たちはこうした折楊柳の別れではなく、若くて細くて魅力ある時が過ぎれば、寵愛を失うという別れが待っているのである。

 

(柳含煙四首 其の三)

章台の柳,垂旒を近くす。

低拂す 往來する冠蓋を,朦朧として 春色 皇州に滿ち,瑞煙 浮ぶ。

直與の路 邊に江に畔に別れ,免被して人と離れ 攀折する。

最も憐れなるは 京兆 蛾眉を畫くもの,葉纖の時のみ。

 

 

 

柳含煙四首 其四

(皇城、宮城。大明宮、興慶宮へそれぞれの渠溝の土手に植えられた柳、天子のめでたい祥煙に覆われ、その場所を得ることでその力を発揮できると詠う。)

御溝柳,占春多。

天子のお庭に続く渠溝の土手に植えられた柳があり、柳が春景色になり、多くの草花が春に変わっていく。

半出宮牆婀娜,有時倒影醮輕羅,麴塵波。

宮殿の土塀から半ば出た柳の枝が美しく、嫋やかで艶めかしい動きをするし、時によっては夕暮れは日影が長く大きく、星列宿を祭りをする巫女の様に軽く梳けて見える着物を羽織っている、その着物はやんごとなきお方しか着られない黄緑色のうす絹の着物の波が揺れるよう。

昨日金鑾巡上苑,風亞舞腰纖軟。

昨日は天子が大明宮の金鑾殿にいて、上林苑の中を巡り歩き、衣擦れの舞の起す風がとどいてきて、細腰で舞い、指も腕も細くしなやか、柔らかに踊る。

栽培得地近皇宮,瑞煙濃。

柳の樹の栽培は、皇城、後宮というめぐまれた地を得られ育つ、天子の御蔭のめでたい祥煙に覆われている。

 

(柳含煙四首 其の四)

御溝の柳,春を占う多し。

宮牆を半ば出で 婀娜なり,時に有 影に倒って 輕羅を醮す,麴塵の波。

昨日 金鑾 上苑を巡り,風亞すは 舞腰 纖軟なり。

地を得て皇宮近くに栽培す,瑞煙 濃なり。

 

 

『柳含煙四首 其四』 現代語訳と訳註

(本文) 

柳含煙四首 其四

御溝柳,占春多。

半出宮牆婀娜,有時倒影醮輕羅,麴塵波。

昨日金鑾巡上苑,風亞舞腰纖軟。

栽培得地近皇宮,瑞煙濃。

 

(下し文)

(柳含煙四首 其の四)

御溝の柳,春を占う多し。

宮牆を半ば出で 婀娜なり,時に有 影に倒って 輕羅を醮す,麴塵の波。

昨日 金鑾 上苑を巡り,風亞すは 舞腰 纖軟なり。

地を得て皇宮近くに栽培す,瑞煙 濃なり。

 

(現代語訳)

(皇城、宮城。大明宮、興慶宮へそれぞれの渠溝の土手に植えられた柳、天子のめでたい祥煙に覆われ、その場所を得ることでその力を発揮できると詠う。)

天子のお庭に続く渠溝の土手に植えられた柳があり、柳が春景色になり、多くの草花が春に変わっていく。

宮殿の土塀から半ば出た柳の枝が美しく、嫋やかで艶めかしい動きをするし、時によっては夕暮れは日影が長く大きく、星列宿を祭りをする巫女の様に軽く梳けて見える着物を羽織っている、その着物はやんごとなきお方しか着られない黄緑色のうす絹の着物の波が揺れるよう。

昨日は天子が大明宮の金鑾殿にいて、上林苑の中を巡り歩き、衣擦れの舞の起す風がとどいてきて、細腰で舞い、指も腕も細くしなやか、柔らかに踊る。

柳の樹の栽培は、皇城、後宮というめぐまれた地を得られ育つ、天子の御蔭のめでたい祥煙に覆われている。

 

(訳注)

柳含煙四首 其四

34.(皇城、宮城。大明宮、興慶宮へそれぞれの渠溝の土手に植えられた柳、天子のめでたい祥煙に覆われ、その場所を得ることでその力を発揮できると詠う。)

35. 唐教坊の曲『花間集』には毛文錫の四首所収されている。双調四十五字、前段二十二字五句三平韻一仄韻、後段二十三字四句一仄韻三平韻で、❸③6⑦③/❼⑥⑦③の詞形をとる。

柳含煙四首 其一3+3+6+7+3 / 7+6+7+3

隋堤、汴河旁。夾岸綠陰千里、龍舟鳳舸木蘭香、錦帆張。

因夢江南春景、一路流蘇羽葆。笙歌未盡起橫、鏁春愁。

旁、香、張 葆、流、愁。

△△● ●○○  ●●●○○●  ○○●●●○○  ●△△

○△○○○●●  ●●○○●●  ○○●●●△○  △○○

双調四十五字、前段二十二字五句三平韻、後段二十三字四句二仄韻二平韻で、3③6⑥③/❼❻⑦③の詞形をとる。

柳含煙四首 其二

河橋柳,占芳。映水含煙拂路,幾迴攀折贈行,暗傷

樂府吹為橫笛,能使離腸斷。不如移植在金,近天

押韻 春、人、神曲、續門、恩

○○● △○○  ●●○○●●  △△○△●△○  ●△○ 

●●△○△●●  △●△○●●  △△○●●○○  ●○○

 

双調四十五字、前段二十二字五句三平韻、後段二十三字四句三平韻で、3③6⑦③/7⑥⑦③の詞形をとる。

柳含煙四首 其三

章台柳,近垂。低拂往來冠蓋,朦朧春色滿皇,瑞煙

直與路邊江畔別,免被離人攀。最憐京兆畫蛾,葉纖

押韻 時。

○○● ●○○  ○●●△△●  △○○●●○○  ●○○

●△●○○●●  ●●△○○△  ●○○●●△○ ●○○

唐教坊の曲『花間集』には毛文錫の四首所収されている。双調四十五字、前段二十二字五句三平韻、二仄韻、後段二十三字四句二仄韻二平韻で、❸③❻⑦③/❼❻⑦③の詞形をとる。

柳含煙四首 其四

御溝,占春。半出宮牆婀,有時倒影醮輕,麴塵

昨日金鑾巡上,風亞舞腰纖。栽培得地近皇,瑞煙

●○●  △○○  ●●○○○●  ●○●●△△○ ●○○

●●○○○●●  △△●○○●  △△●●●○○ ●○○

 

御溝柳,占春多。

天子のお庭に続く渠溝の土手に植えられた柳があり、柳が春景色になり、多くの草花が春に変わっていく。

36. 御溝柳 天子のお庭に続く渠溝の土手に植えられた柳

37. 占春多 多くの草花が春に変わっていく。

 

半出宮牆婀娜,有時倒影醮輕羅,麴塵波。

宮殿の土塀から半ば出た柳の枝が美しく、嫋やかで艶めかしい動きをするし、時によっては夕暮れは日影が長く大きく、星列宿を祭りをする巫女の様に軽く梳けて見える着物を羽織っている、その着物はやんごとなきお方しか着られない黄緑色のうす絹の着物の波が揺れるよう。

38. 婀娜 ① 女性の色っぽくなまめかしいさま。「―な年増(としま)」②美しくたおやかなさま。性行為の際のなまめかしい女性しなやかな体のラインを言う。

李商隠《石榴》

榴枝婀娜榴實繁、榴膜軽明榴子鮮。

可羨瑤池碧桃樹、碧桃紅頬一千年。

石榴)榴枝は婀娜として榴實は繁し、榴膜は軽明として榴子は鮮かなり。羨むべし 瑤池 碧桃の樹、碧桃の紅頬は一千年。

ザクロをつける枝はしなやかに延びる、たわわに熟れるザクロの実はすばらしい。透き通るように薄いザクロの皮膜の内側、ザクロの種は色鮮やかなものだ。でももっと羨ましいのは西王母の住まう瑤池に植えられている碧桃の木である。三千年に一度実をつける碧桃は、その紅色の肌を一千年もの長く保ち続けるという。

 

石榴 李商隠 :紀頌之の漢詩ブログ李商隠特集 68

39. 醮 中国における道教の祭祀の一つ。《隋書》経籍志の道経序録によれば,醮とは災厄を消除する方法の一つで,夜中,星空の下で酒や乾肉などの供物を並べ,天皇太一や五星列宿を祭り,文書を上奏する儀礼をいう。

40. 軽羅 紗(しゃ)・絽()などの薄い絹織物。また、それで作った単(ひとえ)。うすもの。《季 夏》

41. 羅切 (らせつ)とは、人間の男性の外部生殖器を切断すること。日本において「羅切」という場合は、陰茎のみ切断する場合と、陰茎と陰嚢を同時に切断する場合に使用し、睾丸のみ摘出する狭義の去勢は含まない。

42. 麴塵 【きくじん】①色の名。ほとんど灰色みを帯びた黄緑色。古くは刈安(かりやす)と紫根による染め色,近世は黄と青の糸による織り色をいう。天皇の略式の袍(ほう)の色で禁色(きんじき)の一。青色。山鳩。②「麴塵の袍」の略。

 

昨日 金鑾 巡上苑,風亞 舞腰 纖軟。

昨日は天子が大明宮の金鑾殿にいて、上林苑の中を巡り歩き、衣擦れの舞の起す風がとどいてきて、細腰で舞い、指も腕も細くしなやか、柔らかに踊る。

43. 金鑾 長安大明宮 金鑾殿 帝が大明宮にいる間は金鑾殿にいる。

44. 上苑 中国,秦・漢代の天子の苑の名。苑とは囲いを設けて,その中で鳥獣などを養うところの意。上林苑はすでに秦代にあったが荒廃していたため,前漢の武帝がこれを修復,拡大した。長安 (西安を中心に,周囲三百余里。

45. 風亞 衣擦れの舞の起す風。・亜[音]ア(漢) [訓]つぐ上位や主たるものに次ぐ。次位の。準ずる。「亜将・亜聖・亜流・亜熱帯」化合物中で酸化の程度の低いものを表す語。「亜硝酸・亜硫酸」

 

栽培 得地 近皇宮,瑞煙濃。

柳の樹の栽培は、皇城、後宮というめぐまれた地を得られ育つ、天子の御蔭のめでたい祥煙に覆われている。

46. 瑞煙 天子のおかげのめでたい祥煙。

47. 皇宮 皇城、宮城。

 長安城皇城と宮城とその周辺

 皇城、宮城

 

  

大明宮 5001 
 

大明宮

 

 王都の基準線08長安の繁華街春明門興慶宮から東市興慶宮・東市・春明門

 興慶宮01

興慶宮の位置関係00
 

興慶宮・東市

王都の基準線06 
長安城図 作図00

●長安城 


漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩・唐詩・詩詞 解釈

月別アーカイブ

 

http://kanshi100x100.blog.fc2.com/

 

 

2011

 

 

 

2011/10 (54)

2011/11 (55)

2011/12 (51)

2012年上半期

2012/01 (38)

2012/02 (45)

2012/03 (45)

2012/04 (37)

2012/05 (31)

2012/06 (30)

2012年下半期

2012/07 (31)

2012/08 (32)

2012/09 (30)

2012/10 (31)

2012/11 (31)

2012/12 (31)

2013年上半期

2013/01 (31)

2013/02 (28)

2013/03 (31)

2013/04 (30)

2013/05 (31)

2013/06 (30)

2013年下半期

2013/07 (31)

2013/08 (31)

2013/09 (30)

2013/10 (31)

2013/11 (30)

2013/12 (31)

2014年上半期

2014/01 (31)

2014/02 (28)

2014/03 (31)

2014/04 (30)

2014/05 (31)

2014/06 (30)

2014年下半期

2014/07 (31)

2014/08 (31)

2014/09 (30)

2014/10 (31)

2014/11 (30)

2014/12 (30)

2015年上半期

2015/01 (27)

2015/02 (28)

2015/03 (31)

2015/04 (31)

2015/05 (31)

2015/06 (30)

2015年下半期

2015/07 (31)

2015/08 (31)

2015/09 (30)

2015/10 (31)

2015/11 (30)

2015/12 (29)

2016年上半期

2016/01 (27)

2016/02 (29)

2016/03 (28)

 

 

 

花間集五百首訳注解説

月別アーカイブ

 

http://kanbunkenkyuu010.blog.fc2.com/

 

 

2016年下半期

 

 

 

 

2016/11 (30)

2016/12 (30)

2017年上半期

2017/01 (28)

2017/02 (28)

2017/03 (31)

2017/04 (30)

2017/05 (31)

2017/06 (21)

2017年下半期

2017/07 (1)

2017/08 (11)

 2017/09 (7)

 

 

 


スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment

テンプレートに関するご質問・不具合のご報告の際はご自身のブログアドレス記載必須です
ご質問の前に必ずお読みください ↓
FC2テンプレート ご利用時のお願い