花間集 訳注解説 (160)回目薛昭蘊 十九首《巻三42醉公子一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8528

160)回目薛昭蘊 十九首《巻三42醉公子一首》

 

 

2017414

の紀頌之5つの校注Blog

 

  総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745-004巻176 -3 魯郡東石門送杜二甫(卷十七(二)一○○○)(從郁賢皓《謫仙詩豪李白》)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8525

LiveDoo

rBlog

745年-集01【字解集】 a.上李邕 b..東海有勇婦 c.尋魯城北范居士失道落蒼耳中見范置酒摘蒼耳作 Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8454

孟浩然

李白詩

謝霊運

司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

揚雄 《甘泉賦》

諸葛亮 出師表

曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

李白全詩

漁父辞(屈原

楚辞・九歌》東君

《楚辞九辯》

 

●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-55 巻八-06征蜀聯句【案:韓愈、孟郊】#1 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8526

LiveDoo

rBlog

806年-集12- 韓昌黎集 【字解集】 a.題張十一旅舍三詠 b.贈崔立之 c.同宿聯句 d. 有所思聯句 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8521

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-99#1 奉酬薛十二丈判官見贈#1 杜詩詳注(卷一九(四)一六八四)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8539

LiveDoo

rBlog

767年-集-10 【字解集】 ・a.別李祕書始興寺所居・b.送李八秘書赴杜相公幕・c,巫峽敝廬奉贈侍御四舅別之澧朗・d.孟氏・e吾宗 杜詩詳注()Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8534

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

Ⅳブログ詩集

漢・唐・宋詞

花間集 訳注解説 (160)回目薛昭蘊 十九首《巻三42醉公子一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8528 (04/14)

  fc2

Blog

155)回目薛昭蘊 十九首a.浣溪紗八首・b.喜遷鶯三首 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8498 (04/10)

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉-巻二01#2 於清河見輓船士新婚與妻一首  #2〔魏文帝〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8529

LiveDoo

rBlog

玉集-010 古詩 爲焦仲卿妻作 【字解集】    Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8518

●薛濤の全詩

●花間集(1

●花間集(2

●花間集(3

●花間集(4

●花間集(5

●魚玄機全詩

●花間集(6

●花間集(7

●花間集(8

●花間集(9

●花間集10

 ■最近Best5 賦・詩・詞(漢詩4ブログ各部門)

漢詩総合サイト 07ch

杜甫全詩案内

韓愈全詩案内

李白全集

文選

古詩源

花間集案内

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/

花間集 訳注解説 (160)回目薛昭蘊 十九首《巻三42醉公子一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8528

(最初は大切にしてくれ、贅沢なもの、華美なものを身に付けさせてくれたのに、今はどこにいるのだろう、何時も酔っていてかえってこなくなった貴公子に、心が捻じ曲がり、汚れていったと、なにもしたくないと生きる意欲も失せたと詠う。)

晩方、かき上げ束ねた髷がゆるくなって若い黒髪が春曉にひかる、滑らかにした蜀錦綾織物も鮮やかに光る。華美なものに若さかあって美しい。

小型の薫籠に、衣類を香にたきしめて寝牀の上においたままにしているし、韶州の新しかったかたびらの赤の染付も色あせる。

何処に行ったのやら、この生活は我慢できないし、心が捻じ曲がってしまったけれど、何もはじめから心が汚れていたわけではない。

その上、悩みは深くなるばかり、何もしたくないし、ものうげに目も開けている。世の人に問うてみても無駄なことだ。

 

 

 

 

花間集 巻三

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『醉公子』 四首

 

 

作者

初句7字

 

 

薛侍郎昭蘊

巻三42

醉公子一首

慢綰青絲髮

 

 

(顧太尉

巻七35

醉公子二首其一

漠漠秋雲澹

 

 

 

巻七36

醉公子二首其二

岸柳垂金線

 

 

尹鶚

巻九32

醉公子一首

暮煙籠蘚砌

 

 

 

 

 

 

 

 

薛侍郎昭蘊 十九首:

花間集に薛昭蘊の詞は《小重山二首》《浣溪紗八首》《喜遷鶯三首》《離別難一首》《相見歡一首》《醉公子一首》《女冠子二首》《謁金門一首》の十九首所収。

薛昭蘊:五代、後蜀の官司至侍郎。(生卒年未詳)、字、出身地ともに未詳。詞風は温庭筠に近い。『花間集』には十九首の詞が収められている。『花間集』には、薛侍郎昭蘊と記されている。

醇紹撃(生没年未詳)花間集に載せられている詞人。花聞集では薛侍即とあり、侍郎の官についた人であることがわかるだけで、詳しい伝記はわからない。唐書の薛廷老伝によると、廷老の子に保遜があり、保遜の子に紹緯がある。乾寧中に礼部侍郎となった。性質は軽率であり、車に坐して夔州刺史に貶せられたという。ところでその経歴をさらにくわしく見ると、紹緯ほ乾寧3年(896)九月に中書舎人から礼部侍郎にたり、ついで戸部侍郎となり、光化2年(899)六月戸部侍郎から兵郡侍郎に選っている(唐僕尚丞郎表に依る)。これによって唐末に侍郎の官にあった人であることは明らかである。紹緯のことはまた北夢瑣言にも見えている。紹緯は才を侍み物に倣り、亦父(保遜)の風があった、朝省に入る毎に、笏を弄んで歩行し、旁若無人であった。好んで浣渓沙詞を唱したという。

 

 

 

 (旧解)醉公子一首

(貴公子に棄てられ、心が捻じ曲がり、汚れていく女を詠う。)

慢綰青絲髮,光砑綾襪。

かき上げて束ねている髪がゆるくなっている、若い黒髪が春の日にひかる。布につや出しをする,滑らかにした綾織物が鮮やかに光る。
床上小燻籠,韶州新退紅。

寝台の上に小型の香炉が置かれ、香の煙が香炉の網の所でくゆっている。韶州には軽らかな白い葛の新しかったかたびらが赤の染付も色あせる。
叵耐無端處,捻得從頭汚。

何処に行くこともできずにいるこんな生活は我慢できない。こんなに心が捻じ曲がって来たけれど、何もはじめっから心が汚れようとしたわけではない。
惱得眼慵開,問人閑事來。

もう悩んでしまって何もしたくなくなって目もトロンとした開け方になってしまう。世の人に問いかけてみてもこの後静かな何にもないことしか来はしない。

醉公子

綰も慢んだ青絲の髮,砑も光る 綾の襪【しとうず】。

床上 小さく籠に燻じて,韶州 新らたな紅も退す。

叵耐すは端無き處,捻くれて從頭の汚れを得ん。

惱んで眼慵き開くを得ん,人に問う閑事來るらん。

 

(改訂版)醉公子一首 花間集巻三42

醉公子一首

(最初は大切にしてくれ、贅沢なもの、華美なものを身に付けさせてくれたのに、今はどこにいるのだろう、何時も酔っていてかえってこなくなった貴公子に、心が捻じ曲がり、汚れていったと、なにもしたくないと生きる意欲も失せたと詠う。)

慢綰青絲髮,光綾襪。

晩方、かき上げ束ねた髷がゆるくなって若い黒髪が春曉にひかる、滑らかにした蜀錦綾織物も鮮やかに光る。華美なものに若さかあって美しい。

床上小燻籠,韶州新退紅。

小型の薫籠に、衣類を香にたきしめて寝牀の上においたままにしているし、韶州の新しかったかたびらの赤の染付も色あせる。

叵耐無端處,捻得從頭汚。

何処に行ったのやら、この生活は我慢できないし、心が捻じ曲がってしまったけれど、何もはじめから心が汚れていたわけではない。

惱得眼慵開,問人閑事來。

その上、悩みは深くなるばかり、何もしたくないし、ものうげに目も開けている。世の人に問うてみても無駄なことだ。

(醉公子)

慢綰 青絲の髮,光砑 綾の襪【しとうず】。

床上の小燻籠,韶州 新の紅を退す。

叵耐す 端處無きを,捻り得る 從頭の汚れを。

惱み得る 眼慵き開くを,人に問う 閑事來ると。

 

《醉公子一首》 現代語訳と訳註

(本文)

醉公子一首

慢綰青絲髮,光砑綾襪。

床上小燻籠,韶州新退紅。

叵耐無端處,捻得從頭汚。

惱得眼慵開,問人閑事來。

 

(下し文)

醉公子

綰も慢んだ青絲の髮,砑も光る 綾の襪【しとうず】。

床上 小さく籠に燻じて,韶州 新らたな紅も退す。

叵耐すは端無き處,捻くれて從頭の汚れを得ん。

惱んで眼慵き開くを得ん,人に問う閑事來るらん。

 

(現代語訳)

(最初は大切にしてくれ、贅沢なもの、華美なものを身に付けさせてくれたのに、今はどこにいるのだろう、何時も酔っていてかえってこなくなった貴公子に、心が捻じ曲がり、汚れていったと、なにもしたくないと生きる意欲も失せたと詠う。)

晩方、かき上げ束ねた髷がゆるくなって若い黒髪が春曉にひかる、滑らかにした蜀錦綾織物も鮮やかに光る。華美なものに若さかあって美しい。

小型の薫籠に、衣類を香にたきしめて寝牀の上においたままにしているし、韶州の新しかったかたびらの赤の染付も色あせる。

何処に行ったのやら、この生活は我慢できないし、心が捻じ曲がってしまったけれど、何もはじめから心が汚れていたわけではない。

その上、悩みは深くなるばかり、何もしたくないし、ものうげに目も開けている。世の人に問うてみても無駄なことだ。

 

(訳注)

醉公子一首

1.(貴公子に棄てられ、心が捻じ曲がり、汚れていく女を詠う。)

2. 【解説】 前段、青絲髮,光砑、綾襪、小燻籠,韶州のかたびら、これらは、年ごと、季節ごと贅沢なものがそろって行き、華美な生活にも慣れたことをいう。富貴高貴な者の寵愛をしめすものである。貴公子と過ごすということは、おおよそこのようなもので、この詩の内容は、貴公子の場合の常套の内容である。この詩の面白さは、前半は、贅沢なものを並べているものの、それに季節感と、一定の年月を重ねたと推量させることが各句下三字に表現して上手いのである。後段は一転して、各句四句の初め二字、輒ち、叵耐,捻得、惱得,問人、という語で心の動きを表して面白いこの詩はこうした技巧を凝らした秀作である。

 

3. 【構成】 唐の教坊の曲名。『花間集』には薛昭蘊の一首他三首の所収。双調四十字、前段二十字四句二仄韻、二平韻で、後段二十字四句二平韻❺❺⑤⑤/55⑤⑤の詞形をとる。

慢綰青絲,光砑

床上小燻,韶州新退

叵耐無端處,捻得從頭汚。

惱得眼慵,問人閑事

  
  
  
  

 

慢綰青絲髮,光砑綾襪。

晩方、かき上げ束た髷がゆるくなって若い黒髪が春曉にひかる、滑らかにした蜀錦綾織物も鮮やかに光る。華美なものに若さかあって美しい。

4. 綰 髪をかき上げて束ねる。「人皆は今は長しと―・けと言へど」〈万・一二四〉2 舟をあやつる。「大舟を荒海(あるみ)に漕ぎ出で八()舟―・け我が見し児らがまみは著(しる)しも」〈万・一二六六〉3 《「だく」とも》手綱をあやつる。

青絲髮 黒髪をいう。

5. 光砑 (皮や布に)つや出しをする,滑らかにする砑光つや出ししてひかっている。

6.  綾(あや)はななめに交差する織物のあり方の総称(これに関しては綾織りを参照)。いろいろな模様を浮き出すように織った織物の紋織物をさす(呉の国の綾織物)。(古代地所的一種有紋彩的絲織品。蜀錦

7./下沓【しとうず】《「したぐつ」の音変化》古代以来、沓(くつ)をはくときに用いる布帛(ふはく)製の履物。礼服(らいふく)には錦(にしき)、朝服には平絹を用いた。

 

床上小燻籠,韶州新退紅。

小型の薫籠に、衣類を香にたきしめて寝牀の上においたままにしているし、韶州の新しかったかたびらの赤の染付も色あせる。

8. 薫籠【くんろう】衣類に香をたきしめるため、香炉の上にかぶせるかご。伏籠(ふせご)⇒薫炉(くんろ)

9. 韶州(しょうしゅう)は中華人民共和国広東省にかつて設置された州。現在の韶関市一帯に相当する。 南北朝時代、梁により設置された東衡州を前身とする。589年(開皇9年)、隋朝により韶州と改称された。翌年には廃止され管轄区域は広州に統合された。

・「交趾丹砂重,韶州白葛輕。」広州へいったなら交址には貴重すべき丹砂があるし、韶州には軽らかな白い葛のかたびらがある。麻の夏の上衣。

杜甫『送段功曹歸廣州』 

南海春天外,功曹幾月程。

峽雲籠樹小,湖日落船明。

交趾丹砂重,韶州白葛輕。

幸君因旅客,時寄錦官城。

送段功曹歸廣州 蜀中転々 杜甫 <509  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2740 杜甫詩1000-509-742/1500
 

叵耐無端處,捻得從頭汚。

何処に行ったのやら、この生活は我慢できないし、心が捻じ曲がってしまったけれど、何もはじめから心が汚れていたわけではない。

10. 叵耐 …し難い,…できない叵耐我慢ならない.叵 pǒcè[]《貶》はかり難い,(うかが)い知れない居心叵腹の中で何を企んでいるのかわからぬ.

11. 捻得 人の心が素直でなく曲がった状態になること根性がねじ曲がる・ 心が捻くれる  悪堕ちする  ダークサイドに堕ちる  捻くれる ・ねじける  いじける  根性が捻じ曲がる

12. 從頭 はじめから。

 

惱得眼慵開,問人閑事來。

その上、悩みは深くなるばかり、何もしたくないし、ものうげに目も開けている。世の人に問うてみても無駄なことだ。

13. 眼慵開 眼をものうげに目をひらく。

14. 閑事【かんじ】暇な事柄。無用のこと。むだごと。

15. 惱得 なやみをえる。 
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment

テンプレートに関するご質問・不具合のご報告の際はご自身のブログアドレス記載必須です
ご質問の前に必ずお読みください ↓
FC2テンプレート ご利用時のお願い