花間集 訳注解説  (124)回目韋莊二十五首《巻三-09天仙子五首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8312

 韋莊《巻三-09天仙子五首其二》

 

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花間集 訳注解説  (124)回目韋莊二十五首《巻三-09天仙子五首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8312 (03/09)

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花間集 訳注解説  (124)回目韋莊二十五首《巻三-09天仙子五首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8312

(天にある仙郷にいる人の詩。 其の二:春行楽の酒は無礼講であっても、楽しく愉快な酒でなければいけない、「人生百年、それがどれほどのものか。」だからいまのこの時を愉しまないでどうするのかと詠う)

幔幕に流蘇の房が付いている高貴な宴席に、酔っていたから、高貴な婦人に助けられて入っていったのだが、しばらくたってもやっぱりまだ酔いがさめてはいない、結局、深夜になって帰って来た随分長い時間飲んだので、酩酊状態にあって、なかなか醒めない。酔えば酔うほどってにこにこしている状態は続いていて、それでもさらに酒を呑んで、酒のにおいに、蘭の香りや麝香の香りが和んでたのしむものである。少しうとうとして、驚いて眠りから覚める、次に大声で声高らかに笑い始めればよい。そして、もうながいこと言われてきた「人生百年、それがどれほどのものか。」だからいまのこの時を愉しまないでどうするのか。

 

 

 

 

 

花間集 巻三

 

 

 

 

 

天仙子五首其一

悵望前回夢裏期,看花不語苦尋思。

露桃花裏小腰肢,眉眼細,鬢雲垂,唯有多情宋玉知。

 

天仙子五首其二

深夜歸來長酩酊,扶入流蘇猶未醒。

醺醺酒氣麝蘭和,驚睡覺,笑呵呵,長道人生能幾何。

 

天仙子五首其三

蟾彩霜華夜不分,天外鴻聲枕上聞,繡衾香冷嬾重熏。

人寂寂,葉紛紛,才睡依前夢見君。

 

天仙子五首其四

夢覺雲屏依舊空,杜鵑聲咽隔簾櫳,玉郎薄倖去無蹤。

一日日,恨重重,淚界蓮腮兩線紅。

 

天仙子五首其五

金似衣裳玉似身,眼如秋水鬢如雲,霞裙月帔一羣羣。

來洞口,望煙分,劉阮不歸春日曛。

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『天仙子』九首

 

 

作者

初句7字

 

 

皇甫先輩松

0217

(改訂版)天仙子二首其一

晴野鷺鷥飛一隻

 

 

0218

(改訂版)天仙子二首其二

躑躅花開紅照水

 

 

韋相莊

0308

天仙子五首 其一 

悵望前回夢裏期,

 

 

0309

天仙子五首 其二

深夜歸來長酩酊,

 

 

0310

天仙子五首 其三

蟾彩霜華夜不分,

 

 

0311

天仙子五首 其四

夢覺雲屏依舊空,

 

 

0312

天仙子五首 其五

金似衣裳玉似身,

 

 

和學士凝(和凝)

0625

天仙子二首 其一

柳色披衫金縷鳳,

 

 

0626

天仙子二首 其二

洞口春紅飛蔌蔌,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《天仙子五首其二》韋莊

 

 

花間集 訳注解説 巻三-09天仙子五首其二

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8312

 

 

韋荘108《巻3-08 天仙子五首 其一》

天仙子五首其一

(天にある仙郷にいる人の詩。 其の一:去年の春の行楽で美男子と楽しく過ごし、その後も、逢瀬を約束したのに、それっきりになり、今年も行楽の季節となり、同じように、貴族の遊侠好色男に弄ばれる若い女が多いことだろうと詠う。)

悵望前回夢裏期,看花不語苦尋思。

前回の逢瀬で約束した次の逢瀬は約束を守ってもらえず今では、うらむ気持ちをもってこの夢の中で逢瀬を見る事は恨み痛んで、後宮を出て行楽を楽しんだ方を望む。そこには春の花を見るのであり、観賞しても語りかけるきにもならないし、尋ねることも、思いをうちあけることも苦しい。

露桃花裏小腰肢,眉眼細,鬢雲垂,唯有多情宋玉知

なぜなら、そこには、桃の花は露に濡れ、花は小さい細い枝に咲いていて、若い美人と美男子が行楽していて、美人は雲型の鬢を垂らして艶めかしい。そしてそこには、春に起きた好色の気持ちの者ばかりがいて、「宋玉」のように、好色男だということは分かっていても流されてしまうというものだ。

(天仙子【てんせんし】五首 其の一)

惆望【ちょうぼう】す 前回 夢裏の期を、花を看るも語らず 尋ねること思うことを苦しむを。

桃を露し 花裏は小腰肢、眉眼は細やかなり、鬢雲は垂して、唯だ 多情有り 「宋玉の知」ことを。

 

天仙子五首其二

深夜歸來長酩酊,扶入流蘇猶未醒。

幔幕に流蘇の房が付いている高貴な宴席に、酔っていたから、高貴な婦人に助けられて入っていったのだが、しばらくたってもやっぱりまだ酔いがさめてはいない、結局、深夜になって帰って来た随分長い時間飲んだので、酩酊状態にあって、なかなか醒めない。

醺醺酒氣麝蘭和,驚睡覺,笑呵呵,長道人生能幾何。

酔えば酔うほどってにこにこしている状態は続いていて、それでもさらに酒を呑んで、酒のにおいに、蘭の香りや麝香の香りが和んでたのしむものである。少しうとうとして、驚いて眠りから覚める、次に大声で声高らかに笑い始めればよい。そして、もうながいこと言われてきた「人生百年、それがどれほどのものか。」だからいまのこの時を愉しまないでどうするのか。

(天仙子【てんせんし】 其の二)

深夜 歸り来たりて長く酩酊【めいてい】し、流蘇【りゅうそ】に扶けられて入るも 猶お未だ醒めず。

醺醺【くんくん】たる酒気、麝蘭【じゃらん】と和し、驚いて睡りより覚むれば、呵呵【かか】と笑い、長【さか】んに道【い】ふ「人生能く幾何ぞ」と。

 紅梅004

 

《天仙子五首 其二》 現代語訳と訳註

(本文)

天仙子五首其二

深夜歸來長酩酊,扶入流蘇猶未醒。

醺醺酒氣麝蘭和,驚睡覺,笑呵呵,長道人生能幾何。

 

(下し文)

(天仙子【てんせんし】 其の二)

深夜 歸り来たりて長く酩酊【めいてい】し、流蘇【りゅうそ】に扶けられて入るも 猶お未だ醒めず。

醺醺【くんくん】たる酒気、麝蘭【じゃらん】と和し、驚いて睡りより覚むれば、呵呵【かか】と笑い、長【さか】んに道【い】ふ「人生能く幾何ぞ」と。

 

(現代語訳)

(天にある仙郷にいる人の詩。 其の二:春行楽の酒は無礼講であっても、楽しく愉快な酒でなければいけない、「人生百年、それがどれほどのものか。」だからいまのこの時を愉しまないでどうするのかと詠う)

幔幕に流蘇の房が付いている高貴な宴席に、酔っていたから、高貴な婦人に助けられて入っていったのだが、しばらくたってもやっぱりまだ酔いがさめてはいない、結局、深夜になって帰って来た随分長い時間飲んだので、酩酊状態にあって、なかなか醒めない。

酔えば酔うほどってにこにこしている状態は続いていて、それでもさらに酒を呑んで、酒のにおいに、蘭の香りや麝香の香りが和んでたのしむものである。少しうとうとして、驚いて眠りから覚める、次に大声で声高らかに笑い始めればよい。そして、もうながいこと言われてきた「人生百年、それがどれほどのものか。」だからいまのこの時を愉しまないでどうするのか。

紅梅002
 

(訳注) (改訂版)-31韋荘109《巻3-09 天仙子五首 其二》

天仙子五首其二

11.(天にある仙郷にいる人の詩。 其の二:春行楽の酒は無礼講であっても、楽しく愉快な酒でなければいけない、「人生百年、それがどれほどのものか。」だからいまのこの時を愉しまないでどうするのかと詠う)

12. 【解説】呑めば無礼講。呑兵衛の言い訳の詩。ただ、どんなに酔っても、この詩で女性の登場は、「扶入流蘇」だけである、妃嬪の中の宴席係の髪に流蘇を飾った「才人」が歩くのを助けてくれたのであろうこの詩は、韋莊 《0237 菩薩蠻五首其四》の続編であろう。

13. 【構成】『花間集』には韋莊の作が五首収められている。単調三十四字、六句五平韻で、⑦⑦⑦3③⑦の詞形をとる。

(改訂版)-30韋荘108《巻3-08 天仙子五首 其一

悵望前回夢裏  看花不語苦尋
露桃花裏小腰  眉眼細 鬢雲  唯有多情宋玉

  
  
   

(改訂版)-31韋荘109《巻3-09 天仙子五首 其二単調三十四字、六句五仄韻で、❼❼❼3❸❼の詞形をとる。

深夜歸來長酩,扶入流蘇猶未

醺醺酒氣麝蘭,驚睡覺,笑呵,長道人生能幾

  

    

 

深夜歸來長酩酊、扶入流蘇猶未醒。

幔幕に流蘇の房が付いている高貴な宴席に、酔っていたから、高貴な婦人に助けられて入っていったのだが、しばらくたってもやっぱりまだ酔いがさめてはいない、結局、深夜になって帰って来た随分長い時間飲んだので、酩酊状態にあって、なかなか醒めない。

14. ・長酩酊 愛妾を蜀王王建にとられてやけ酒を飲んで、酩酊してしまったと解釈すると面白い。この語が「人生能幾何」にかかる。

15. ・流蘇 1.五彩色の絲を雜えたふさで、車馬、樓臺、帳幕、旌旗などにつける。宴席の幔幕に房が付いている高貴な宴席。2.冨宅の女子の結髪の一種で髻を高く結い余髪を左右に結束して両肩に垂れ、珠翠で飾る。3.流蘇樹科名:木犀科(Oleaceae)、落葉小喬木。 別名:鐵樹、流疏樹、茶葉樹、六月雪. 春の季節は庭園の中に万幕を張って行楽をした。

 

醺醺酒氣麝蘭和,驚睡覺,笑呵呵,長道人生能幾何。

酔えば酔うほどってにこにこしている状態は続いていて、それでもさらに酒を呑んで、酒のにおいに、蘭の香りや麝香の香りが和んでたのしむものである。少しうとうとして、驚いて眠りから覚める、次に大声で声高らかに笑い始めればよい。そして、もうながいこと言われてきた「人生百年、それがどれほどのものか。」だからいまのこの時を愉しまないでどうするのか。

16. ・醺醺 酒に酔ってにこにこしている状態。

17. ・麝蘭 野生蘭。ここでは性対象の芸妓を示す。

18. ・呵呵 大声で笑う。しかる。

 

 19. 【解説】

この詞は、呉越の絶世の佳人、四大美人の西施を詠懐したうようにして、韋莊が蜀主王建に奪われた愛妾を偲んで、詠んだものとわれている。前段は、絶世の美女愛妾とは二度と会えない非痛な思いを述べているとされ、後段は、その愛妾の閏には昔のままに調度品が置かれていることを言う。ものがたりとして、中国人らしいこじつけである。詞では通常、別れ去った男を女が遙かに偲ぶ形を、男の目から見るものが一般である。ここではどちらからの眼というのではなく、客観的にみて、男女、たがいを偲ぶものとおもう。韋莊のもとの愛妾は、後にこの詞を耳にして、自ら食を絶って命を終えたと伝えられている。しかし、韋莊の愛妾は、彼が蜀に入る前に既に亡くなっており、この詞を王建に奪われた愛妾を思っての作とするのは無理なこじつけにすぎないのである。詩の内容も全くこじつけそのものである。閨怨詩というのは机上の詩で現実感はなく、教坊曲であること、韋荘の女とはいえ通っていた娼屋がそのままに部屋を置いておくわけもなく宴席での皮肉ということである。  

 

韋莊 《0237 菩薩蠻五首其四》

勸君今夜須沈醉,樽前莫話明朝事。

珍重主人心,酒深情亦深。

須愁春漏短,莫訴金杯滿。

遇酒且呵呵,人生能幾何?

(菩薩蠻五首其の四)

君に勸む 今夜 須【すべか】らく沈醉すべし,樽を前にして話す莫れ 明朝の事。

珍重すべきは 主人の心, 酒深くすれば 情 亦た 深しを。

須【すべか)らく愁ふ 春漏の短きを,訴ふること莫れ 金の杯は滿ちるべし。

酒に遇すれば 且【しば】らく呵呵【かか】たらん,人生 能【よ】く幾何【いくばく】かあらん?

(理想に思うは半官半隠で、その一番な事は、春の短い夜の酒宴に遭遇して、愉快に、陽気に、心行くまで酒を飲むことだけであると詠う。)

酒宴の主人は「今夜の酒宴では思いきり飲んで酔っぱらうべきである。大盃を前にしては、お酒をのむことだけすれよいのであって、あしたのことなど一切考えない、はなさないで、今のこのときをたのしむべきである。」といって酒をすすめてくれる。

酒宴の主人の思いやりのこころはまことに感謝するところだ。酔えば酔い、酔いが深まれば深まるほど、主人の情が深く感じられる。

こんなに楽しく、万物が成長する春夜の時が短いことをなげくべきで、金に輝く大盃にはいっぱいに酒をつぐものであり、もう飲めないなどと訴えてはいけない。

酒宴に出会ったのなら、愉快に、大いに笑い、陽気にのむものであり、人生百年というもののそれがどれほどのものか。このみじかい時を、酒こそ大いにのもうとおもうのだ。

・呵呵:大声で笑う。笑い声。ハハハハ。擬声語。

・幾何:いくばく。どれほど。

魏・曹操の『短歌行』に「對酒當歌,人生幾何。譬如朝露,去日苦多。慨當以慷,憂思難忘。何以解憂,唯有杜康。」とある。

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-9韋荘87《巻2-37 菩薩蠻五首其四》二巻37-87〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5637

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