花間集 訳注解説 (221)回目張泌 《巻四46 柳枝一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8894

221)回目張泌 《巻四46 柳枝一首》

 

 

2017614

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

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745年-06 【字解集】006 【字解集】 a.寓言三首  b.登廣武古戰場懷古 c.單父東樓秋夜送族弟沈之秦Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8844

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

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韓愈 哲学・儒学「五原」

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-128五律  鬥雞(卷一七(四)一五二三)五律 杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8905

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767年-集-17 【字解集】  ・解悶十二首 杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8882

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

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花間集 訳注解説 (221)回目張泌 《巻四46 柳枝一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8894

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花間集 訳注解説 (221)回目張泌 《巻四46 柳枝一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8894

(柳のようにほそく、柳絮の白より白く美しい姿、妃嬪の美しさを詠う)

柳のようにほそく美しい姿、なめらかな白粉、紅い宝玉に飾られ、碧い薄絹から細腰が透けて見える。雪のように飛ぶ柳絮よ、その白さを自慢するのはやめなさい、お前より美しいものがあるのだから。黄金の鳳凰の簪と、玉の笄が髪から抜け落ちようとして、斜めになっている。鬢が崩れ、みだれた髪をなおそうとしない。雲母の屏風寄りかかって、今、昼寝の眠りから覚めたところ、その夢を思いだして微笑む。

枕の刺繍の花がほのかに赤くなり、頬には枕の花の跡が附いたのを隠す。ぽつとついてささいなもので、うつくしいひとにとってはよけいにかわいいことになる。

 

 

 

 

 

花間集 巻四

 

 

 

 

 

 夫婦関係では、夫が妻を棄てても何ら法律上の罰則はなかったが、妻や妾が夫を棄てた場合は制裁を受けねばならなかった。「妻や妾が勝乎に夫のもとを去った場合は、二年の徒刑に処し、さらに他人の嫁となったものは二等級(一年間)加算する」(『唐律疏議』巻一四)。さらに不平等なことは、夫が妻を殴って負傷させた場合、罪は「一般人の場合より二等級減ずる」、逆に妻が夫にそうした場合は「徒刑一年」、また夫に重傷を負わせた場合は「一般の殴傷より二等級罪を重くする」というのである(『唐律疏議』巻⊇一)。同じ喧嘩の訴訟でも、量刑の軽重は男女によって異なっており、男は滅刑、女は増刑となった。これは男女間の法律上の地位の不平等を示したものであるばかりか、さらに夫婦の間の地位の不平等をも示していた。腰妾の類に至っては、正妻に比べてさらに一等級低かった。男女の差別の上に良民、賤民の差別が加重され、量刑にも軽重の区別がつけられた。この他、女性にはまた「連坐」の刑罰があり、未婚の娘は父の罪に連坐し、既婚の夫人ならば夫と于の罪に連坐する定めであったから、父や夫、子が罪を犯せば、自分に罪がなくても連坐制によって奴婢にされる女性が大変多かった。この法律の規定は、まさに女性を男性の付属品とみなす明らかな反映である。

 女性は現実の生活でも、さらに多くの不幸に見舞われた。彼女たちは独立した人格をもたない資財であり男の慰み物と見なされたので、常に権勢を持つ人々から侮辱され、椋奪され、そして占有された。こうした不幸は戦乱の時が最も甚だしく、官軍であれ、「胡兵」であれ、常に女性を掠奪、強姦した。杜甫はかつて官軍がほしいままに女性を掠奪するのを非難して、「婦女 多くは官軍中に在り」(杜甫「三絶句」)と詠ったことがある。回屹などの「胡兵」に椋奪された女性はさらに悲惨であった。「生きては名家の女と為り、死しては塞垣(万里の長城)の鬼と作る」(戎翌「苦哉行」)というわけで、永遠に家族と団梁することはできなかった。また、女性は第二等の下賤の輩と見なされていたので、一度戦乱とか変事とかがあった場合には、真っ先に犠牲となった。安史の乱の時、名将張巡は陥落寸前の城を守っていたが、城内の食糧が尽きると、こともあろうに自分の愛妾を殺して将兵に食べさせ、続いてまた城中にいた女性を捜し出して軍糧とし、それを食べ尽くすと老幼の男子の順番とした(「旧唐書」張巡伝)。娃中年間、節度使李希烈は注州(河南省開封市)を攻撃したが攻略できず、ついに女性と帽重(軍事用物資)をもって壕を埋めたてた(『太平広記』巻二六九)。これら血の滴るような惨劇ほど、女性の卑賤な地位と不幸を示しているものは他にない。

 社会通念から見れば、女性は常に社会から蔑視され、またいわれない非難を浴びせられていた。

敦煌変文の「廬山遠公話」の中には、女性の御産の様子が次のように書かれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲 『楊柳枝』二十四首

 

 

溫助教庭筠(温庭筠)

巻一

楊柳枝八首之一

館娃宮外鄴城西,

 

 

巻一

楊柳枝八首之二

宜春苑外最長條,

 

 

巻一

楊柳枝八首之三

金縷毿毿碧瓦溝,

 

 

巻一

楊柳枝八首之四

御柳如絲映九重,

 

 

巻一

楊柳枝八首之五

織錦機邊鶯語頻,

 

 

巻一

楊柳枝八首之六

蘇小門前柳萬條,

 

 

巻一

楊柳枝八首之七

牆東御路傍,

 

 

巻一

楊柳枝八首之八

兩兩黃鸝色似金,

 

 

皇甫先輩松(皇甫松)

巻二

楊柳枝二首其一

春入行宮映翠微

 

 

巻二

楊柳枝二首其二

爛熳春歸水國時

 

 

牛給事嶠(牛嶠)

巻三

柳枝五首其一

解凍風來末上青,

 

 

巻三

柳枝五首其二

橋北橋南千萬條,

 

 

巻三

柳枝五首其三

狂雪隨風撲馬飛,

 

 

巻三

柳枝五首其四

王宮裡色偏深,

 

 

巻三

柳枝五首其五

裊翠籠煙拂暖波,

 

 

張舍人泌(張泌)

巻四

柳枝一首

膩粉瓊粧透碧紗,

 

 

和學士凝(和凝)

巻六

柳枝三首  其一

軟碧瑤煙似送人,

 

 

巻六

柳枝三首  其二

瑟瑟羅裙金縷腰,

 

 

巻六

柳枝三首 其三

鵲橋初就咽銀河,

 

 

顧太尉(顧

巻七

楊柳枝一首 顧夐

秋夜香閨思寂寥,

 

 

孫少監光憲(孫光憲)

巻八

陽柳枝四首 其一

閶門風暖落花乾

 

 

巻八

陽柳枝四首 其二

有池有榭即濛濛,

 

 

巻八

楊柳枝四首其三

根柢雖然傍濁河,

 

 

巻八

楊柳枝四首其四

萬株枯槁怨亡隋,

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集04(改訂版Ver.2.1

張舍人泌(張泌)              巻四       

柳枝一首 

(柳のようにほそく、柳絮の白より白く美しい姿、妃嬪の美しさを詠う)

膩粉瓊粧透碧紗,雪休誇。

柳のようにほそく美しい姿、なめらかな白粉、紅い宝玉に飾られ、碧い薄絹から細腰が透けて見える。雪のように飛ぶ柳絮よ、その白さを自慢するのはやめなさい、お前より美しいものがあるのだから。

金鳳搔頭墮鬢斜,髮交加。

黄金の鳳凰の簪と、玉の笄が髪から抜け落ちようとして、斜めになっている。鬢が崩れ、みだれた髪をなおそうとしない。

倚著雲屏新睡覺,思夢笑。

雲母の屏風寄りかかって、今、昼寝の眠りから覚めたところ、その夢を思いだして微笑む。

紅腮隱出枕函花,有些些。

枕の刺繍の花がほのかに赤くなり、頬には枕の花の跡が附いたのを隠す。ぽつとついてささいなもので、うつくしいひとにとってはよけいにかわいいことになる。

 

柳枝一首 

膩粉 瓊粧 碧紗を透し,雪 誇るを休めん。

金鳳の搔頭 鬢斜に墮つ,髮 交り加わらん。

雲屏に倚著して新たに睡りより 覺め,夢を思いて 笑わん。

紅腮【こうさい】 枕函の花を隱し出す, 些些【ささ】たりと 有らん。


  
王都の基準線08長安の繁華街

(改訂版Ver.2.1 

『柳枝一首』 現代語訳と訳註

(本文)

柳枝一首 

膩粉瓊粧透碧紗,雪休誇。

金鳳搔頭墮鬢斜,髮交加。

倚著雲屏新睡覺,思夢笑。

紅腮隱出枕函花,有些些。

 

(下し文)

(柳枝一首) 

膩粉 瓊粧 碧紗を透し,雪 誇るを休めん。

金鳳の搔頭 鬢斜に墮つ,髮 交り加わらん。

雲屏に倚著して新たに睡りより 覺め,夢を思いて 笑わん。

紅腮【こうさい】 枕函の花を隱し出す, 些些【ささ】たりと 有らん。

 

(現代語訳)

(柳のようにほそく、柳絮の白より白く美しい姿、妃嬪の美しさを詠う)

柳のようにほそく美しい姿、なめらかな白粉、紅い宝玉に飾られ、碧い薄絹から細腰が透けて見える。雪のように飛ぶ柳絮よ、その白さを自慢するのはやめなさい、お前より美しいものがあるのだから。

黄金の鳳凰の簪と、玉の笄が髪から抜け落ちようとして、斜めになっている。鬢が崩れ、みだれた髪をなおそうとしない。

雲母の屏風寄りかかって、今、昼寝の眠りから覚めたところ、その夢を思いだして微笑む。

枕の刺繍の花がほのかに赤くなり、頬には枕の花の跡が附いたのを隠す。ぽつとついてささいなもので、うつくしいひとにとってはよけいにかわいいことになる柳と美女

 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

柳枝一首

1.(柳のようにほそく、柳絮の白より白く美しい姿、妃嬪の美しさを詠う)

2. 折楊柳が基本にあって、男の楊と女の柳を折り絡ませリーフを造り、それも、「結同心」であり、出征する男の健康を願うものであるが、それを女の柳(楊-男:柳-女)の枝だけであるということ、当時社会制度、作者の意図を感じるものである。この頃、土手の堤防強化のために、官が植えていた、宮殿、離宮、料亭、陸交通と雲が、川などの航路によって利用された。出征、旅客を送り出す送別の料亭、旅籠の側には官が植えた柳があった。ここでの柳は妖艶であることの喩えである

柳枝一首 

3. 【構成】唐教坊の曲名。単調と双調がある。花間集には二十四首所収(異名の「楊柳枝」十五首を含む)双調四十字八句六平韻で、⑦③⑦③73⑦③の詞形をとる。

柳枝一首 

膩粉瓊粧透碧  雪休
金鳳搔頭墮鬢  髮交
倚著雲屏新睡覺  思夢笑
紅腮隱出枕函
  有些

●●○?●●○  ●△○

○●○○△●○  ●○○

△△○△○●●  △△●

○○●●△○○  ●△△ 

 

膩粉 瓊粧 透碧紗,雪休誇。

柳のようにほそく美しい姿、なめらかな白粉、紅い宝玉に飾られ、碧い薄絹から細腰が透けて見える。雪のように飛ぶ柳絮よ、その白さを自慢するのをやめさい、お前より美しいものがあるのだから。

4. 〇膩粉 【膩粉】じふんなめらかなおしろい。べにやおしろい。化粧のこと。粉膩。 【膩理】じりなめらかで、きめが細かい肌。 「理」は、肌のきめ。 【垢膩】こうじあかや汗、あぶらなどのよごれ。 「膩」はあぶらの意。 「くに」とも読む。 【瑣砕細膩】ささいさいじ情の細やかなこと。・膩:化粧のあぶら。

5. ○瓊粧 瓊とは、赤い玉という意味の漢字である。〔詩経・衞風・木瓜〕の「之れに報ずるに瓊琚を以ってす」について、〔毛伝〕で「瓊、玉の美なる者なり」と注しており、美しい玉という意味、また瓊のように美しいという修飾語として用いられる。・瓊:美しい玉。

6. ○透碧紗 碧紗:青緑色の薄絹。透:すける。すけて見える。

雪休誇 柳絮が雪のように飛び交い自慢するのをやめなさい。

  

金鳳 搔頭 墮鬢斜,髮交加。

黄金の鳳凰の簪と、玉の笄が髪から抜け落ちようとして、斜めになっている。鬢が崩れ、みだれた髪をなおそうとしない。

7. ○金鳳 黄金の鳳凰の簪。

8. ○搔頭 女子的首飾,玉製的髮簪。因漢武帝李夫人以玉簪搔頭,所以稱玉簪為「玉搔頭」。

唐、白居易、《長恨歌》「花鈿委地無人收,翠翹金雀玉搔頭。君王掩面救不得、回頭血淚相和流。」花鈿 地に委(す)てられて人の收むる無し、翠翹 金雀 玉搔頭。君王面を掩ひて救ひ得ず、頭を回らせば血淚相ひ和して流る。

花のかんざしは地に捨てられたまま、翠翹・金雀・玉搔頭も同じだ、君王は顔を覆ったまま救うこともできず、頭を巡らせばそこには血の涙が流れるのが見える

(花鈿:花のかんざし。翠翹:かわせみの羽の髪飾り。金雀:クジャクの髪飾り。玉搔頭:玉の笄:笄(こうがい、「髪掻き」の転訛)とは、髪を掻き揚げて髷を形作る装飾的な結髪用具。元は中国のもので、頭が痒い時に髪型を崩さずに掻くなど、女性の身だしなみに欠かせない装身具としても使われた。)

9. ○墮鬢 髪から抜け落ち(ようとしている)。 ・斜:ななめである。正常な情況でない。

10. ○交加 入り混じる。乱れ髪をいうが、ここでは、誰も見てくれなくなって乱れても直そうとしない様子をいう。 

 

倚著 雲屏 新睡覺,思夢笑。

雲母の屏風寄りかかって、今、昼寝の眠りから覚めたところ、その夢を思いだして微笑む。

11. ○倚著 .よりかかる。寄り添う。寄りかかって。よりそって。 ・著:…ている。…しつつ。…しながら。…して…する。動詞の後に附く。“着”。 

12. ○雲屏 雲母の屏風。屏風は閨の寝牀のまわりに立てるもので、見届けていたもの。 

13. ○新睡覺 今、昼寝の眠りから覚めたところ。

 

紅腮 隱出 枕函花,有些些。

枕の刺繍の花がほのかに赤くなり、頬には枕の花の跡が附いたのを隠す。ぽつとついてささいなもので、うつくしいひとにとってはよけいにかわいいことになる。

14. ○紅腮隱出枕函花 つけていた頬紅が枕の花に色を付け、枕の花模様の刺繍のあとが頬に跡形として残る。 ・腮:ほお(口語)。文語では「あご」になるが、ここは前者の意。 ・隱出:隠しても見えてくる。 ・枕函花:まくらの(花の刺繍の)型。通常木のままか、網籠にはなの蒙が編みこんであるかだろうが、いずれにしても花の形が頬に残り、頬紅の赤が枕の花についているという、男目線の面白さということ。

15. ○些些【ささ】 ささいなものではある。ぽつぽつと。点々と。取るに足らないさま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 尊前集 『竹枝詞』二十四首

 

 

作者

花間集/尊前集

 

初句7字

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其一

白帝城頭春草生

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其二

山桃紅花滿上頭

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其三

江上春來新雨晴

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其四

日出三竿春霧消

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其五

兩岸山花似雪開

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其六

瞿塘嘈嘈十二灘

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其七

巫峽蒼蒼煙雨時

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其八

城西門前艶預堆

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其九

楊柳靑靑江水平

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其十

楚水巴山江雨多

 

 

劉禹錫

尊前集

竹枝詞十一首其十一

山上層層桃李花

 

 

白居易

尊前集

竹枝詞四首其一

瞿塘峽口水煙低

 

 

白居易

尊前集

竹枝詞四首其二

竹枝苦怨怨何人

 

 

白居易

尊前集

竹枝詞四首其三

巴東船舫上巴西

 

 

白居易

尊前集

竹枝詞四首其四

江畔誰家唱竹枝

 

 

皇甫松

尊前集

竹枝詞六首其一

檳榔花發竹枝鷓

 

 

皇甫松

尊前集

竹枝詞六首其二

木棉花盡竹枝茘

 

 

皇甫松

尊前集

竹枝詞六首其三

芙蓉並蔕竹枝一

 

 

皇甫松

尊前集

竹枝詞六首其四

筵中蝋燭竹枝涙

 

 

皇甫松

尊前集

竹枝詞六首其五

斜江風起竹枝動

 

 

皇甫松

尊前集

竹枝詞六首其六

山頭桃花竹枝谷

 

 

孫光憲

巻八

竹枝二首其一

門前春水竹枝白

 

 

孫光憲

巻八

竹枝二首其二

亂繩千結竹枝絆

 

 

 

 

 

 

 


  
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