花間集 訳注解説 (234)回目毛文錫巻五09贊成功》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8972

 234)回目毛文錫巻五09贊成功》

 

 

2017827

の紀頌之”6”つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745-031-#3巻175-14 對雪奉餞任城六父秩滿歸京(卷十六(二)九八四)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8969

LiveDoo

rBlog

745年-07 【字解集】007 a.過四皓墓 b.酬岑勛見尋就元丹丘對酒相待以詩見招 c.鳴皋歌奉餞從翁清歸五崖山居Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8904

孟浩然

李白詩

謝霊運

司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

揚雄 《甘泉賦》

諸葛亮 出師表

曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

李白全詩

漁父辞(屈原

楚辞・九歌》東君

《楚辞九辯》

 

 

 

 

10年のBLOGの集大成

●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-123 先生-巻八-05秋雨聯句【案:韓愈、孟郊】-#1 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8964

LiveDoo

rBlog

806年-集15- 韓昌黎集字解集城南聯句 【字解集】【上】

806年-集16- 韓昌黎集字解集城南聯句 【字解集】【下】

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

10年のBLOGの集大成

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-139五律 黃魚(卷一七(四)一五三五)五律注(1025)夔州詠物八首の7 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8986

LiveDoo

rBlog

767年-集-1 【字解集】・A洞房 B宿昔 C能畫 D鬥雞 E歷歷 F洛陽 G驪山  杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8930

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

Ⅳブログ詩集

漢・唐・宋詞

花間集 訳注解説 (234)回目毛文錫巻五09贊成功》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8972 (08/27)

  fc2

Blog

花間集 訳注解説 (219)回目張泌 《張泌【字解集】 ―2 a. 臨江仙 b. 女冠子 c.河傳二首 D.酒泉子二首 E. F.思越人 》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8882 

 

 

 

10年のBLOGの集大成

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉-巻二28 情詩五首 其一北方有佳人 -#2〔張華〕 Ⅴ漢詩・六朝詩・文選・古詩源・唐宋詩詞漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8996

LiveDoo

rBlog

玉集-015【字解集】  雜詩五首 【字解集】    Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8932

●薛濤の全詩

●花間集(1

●花間集(2

●花間集(3

●花間集(4

●花間集(5

●魚玄機全詩

●花間集(6

●花間集(7

●花間集(8

●花間集(9

●花間集10

Ⅵ唐代女性論         ninjaブログ

不定期論文〈女性論〉 《唐代民間女性詩人(3) 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ8997

 ■最近Best5 賦・詩・詞(漢詩4ブログ各部門)

漢詩総合サイト 07ch

杜甫全詩案内

韓愈全詩案内

李白全集

李白詩のサイト

古詩源

花間集案内

漢詩・唐詩・宋詩研究

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/

 

花間集 訳注解説 (234)回目毛文錫巻五09贊成功》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8972

女性論

唐朝はこの王朝特有の「家庭の風紀の乱れ」、「封建道徳の不振」という状況を生みだした。こうした状況は後世の道学者たちの忌み嫌うところとなったが、しかし逆にこの時代に生きた女性たちにはきわめて大きな幸運をもたらし、彼女たちが受ける抑圧、束縛をいささか少なくしたので、彼女たちは心身共に比較的健康であった。こうして、明朗、奔放、勇敢、活発といった精神的特長、および独特の行勤や風格、思想や精神などが形成されたのである。 歴史絵巻は私たちに唐代の女性の生き生きとした姿を示してくれる。

 彼女たちはいつ到出して活動し、人前に顔をさらしたまま郊外、市街、娯楽場に遊びに行き、芝居やポロを見粧レた。毎年春には、男たちと一緒に風光明媚な景勝地に遊びに行き、思うぞんぶん楽しむことさえできた。「錦を族め花を攬めて 勝遊を闘わせ、万人行く処 最も風流」(施肩吾「少婦遊春詞」)、「三月三日 天気新なり、長安の水辺 麓人多し」(杜甫「麗人行」)などの詩句は、みな上流階級の男女が春に遊ぶさまを詠んだものである。

 

 彼女たちは公然とあるいは単独で男たちと知り合い交際し、甚だしくは同席して談笑したり、一緒に酒を飲んだり、あるいは手紙のやりとりや詩詞の贈答をしたりして、貞節を疑われることも意に介さなかった。白居易の「琵琶行」という詩に出てくる、夫の帰りを待つ商人の妻は夜半に見知らぬ男たちと同船し、話をしたり琵琶を演奏しあったりしている。それで、宋代の文人洪邁は、慨嘆して「瓜田李下の疑い、唐人は磯らず」(『容斎三筆』巻六)といった。

* 「瓜田に履を入れず、李下(すももの木の下)に冠を正さず」の格言に基づく、疑われやすい状況のたとえ。 彼女たちは「胡服騎射」を好む気風があり、胡服戎装(北方民族の軍装)をしたり、男装したりすることを楽しみ、雄々しく馬を走らせ鞭を振い、「暫を露わにして〔馬を〕馳聘せた」(『新唐書』車服志)またポロや狩猟などの活勤に加わることもできた。杜甫の詩に「輦前(天子の車の前)の才人(女言弓箭を帯び、白馬は哨誓く黄金の勒。身を翻し天に向かい仰ぎて雲を射る、一箭正に墜つ双飛翼(夫婦鳥)」(「哀江頭」)と描写されている。馬上で矢を射る女たちの何と雄々しき姿であることか。 彼女たちは勇敢かつ大胆で、よく愛しよく恨み、また、よく怒りよく罵り、古来女性に押しつけられてきた柔順、謙恭、忍耐などの「美徳」とはほとんど無縁のようだった。誰にも馴れない荒馬を前にして、武則天は公衆に言った。「私はこの馬を制することができる。それには三つの物が必要だ。一つめは鉄鞭、二つめは鉄樋(鉄杖、武器の一種)、三つめは短剣である。鉄鞭で撃っても服さなければ馬首を鉄樋でたたき、それでもなお服さなければ剣でその喉を断つ」(『資治通鑑』巻二〇六、則天后久視元年)と。この話は唐代の女性たちに特有の勇敢で、剛毅な性格をじつに生々と表わしている。

 

 彼女たちは積極的に恋愛をし、貞節の観念は稀薄であった。未婚の娘が秘かに男と情を通じ、また既婚の婦人が別に愛人をつくることも少なくなかった。女帝(武則天)が一群の男寵(男妾)をもっていたのみならず、公主(皇女)、貴婦人から、はては皇后、妃娘にさえよく愛人がいた。離婚、再婚もきわめて普通であり、唐朝公主の再婚や三度目の結婚もあたりまえで珍しいことではなかった。

 

こうした風習に、後世の道学先生たちはしきりに首をふり嫌悪の情を示した。『西廂記』『人面桃花』『箭女離魂』『蘭橋遇仙』『柳毅伝書』等の、儒教道徳に反した恋愛物語が、どれも唐朝に誕生したことは、このもっともよい証拠である。

 彼女たちの家廠における地位は比較的高く、「婦は強く夫は弱く、内(女)は剛く外(男)は柔かい」(張鷺『朝野命載』巻四)といった現象はどこにでも見られた。唐朝の前期には上は天子から下は公卿・士大夫に至るまで、「恐妻」がなんと時代風潮にさえなったのである。ある道化の楽人は唐の中宗の面前で、「かかあ天下も大いに結構」(孟柴『本事詩』嘲戯)と歌ったことで、章皇后から褒美をもらったという。御史大夫の裴談は恐妻家としてたいへん有名であったばかりか、妻は恐るべしという理論までもっていた。妻たちが家で勝手気ままに振舞っているのを見聞したある人は、大いに慨嘆して次のようにいった。「家をもてば妻がこれをほしいままにし、国をもてば妻がそれを占拠し、天下をもてば妻がそれを指図する」(于義方『黒心符』)と。

 

 花間集新タイトル

 

 

花間集 教坊曲《巻五09贊成功》張泌

 

 

花間集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8995

 

 

 

 

 

贊成功

(海棠花の蕾の様な年若い女性が妃嬪として後宮に入り寵愛を一手に受けていることを詠う。)

海棠未坼,萬點深紅,香包緘結一重重。

海棠花はいまだ花を開いてはいないけれど庭には赤い蕾が転々として深紅にひろがっている。たくさんの蕾は包み込んではいるものの、持っている香りをほのかにするが、その花ビラを一重、一重と結んでしまいこんでいる。

似含羞態,邀勒春風。

それは恥じらいのしぐさを含んでいるし、春風が強く吹いてくれば迎える様にして花を開く。

蜂來蝶去,任遶芳叢。

そうして、やがて蜂が飛んでくれば、今度は蝶が飛び去ってゆく、自由に飛びかい芳しい香りの叢に入る。

 

昨夜微雨,飄灑庭中,忽聞聲滴井邊桐。

昨夜は、小雨が降ったので、寝殿前の庭中が潤い色を濃くしとてもきれいになってくる。暫くすると、たちまち井戸のまわりの梧桐の葉に雨が滴り堕ちる雨音がきこえてくる。

美人驚起,坐聽晨鐘。

美人妃は雨音に驚いて起き上がったが、落ち着き払って朝方の鐘の音を聞いている。

快教折取,戴玉瓏璁。

海棠花というべき妃嬪は、いろんなことを教えられ、心地良い事を教えられ、折られ摘み取られて行く、宝玉を頂戴して、宝玉が清らかにあたって鳴って妃嬪は今が最盛期である。

 

(贊成功)

海棠 未だ坼【ひら】かず,萬點 深紅なり,香包 緘結【かんけつ】して 一重重。

羞態を含みて似,春風に勒を邀う。

蜂來りて 蝶去り,芳叢に遶るを任す。

 

昨夜 微雨あり,庭中飄灑【ひょうれい】し、忽ち聲を聞く 井邊の桐に滴すを。

美人 驚起し,坐して聽く 晨鐘【しんしょう】を。

快く教し 折り取る,玉を戴き 瓏璁【ろうそう】す。

 

大明宮 5001 

『贊成功』 現代語訳と訳註

(本文)

贊成功

海棠未坼,萬點深紅,香包緘結一重重。

似含羞態,邀勒春風。

蜂來蝶去,任遶芳叢。

 

昨夜微雨,飄灑庭中,忽聞聲滴井邊桐。

美人驚起,坐聽晨鐘。

快教折取,戴玉瓏璁。

 

(下し文)

(贊成功)

海棠 未だ坼【ひら】かず,萬點 深紅なり,香包 緘結【かんけつ】して 一重重。

羞態を含みて似,春風に勒を邀う。

蜂來りて 蝶去り,芳叢に遶るを任す。

 

昨夜 微雨あり,庭中飄灑【ひょうれい】し、忽ち聲を聞く 井邊の桐に滴すを。

美人 驚起し,坐して聽く 晨鐘【しんしょう】を。

快く教し 折り取る,玉を戴き 瓏璁【ろうそう】す。

 

(現代語訳)

(海棠花の蕾の様な年若い女性が妃嬪として後宮に入り寵愛を一手に受けていることを詠う。)

海棠花はいまだ花を開いてはいないけれど庭には赤い蕾が転々として深紅にひろがっている。たくさんの蕾は包み込んではいるものの、持っている香りをほのかにするが、その花ビラを一重、一重と結んでしまいこんでいる。

それは恥じらいのしぐさを含んでいるし、春風が強く吹いてくれば迎える様にして花を開く。

そうして、やがて蜂が飛んでくれば、今度は蝶が飛び去ってゆく、自由に飛びかい芳しい香りの叢に入る。

昨夜は、小雨が降ったので、寝殿前の庭中が潤い色を濃くしとてもきれいになってくる。暫くすると、たちまち井戸のまわりの梧桐の葉に雨が滴り堕ちる雨音がきこえてくる。

美人妃は雨音に驚いて起き上がったが、落ち着き払って朝方の鐘の音を聞いている。

海棠花というべき妃嬪は、いろんなことを教えられ、心地良い事を教えられ、折られ摘み取られて行く、宝玉を頂戴して、宝玉が清らかにあたって鳴って妃嬪は今が最盛期である。

 

(訳注)

《贊成功一首》

贊成功

(海棠花の蕾の様な年若い女性が妃嬪として後宮に入り寵愛を一手に受けていることを詠う。)

1.贊成功 成功を賛辞する。

『花間集』には毛文錫一首のみ所収。双調六十二字、前段三十一字七句四平韻、後段三十一字七句四平韻で、4④⑦4④4④/4④⑦4④4④の詞形をとる。

贊成功

海棠未坼,萬點深,香包緘結一重重。

似含羞態,邀勒春

蜂來蝶去,任遶芳

昨夜微雨,飄灑庭,忽聞聲滴井邊

美人驚起,坐聽晨

快教折取,戴玉瓏

    

  

  

    
  
  

 

 

海棠未坼,萬點深紅,香包緘結一重重。

海棠花はいまだ花を開いてはいないけれど庭には赤い蕾が転々として深紅にひろがっている。たくさんの蕾は包み込んではいるものの、持っている香りをほのかにするが、その花ビラを一重、一重と結んでしまいこんでいる。

2.海棠 バラ科の落葉小高木。枝は紫色で垂れ下がり、葉は楕円形。4月ごろ、紅色の花が下向きに咲き、実は丸く、黄褐色に熟す。中国の原産で、庭木などにする。垂枝(すいし)海棠。花(はな)海棠。

 

(海 棠)

 

溫庭筠

巻二03遐方怨二首其一憑繡檻,解羅幃。未得君書,斷腸,瀟湘春鴈飛。不知征馬幾時歸,海棠花謝也,雨霏霏。其二花半坼,雨初晴。

 

張泌

巻四31浣溪沙十首其四依約殘眉理舊黃,翠鬟擲一簪長,暖風晴日罷朝粧。閑折海棠看又撚,玉纖無力惹餘香,此情誰會倚斜陽。

 

毛文錫

巻五07酒泉子綠樹春深,鷰語鶯啼聲斷續。蕙風飄蕩入芳叢,惹殘紅。柳絲無力裊煙空,金盞不辭須滿酌。海棠花下思朦朧,醉香風。

 

毛文錫

巻五09贊成功海棠未坼,萬點深紅,香包緘結一重重。似含羞態,邀勒春風。蜂來蝶去,任遶芳叢。昨夜微雨,飄灑庭中。忽聞聲滴井邊桐,美人驚起,坐聽晨鐘。快教折取,戴玉瓏璁。

 

欧陽烱

巻六13鳳樓春鳳髻綠雲叢,深掩房攏。錦書通,夢中相見覺來慵,勻面淚臉珠融。因想玉郎何處去,對淑景誰同。小樓中,春思無窮。倚欄顒望,闇牽愁緒,柳花飛起東風。斜日照簾,羅幌香冷粉屏空。海棠零落,鶯語殘紅。

 

和凝

巻六16臨江仙二首其一海棠香老春江晚,小樓霧縠濛。翠鬟初出繡簾中,麝煙鸞珮蘋風。碾玉釵搖鸂鶒戰,雪肌雲鬢將融。含情遙指碧波東,越王臺殿蓼花紅。

 

顧夐

巻六40河傳三首其一鷰颺,晴景。小屏暖,鴛鴦交頸。菱花掩卻翠鬟欹,慵整。海棠簾外影。繡幃香斷金鸂鶒,無消息,心事空相憶。東風,春正濃。愁紅,淚痕衣上重。

 

李珣

《巻十15浣溪沙四首其二》  晚出閑庭看海棠,風流學得家粧,小釵橫戴一枝芳。鏤玉梳斜雲鬢膩,縷金衣透雪肌香,暗思何事立殘陽。

 

 

3.坼 【タク、 チャク】さける、 わかれる、 ひらく、 さけめ

 

溫庭筠

《巻二04其二》花半坼,雨初晴。未卷珠簾,夢殘,惆悵聞曉鶯。宿粧眉淺粉山橫,約鬟鸞鏡裡,繡羅輕。訴衷情鶯語花舞春晝午,雨霏微。

毛文錫

《巻五09贊成功》海棠未坼,萬點深紅,香包緘結一重重。似含羞態,邀勒春風。蜂來蝶去,任遶芳叢。昨夜微雨,飄灑庭中。忽聞聲滴井邊桐,美人驚起,坐聽晨鐘。快教折取,戴玉瓏璁。

毛熙震

《巻十02河滿子二首 其二》  無語殘粧澹薄,含羞嚲袂輕盈。幾度香閨眠曉,綺疎日微明。雲母帳中惜,水精枕上初驚。笑靨嫩疑花坼,愁眉翠斂山橫。相望只教添悵恨,整鬟時見纖瓊。獨倚朱扉閑立,誰知別有深情。

 

似含羞態,邀勒春風。

それは恥じらいのしぐさを含んでいるし、春風が強く吹いてくれば迎える様にして花を開く。

4.邀勒 クツワを迎える。

 

蜂來蝶去,任遶芳叢。

そうして、やがて蜂が飛んでくれば、今度は蝶が飛び去ってゆく、自由に飛びかい芳しい香りの叢に入る。

5.任遶 めぐるにまかせる。

 

昨夜微雨,飄灑庭中,忽聞聲滴井邊桐。

昨夜は、小雨が降ったので、寝殿前の庭中が潤い色を濃くしとてもきれいになってくる。暫くすると、たちまち井戸のまわりの梧桐の葉に雨が滴り堕ちる雨音がきこえてくる。

6.飄灑 飄灑①神情姿自然,有雲気。②秋雨洒。

井邊桐 井戸のまわりの梧桐の葉 番の鳳凰鳥が棲む場所で天子と后妃の中むつましいことを連想させ、同時に将来に対する不安も連想させる。孫光憲《巻八12子三首其一》「暗澹小庭中,滴滴梧桐雨。」と同じようにつかう。

鳳凰鳥が仲睦まじく棲んだ梧桐の葉っぱに落ちる音が悲しい。人というものはどんな高貴な人であっても「死ぬ時がくる」というのを待つだけなのである。もっともそんな不遜なジャレゴトは隅っこでいう独り言である。

 

梧桐

 

欧陽烱

巻六10賀明朝二首其一憶昔花間初識面,紅袖半遮粧臉。輕轉石榴裙帶,故將纖纖玉指,撚雙鳳金線。碧梧桐鏁深深院,誰料得,兩情何日教繾綣。羨春來雙鷰,飛到玉樓,朝暮相見。

顧夐

巻六37虞美人六首其四碧梧桐映紗晚,花謝鶯聲懶。小屏屈曲掩青山,翠幃香粉玉爐寒,兩蛾攢。顛狂少年輕離別,辜負春時節。畫羅紅袂有啼痕,魂消無語倚閨門,欲黃昬。

孫光憲

巻八12子三首其一寂寞掩朱門,正是天將暮。暗澹小庭中,滴滴梧桐雨。繡工夫,牽心緒,配盡鴛鴦縷。待得沒人時,隈倚論私語。

尹鶚

《巻九29臨江仙二首其二》  深秋寒夜銀河靜,月明深院中庭。西幽夢等閑成,逡巡覺後,特地恨難平。紅燭半條殘短,依稀暗背銀屏。枕前何事最傷情,梧桐葉上,點點露珠零。

  

美人驚起,坐聽晨鐘。

美人妃は雨音に驚いて起き上がったが、落ち着き払って朝方の鐘の音を聞いている。

7.晨鐘 晨朝の勤行のときに鳴らす鐘。晨朝の鐘。

 

(晨鐘)

 

毛文錫

巻五09贊成功海棠未坼,萬點深紅,香包緘結一重重。似含羞態,邀勒春風。蜂來蝶去,任遶芳叢。昨夜微雨,飄灑庭中。忽聞聲滴井邊桐,美人驚起,坐聽晨鐘。快教折取,戴玉瓏璁。

牛希濟

巻五36臨江仙七首其一峭碧參差十二峯,冷煙寒樹重重。瑤宮殿是仙蹤,金鑪珠帳,香靄晝偏濃。一自楚王驚夢斷,人間無路相逢。至今雲雨帶愁容,月斜江上,征棹動晨鐘。

顧夐

巻六45甘州子五首其三曾如劉阮訪仙蹤,深洞客,此時逢。綺筵散後繡衾同,款曲見韶容。山枕上,長是怯晨鐘。

顧夐

巻七05浣溪沙八首其五庭菊飄黃玉露濃,冷莎隈砌隱鳴蛩,何期良夜得相逢。背帳風搖紅滴,惹香暖夢繡衾重,覺來枕上怯晨鐘。

 

 

唐の内官制に「皇后一人、その下に四人の妃(貴妃、淑妃、徳妃、賢妃各一人)、以下順位を追って、九嬪(昭儀、昭容、昭媛、修儀、修容、修媛、充儀、充容、充媛各一人)、捷好九人、美人九人、才人九人、宝林二十七人、御女二十七人、采女二十七人が配置される。』とあり、美人は妃嬪の一人の官位である。武則天は14歳で「才人」とされている。

 

快教折取,戴玉瓏璁。

海棠花というべき妃嬪は、いろんなことを教えられ、心地良い事を教えられ、折られ摘み取られて行く、宝玉を頂戴して、宝玉が清らかにあたって鳴って妃嬪は今が最盛期である。

8.瓏璁 玉と玉の鳴る音の意とで、明朗に鳴る音の意。 【意味】明るく朗らかなさま。 明朗な気質を現すもの。 音色が美しく清らかなさま。 美しく清廉なさま。

白居易《夜歸》 

半醉閑行湖岸東,馬鞭敲鐙轡瓏璁。萬株松樹青山上,十裏沙堤明月中。

樓角漸移當路影,潮頭欲過滿江風。歸來未放笙歌散,畫戟門開蠟燭紅。

  

瓏璁

毛文錫

《巻五09贊成功》海棠未坼,萬點深紅,香包緘結一重重。似含羞態,邀勒春風。蜂來蝶去,任遶芳叢。昨夜微雨,飄灑庭中。忽聞聲滴井邊桐,美人驚起,坐聽晨鐘。快教折取,戴玉瓏璁。

毛文錫

《巻五13接賢賓》香韉鏤襜五花驄,春景初融。流珠噴沫躞蹀,汗血流紅。少年公子能乘馭,金鑣玉轡瓏璁。為惜珊瑚鞭不下,驕生百步千蹤。信穿花,從拂柳,向九陌追風。

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩・唐詩・詩詞 解釈

月別アーカイブ

 

http://kanshi100x100.blog.fc2.com/

 

 

2011

 

 

 

2011/10 (54)

2011/11 (55)

2011/12 (51)

2012年上半期

2012/01 (38)

2012/02 (45)

2012/03 (45)

2012/04 (37)

2012/05 (31)

2012/06 (30)

2012年下半期

2012/07 (31)

2012/08 (32)

2012/09 (30)

2012/10 (31)

2012/11 (31)

2012/12 (31)

2013年上半期

2013/01 (31)

2013/02 (28)

2013/03 (31)

2013/04 (30)

2013/05 (31)

2013/06 (30)

2013年下半期

2013/07 (31)

2013/08 (31)

2013/09 (30)

2013/10 (31)

2013/11 (30)

2013/12 (31)

2014年上半期

2014/01 (31)

2014/02 (28)

2014/03 (31)

2014/04 (30)

2014/05 (31)

2014/06 (30)

2014年下半期

2014/07 (31)

2014/08 (31)

2014/09 (30)

2014/10 (31)

2014/11 (30)

2014/12 (30)

2015年上半期

2015/01 (27)

2015/02 (28)

2015/03 (31)

2015/04 (31)

2015/05 (31)

2015/06 (30)

2015年下半期

2015/07 (31)

2015/08 (31)

2015/09 (30)

2015/10 (31)

2015/11 (30)

2015/12 (29)

2016年上半期

2016/01 (27)

2016/02 (29)

2016/03 (28)

 

 

 

花間集五百首訳注解説

月別アーカイブ

 

http://kanbunkenkyuu010.blog.fc2.com/

 

 

2016年下半期

 

 

 

 

2016/11 (30)

2016/12 (30)

2017年上半期

2017/01 (28)

2017/02 (28)

2017/03 (31)

2017/04 (30)

2017/05 (31)

2017/06 (2)

2017年下半期

 

 

 

 

 

 

スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment

テンプレートに関するご質問・不具合のご報告の際はご自身のブログアドレス記載必須です
ご質問の前に必ずお読みください ↓
FC2テンプレート ご利用時のお願い