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 巻三-04 韋相莊二十五首 江城子二首其二

 

 

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花間集 訳注解説 巻三-04 (119)回目韋相莊二十五首江城子二首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8282

(春から秋まで寵愛されたけれど、子供の出来る兆候はなく、秋には寵愛を失った。別れを告げられ、上陽宮か離宮か、陵墓仕えにかわるというその悲しさを詠う。)

その日、事情を告げられて、奇麗に結った髪も乱れるほどのしょうげきをうけてしまったけど、顔の眉は若く長くみどりに残っている、だからこの閨房をでていかれたのか、これでは、世にいう「檀郎の別れ」ではないか。その別れを知ってか、朝廷警備隊が吹き鳴らす胡笳の角笛も声を出して嗚咽するようである。そんな運命を知らせる星も涙でぼんやりとしか見えない。打ちひしがれて、庭をさまようが、夜露に濡れれば体も冷えてきて、西に傾く名残の月に照らされる、本当に名残惜しい、夜明けが近いのに人々はまだ起き出してはいない。妃嬪としてもうここに住むことはできない、涙がとめどなく流れ、もう幾筋になるのかわからない。

 

 

 

 

 

花間集 巻二

 

 

 

 

 

江城子二首 其一

恩重嬌多情易傷,漏更長,解鴛鴦。

朱唇未動,先覺口脂香。

緩揭繡衾抽皓腕,移鳳枕,枕潘郎。

 

江城子二首 其二

髻鬟狼藉黛眉長,出蘭房,別檀郎。

角聲嗚咽,星斗漸微茫。

露冷月殘人未起,留不住,淚千行。

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『應天長』 六首

 

 

作者

初句7字

 

 

韋相莊

3-03 

江城子二首其一

恩重嬌多情易傷

 

 

3-04

江城子二首其二

髻鬟狼藉黛眉長

 

 

牛嶠(牛給事嶠)

0426

江城子二首其一

鵁鶄飛起郡城東

 

 

0427

江城子二首其二

極浦煙消水鳥飛

 

 

張舍人泌

0501

江城子二首其一

碧欄干外小中庭

 

 

0502

江城子二首其二

浣花溪上見卿卿

 

 

歐陽舍人炯

0612

江城子一首

晚日金陵岸艸平

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《歸國遙三首》韋莊

 

 

 

 

 

 

 

(改訂版)-25韋荘103《巻3-03 江城子二首 其一》

江城子二首 其一

(何にも知らない少女は後宮に入って、まず口に紅するのを覚える、寵愛を受けるようになると、いつしか、腕枕の中に眠るようになる。愛し合えば愛し合うほど寵愛を失った時の心の痛みは大きいのにと詠う。)

恩重嬌多情易傷,漏更長,解鴛鴦。

その頃は天子の愛情が深く、妃嬪はそれに応えて甘えることで精一杯の愛をかえすのだが、愛する情が多ければ多いほど、愛をうしなったときの心の傷おおきいということはおしえられたのである。そう思っていても秋の長い夜をすごせば、鴛鴦の布団の中で帯びを解いてゆく。

朱唇未動,先覺口脂香。

お化粧も知らないで後宮に入ったので、若くて紅い唇はそのままで口紅など塗らずに、動かず、されるがままにしているものだが、直ぐにしはじめたのが、口紅の香りをおぼえてしまったことなのだ。

緩揭繡衾抽皓腕,移鳳枕,枕潘郎。

そして、刺繍の掛け布団を静かにめくり白い腕出し、鳳凰の枕をはずして、愛しき晋の潘岳のように愛してもらうため、その腕を枕にするのである。

 

(江城子二首 其の一)

恩 重きに 嬌 多ければ 情 傷み易し,漏更 長く,鴛鴦に解く。

朱唇 未だ動かざるに,先に口脂の香りを覺ゆ。

緩やかに繡衾を揭げて 皓腕を抽き,鳳枕を移し,潘郎に枕せしむ。

 

(改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》 

江城子二首 其二

(春から秋まで寵愛されたけれど、子供の出来る兆候はなく、秋には寵愛を失った。別れを告げられ、上陽宮か離宮か、陵墓仕えにかわるというその悲しさを詠う。)

髻鬟狼藉黛眉長,出蘭房,別檀郎。

その日、事情を告げられて、奇麗に結った髪も乱れるほどのしょうげきをうけてしまったけど、顔の眉は若く長くみどりに残っている、だからこの閨房をでていかれたのか、これでは、世にいう「檀郎の別れ」ではないか。

角聲嗚咽,星斗漸微茫。

その別れを知ってか、朝廷警備隊が吹き鳴らす胡笳の角笛も声を出して嗚咽するようである。そんな運命を知らせる星も涙でぼんやりとしか見えない。

露冷月殘人未起,留不住,淚千行。

打ちひしがれて、庭をさまようが、夜露に濡れれば体も冷えてきて、西に傾く名残の月に照らされる、本当に名残惜しい、夜明けが近いのに人々はまだ起き出してはいない。妃嬪としてもうここに住むことはできない、涙がとめどなく流れ、もう幾筋になるのかわからない。

江城子二首 其の二

髻鬟 狼藉たりて 黛眉 長く,蘭房より出でて,檀郎と別る。

角聲 嗚咽し,星斗 漸く微茫たり。

露冷やかに 月殘りて 人未だ起きず,留まりて住まわず,淚 千行す。

 

 

(改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》 

『江城子二首』現代語訳と訳註

(本文) 其二

江城子二首 其二

髻鬟狼藉黛眉長,出蘭房,別檀郎。

角聲嗚咽,星斗漸微茫。

露冷月殘人未起,留不住,淚千行。

 

(下し文)

江城子二首 其の二

髻鬟 狼藉たりて 黛眉 長く,蘭房より出でて,檀郎と別る。

角聲 嗚咽し,星斗 漸く微茫たり。

露冷やかに 月殘りて 人未だ起きず,留むること住わざれば,淚 千行たり。

 

(現代語訳)

(春から秋まで寵愛されたけれど、子供の出来る兆候はなく、秋には寵愛を失った。別れを告げられ、上陽宮か離宮か、陵墓仕えにかわるというその悲しさを詠う。)

その日、事情を告げられて、奇麗に結った髪も乱れるほどのしょうげきをうけてしまったけど、顔の眉は若く長くみどりに残っている、だからこの閨房をでていかれたのか、これでは、世にいう「檀郎の別れ」ではないか。

その別れを知ってか、朝廷警備隊が吹き鳴らす胡笳の角笛も声を出して嗚咽するようである。そんな運命を知らせる星も涙でぼんやりとしか見えない。

打ちひしがれて、庭をさまようが、夜露に濡れれば体も冷えてきて、西に傾く名残の月に照らされる、本当に名残惜しい、夜明けが近いのに人々はまだ起き出してはいない。妃嬪としてもうここに住むことはできない、涙がとめどなく流れ、もう幾筋になるのかわからない。

 

(訳注) (改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》

江城子二首 其二

12. (春から秋まで寵愛されたけれど、子供の出来る兆候はなく、秋には寵愛を失った。別れを告げられ、上陽宮か離宮か、陵墓仕えにかわるというその悲しさを詠う。)

13. 皇后、妃嬪たちは、その地位を脅かされる

后妃、妃嬪たちにとって、最も恐ろしいことはまず第一に政治権力をめぐる闘争であった。彼女たちはしばしば全く理由もなく政治事件の被害に遭ったり、家族の罪に連坐させられたり、甚だしい場合には殺害されるという災難にあった。ここで人々はまず楊貴妃のことを最初に想い浮かべることであろう。複雑な政治闘争、権力闘争の角逐の中で、いまだ政治に関与したことのなかったこの女性は、玄宗皇帝が彼女に夢中になり、また彼女の家族を特別に厚遇したということだけで、君主を迷わし国を誤らせ禍をもたらした罪魁となり、最後には無残にも締め殺されたうえ、千古に残る悪名を背負わされ、正真正銘の生け贅の小羊となった。

 

第二の脅威は、皇帝の寵愛を失うことに外ならない。大多数の后妃と皇帝との結婚は、事実上政略結婚であり、もともと皇帝の愛情を得たのではなかった。何人かの后妃は容姿と技芸の才能によって、あるいは皇帝と艱難を共にしたことによって寵愛を受けた。しかし、いったん時が移り状況が変化したり、また年をとってくると、容色が衰えて寵愛が薄れるという例えどおり、佳人、麗人が無数にいる宮廷で自分の地位を保持することはきわめて難しかった。

 

后妃、妃嬪にとって、最後の第三の脅威は皇帝の死去である。これは皇帝の付属品である后妃たちが、いっさいの地位と栄誉の拠り所を失うことを意味した。一つだけ例外がある。つまり子が皇帝に即位した場合で、「やんごとなき夫の妻」から、「やんごとなき子の母」 へと転じることができた。少なくとも子のある妃嬪はちょっとした地位を保つことができたが、子のない妃嬢たちは武則天のように仏寺に送られて尼にされるか、あるいは寂しく落ちぶれて後宮の中で生涯を終えた。たとえ太后といぅ至尊の地位に登っても、新皇帝の顔色を窺わねばならなかった。

 

このほか、妃嬪間の嫉妬、妬み、宦官と共謀して、讒言、ねつ造、など寵愛を受ける妃賓に攻撃を仕掛けた。

この詩では、「檀郎」という語があるから、死を連想させる。本来は、妻を追悼するよき夫というイメージがあるが、第三の脅威「天子の死」という設定でこの詩を読むと意味が深くなる。
 

14. 【構成】 江城子は、またの名を「江神子」、「春意遠」、「水晶簾」と言う。『花間集』 には七首所収されおり、韋荘の作は二首収められている。単調三十五字、八句五平韻で、⑦③③473③の詞形をとる。

江城子二首 其一

恩重嬌多情易  漏更長 解鴛

朱唇未動 先覺口脂

緩揭繡衾抽皓腕 移鳳枕  枕潘 

   

 

   

髻鬟狼藉黛眉  出蘭房 別檀

角聲嗚咽 星斗漸微

露冷月殘人未起 留不住  淚千

  
  
  
  

韋荘の単調の詞からやがて、双七十字,前后格式相同,各五平韵と変化した。

 

髻鬟狼藉黛眉長,出蘭房,別檀郎。

その日、事情を告げられて、奇麗に結った髪も乱れるほどのしょうげきをうけてしまったけど、顔の眉は若く長くみどりに残っている、だからこの閨房をでていかれたのか、これでは、世にいう「檀郎の別れ」ではないか。

15. ・髻鬟 髻【もとどり】:《「本取り」の意》髪を頭の上に集めて束ねた所。また、その髪。たぶさ。鬟:頭頂で左右に分け,それぞれ耳のわきで輪をつくって束ねた結い方。びずら。びんずら。

16. ・狼藉 通史『史記 滑稽列伝』による漢語である。 「藉」には「敷く」や「踏む」「雑」などの意味があり、狼藉は狼が寝るために敷いた草の乱れた様子から、物が散らかっている様子を意味した。

17. ・蘭房 蘭のお香を焚いた女性の美しい寝室。また、美人の閨房(けいぼう)

18. ・檀郎/安仁/潘郎 晋の潘岳のあざな。彼は美男子であり、詩人であったが、妻の死にあい「悼亡」の詩三首を作った。後世、妻の死をなげいた模擬作が多く作られた。潘岳の幼名が檀奴だったので、「檀郎」は夫や恋い慕う男を意味する。・潘岳:安仁。滎陽(けいよう)中牟(河南省)の人。陸機と並ぶ美文の文学の大家で,錦を敷きのべたような絢爛(けんらん)たる趣をたたえられた。ことに人の死を悼む哀傷の詩文を得意とし,亡妻への尽きぬ思いをうたった〈悼亡詩(とうぼうし)〉3首はよく知られる。絶世の美男として,また権門の間を巧みに泳ぎまわる軽薄才子として,とかく話題にこと欠かなかった。八王の乱の渦中で悲劇的な刑死を遂げた。

『和新及第悼亡詩二首 其一』

仙籍人間不久留,片時已過十經秋。

鴛鴦帳下香猶暖,鸚鵡籠中語未休。

朝露綴花如臉恨,晚風欹柳似眉愁。

彩雲一去無消息,潘嶽多情欲白頭。

和新及第悼亡詩二首 其一 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-87-23-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1982

和新及第悼亡詩二首 其二 魚玄機  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-88-24-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1987

 

角聲嗚咽,星斗漸微茫。

その別れを知ってか、朝廷警備隊が吹き鳴らす胡笳の角笛も声を出して嗚咽するようである。そんな運命を知らせる星も涙でぼんやりとしか見えない。

19. ・角聲 胡笳の角笛

20. ・星斗 星辰(せいしん)

21. ・漸 ① しだいに。だんだん。「漸減・漸次・漸進・漸漸・漸増」  少しずつ進む。

22. ・微茫 景色などがぼんやりしてはっきりしないさま。

 

露冷月殘人未起,留不住,淚千行。

打ちひしがれて、庭をさまようが、夜露に濡れれば体も冷えてきて、西に傾く名残の月に照らされる、本当に名残惜しい、夜明けが近いのに人々はまだ起き出してはいない。妃嬪としてもうここに住むことはできない、涙がとめどなく流れ、もう幾筋になるのかわからない。

23. ・月殘 月がまだ上にあるが少し傾き始めたくらいであるから、真夜中過ぎというところか。名残があるということを示す語。

24. ・留不住 妃嬪としての地位にはとどまるけれども、この御殿から、上陽宮か離宮か、陵墓仕えにかわるということ。

25. ・淚千行 涙がとめどなく流れることを云う。この場合百行といわない。

 

江城子二首 其の二

髻鬟 狼藉たりて 黛眉 長く,蘭房より出でて,檀郎と別る。

角聲 嗚咽し,星斗 漸く微茫たり。

露冷やかに 月殘りて 人未だ起きず,留まりて住まわず,淚 千行す。

 

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