花間集 訳注解説 (241)回目毛文錫巻五17紗䆫恨二首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9058

 241)回目毛文錫巻五17恨二首其一》

 

201796

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745年 n-40 東魯門泛舟,二首之二(巻二一(二)一二一三)漢文委員会Kanbuniinkai紀頌之Blog9090

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745年-08 【字解集】008 A鳴皋歌送岑徵君  B對雪奉餞任城六父秩滿歸京Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8975

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-132 先生-巻八-05秋雨聯句【案:韓愈、孟郊】-#10 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9056

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806年-集15- 韓昌黎集字解集城南聯句 【字解集】【上】

806年-集16- 韓昌黎集字解集城南聯句 【字解集】【下】

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

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韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-141#8 秋日夔府詠懷奉寄鄭監審李賓客之芳一百韻(卷一九(四)一六九九#8§4.-1注(1155)夔州詠物八首の塞烏蠻北 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9064

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767年-集-19 【字解集】 ・H提封 I鸚鵡 J孤雁 K鷗 L猿 M麂 N雞 O黃魚 P白小  Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8998

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

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花間集 訳注解説 (241)回目毛文錫巻五17恨二首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9058

(春の孤閏の恨みを詠う。巣作りに励む番の燕は女性の孤独の恨みを際立たせている。)

新しい春となり燕たちがまた帰って来てしまっている、そして、番で飛んでいく。

巣作りの泥を積み上げ、しばしば泥を落としたりする、衣裳を汚したりもする。

高楼の奥の庭園にも花々が咲き乱れるのを見る、花の間を通り抜けた風は香りを拂う、美しく飾られた戸口の金飾りの付いた女の閨に吹き過ぎてゆく。

絹張りの高窓には月が照らされるのを見るだけ、胸に残る恨みは尽きはしない。

 蝶 006

 

 

花間集 巻五

 

 

 

恨二首 其一

新春鷰子還來至,一雙飛。

壘巢泥濕時時墜,涴人衣。

後園裏看百花發,香風拂,繡金扉。

月照紗,恨依依。

 

恨二首 其二

雙雙蝶翅塗鈆粉,花心。

飛來穩,畫堂陰。

二三月愛隨飄絮,伴落花,來拂衣襟。

更剪輕羅片,傅黃金。

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《巻五17恨二首其一》張

 

 

花間集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9058

 

 

 

 

 

 

唐樂舞00 

恨二首 其一

(春の孤閏の恨みを詠う。巣作りに励む番の燕は女性の孤独の恨みを際立たせている。)

新春鷰子還來至,一雙飛。

新しい春となり燕たちがまた帰って来てしまっている、そして、番で飛んでいく。

壘巢泥濕時時墜,涴人衣。

巣作りの泥を積み上げ、しばしば泥を落としたりする、衣裳を汚したりもする。

後園裏看百花發,香風拂,繡金扉。

高楼の奥の庭園にも花々が咲き乱れるのを見る、花の間を通り抜けた風は香りを拂う、美しく飾られた戸口の金飾りの付いた女の閨に吹き過ぎてゆく。

月照紗,恨依依。

絹張りの高窓には月が照らされるのを見るだけ、胸に残る恨みは尽きはしない。

 

(紗恨【さそうこん】二首 其の一)

新春 鷰子 還た來たり至たり,一ながら雙つながら飛ぶ。

巢に壘ねる泥は濕り 時に時におり墜ち,人の衣を涴【よご】す。

後の園裏に百花の發くを看て,香り風は拂う,繡の金扉を。

月 紗を照らし,恨み依依たり。

 

其二

雙雙蝶翅塗鈆粉,花心。

飛來穩,畫堂陰。

二三月愛隨飄絮,伴落花,來拂衣襟。

更剪輕羅片,傅黃金。

 

 

『紗恨二首 其一』 現代語訳と訳註

(本文)

恨二首 其一

新春鷰子還來至,一雙飛。

壘巢泥濕時時墜,涴人衣。

後園裏看百花發,香風拂,繡金扉。

月照紗,恨依依。

 

(下し文)

(紗恨【さそうこん】二首 其の一)

新春 鷰子 還た來たり至たり,一ながら雙つながら飛ぶ。

巢に壘ねる泥は濕り 時に時におり墜ち,人の衣を涴【よご】す。

後の園裏に百花の發くを看て,香り風は拂う,繡の金扉を。

月 紗を照らし,恨み依依たり。

 

(現代語訳)

(春の孤閏の恨みを詠う。巣作りに励む番の燕は女性の孤独の恨みを際立たせている。)

新しい春となり燕たちがまた帰って来てしまっている、そして、番で飛んでいく。

巣作りの泥を積み上げ、しばしば泥を落としたりする、衣裳を汚したりもする。

高楼の奥の庭園にも花々が咲き乱れるのを見る、花の間を通り抜けた風は香りを拂う、美しく飾られた戸口の金飾りの付いた女の閨に吹き過ぎてゆく。

絹張りの高窓には月が照らされるのを見るだけ、胸に残る恨みは尽きはしない。


 

(訳注)

恨二首

1.【構成】唐の教坊の曲名。『花間集』には毛文錫の二首のみ所収。其一が双調四十一字、前段二十字四句二仄韻、後段二十二字四句二平韻で、❼③❼③/7⑦4③、其二が双調四十二字、前段二十字四句二仄韻二平韻、後段二十二字四句二平韻で、❼③❼③/7⑦5③の詞形をとる。

 

其一

2.(巣作りに励む番の燕、満開の花を抜ける風、傾いた月が高窓に映るは女性の孤独の恨みを詠う。)

 

新春鷰子還來至,一雙飛。

新しい春となり燕たちがまた帰って来てしまっている、そして、番で飛んでいく。

 

壘巢泥濕時時墜,涴人衣。

巣作りの泥を積み上げ、しばしば泥を落としたりする、衣裳を汚したりもする。

3. 涴 汚に同じ。汚す。

 

後園裏看百花發,香風拂,繡金扉。

高楼の奥の庭園にも花々が咲き乱れるのを見る、花の間を通り抜けた風は香りを拂う、美しく飾られた戸口の金飾りの付いた女の閨に吹き過ぎてゆく。

4. 繡金扉 美しく飾られた戸口の金飾りの付いた扉。婦人の部屋

を指す。

 

月照紗,恨依依。

絹張りの高窓には月が照らされるのを見るだけ、胸に残る恨みは尽きはしない。

5. 月照紗 月が西に傾くことで高窓に月の明かりが当たることを言う。一晩中、一人で横になって、高窓を見上げていたということ。

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