花間集 訳注解説 巻二-47 (112)回目韋莊二十二首 -20清平樂四首其三》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8240

 巻二-47 (112)回目韋莊二十二首 -20清平樂四首其三

 

 

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花間集 訳注解説 巻二-47 (112)回目韋莊二十二首 -20清平樂四首其三》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8240

淸平樂其四(公主は王孫の帰りを待つが、もう何年も期待を裏切られる、しかし、世の中には、帰って来る人も帰りを待つ人も、どちらも期待を裏切られている人々は多くいるものだと詠う詩譜)その三

春には帰ると約束したから、春には正面の門に注目するけれどそれは愁いを増すばかり、公主へ音信がないばかりか、故国への音沙汰も途絶えてしまったという。春の長雨がしとしとと降り、梨の花が細雨に濡れている季節もすぎ、ツバメが飛び交い、美しい窓のカーテンの金の装飾や縫いとりのある立派な簾額の側を払って飛んでいるのも過ぎる。  それでも一日中、王孫の帰ってくるのを眺め待ちのぞむ、帰ってきたら着替えしようと畳んでおいてある着物の上に塵が積もり、着ている上衣は涙の痕が一杯ついてしまった。船で帰るひとを見ていると、誰かが橋のたもとを向いて、笛を吹いている。馬で帰る人がそこにとどめていて、帰らぬ人を待って西の方を望んでいる、帰った人蛾待ち人がいない、邀人には帰ってこない、そこには通い合う情は消え去っている。

 

 

 

 

 

花間集 巻二

 

 

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲『清平樂』九首

 

 

溫助教庭筠

巻二

(改)清平樂二首其一

上陽春晚,宮女

 

 

巻二

(改)清平樂二首其二

洛陽愁,楊柳

 

 

韋荘(韋相莊)

巻二

清平樂四首其一

春愁南陌,故國

 

 

巻二

清平樂四首其二

野花芳草,寂寞

 

 

巻二

清平樂四首其三

何處游女,蜀國

 

 

巻二

清平樂四首其四

鶯啼殘月,繡閣

 

 

孫少監光憲

巻八

清平樂二首其一

愁腸欲斷,正是

 

 

巻八

清平樂二首其二

等閑無語,春恨

 

 

毛秘書熙震

巻九

清平樂一首

春光欲暮,寂寞

 

 

 

淸平樂四首其一

何處遊女,蜀國多雲雨。

雲解有情花解語,窣地綉羅金縷。

妝成不整金鈿。含羞待月鞦韆。

住在綠槐陰裏,門臨春水橋邊。

 

淸平樂四首其二

野花芳草,  寂寞關山道。

柳吐金絲鶯語早,惆悵香閨暗老。

 羅帶悔結同心, 獨凭朱欄思深。

 夢覺半床斜月, 小窗風觸鳴琴。

 

淸平樂四首其三

春愁南陌。故國音書隔。

細雨霏霏梨花白。燕拂畫簾金額。

盡日相望王孫, 塵滿衣上涙痕。

誰向橋邊吹笛, 駐馬西望消魂。

 

清平楽四首 其四

鴬啼残月、綉閣香燈滅。

門外馬嘶郎欲別、正是落花時節。

妝成不畫蛾眉、含愁濁倚金扉。

去路香塵莫掃、掃即郎去歸遅。

 

 

 

 

 

花間集 教坊曲《淸平樂四首》韋莊

 

 

 

 

 

淸平樂四首其一

(蜀である時まで一緒に過ごした美人は召し上げあげられて、後宮の清平楽の生活だ、しかし、雨が降る度、楽しい日々が思い出される、「あたしが住んでいるところは、青々と茂ったエンジュの木陰のところ」と言っていたが、今は何処にいると詠う。)その一

何處遊女,蜀國多雲雨。

好きだったあの游女はどこにいったのだろうか。蜀の国に降る雨は「朝雲暮雨」の言い伝えどおり雨が多いのは、巫女の化身だからだ。

雲解有情花解語,窣地綉羅金縷。

あの時、雲となる男としては情を解して、花である美人はその言葉から情を理解して惚れあった。それからは、金糸の女の身にまとう衣装を脱がせ、突然と風音が地を這っても一緒であった。

妝成不整金鈿。含羞待月鞦韆。

美人だから、お化粧、身繕いができあがったはずなのにあわてて金の髪飾りがゆがんでいるのがかわいかったし、はじらいながら月の出を待つように、ブランコで遊んでまっていたものだ。

住在綠槐陰裏,門臨春水橋邊。

「あたしが住んでいるところは、青々と茂ったエンジュの木陰のところ。」といっていた。そして門から望む景色は春のぞうすいした川の流れに橋のあたりに面しているところだった。

 淸平樂四首其一

何處にか 遊女,蜀國雲雨多し。

雲は情を有し花は語を解す,地を窣(さらさら)たる  綉羅 金縷。

 

妝【よそほ】い成るも金鈿整はず。羞いを含み月を鞦韆に待つ。

綠槐の陰裏に住む在り,春水の橋邊に門臨す。

 

 

《淸平樂四首》其二

(世の中が清らかに治まっていることを詠う詩譜:寵愛を失って幾度も過ぎる春を見替えやがてその春も過ぎゆき、秋風が胡弓琴の音に聞こえると詠う)

野花芳草,寂寞關山道。

寵愛を失ってもう何度目の春だろうか、野に花が咲き、かぐわしい草花は大地に繁る。この景色も、ここに続く道ももうふるさととなっている。春が巡って、また一年歳が流れてゆく、寂しい春を過ぎてゆく。 

柳吐金絲鶯語早,惆悵香閨暗老。

ヤナギの垂れ枝が黄金色の新芽を出し、ウグイスが春を告げ、一人で過ごす春は早く過ぎ去ってゆく。それでも、寵愛を受ける準備はするだけに、かなしくうらめしい思いはつのるばかり、香を焚いて準備する閨は、重苦しくひそかに老いてゆく。

羅帶悔結同心,獨凭朱欄思深。

羅帶のなかには同心結をぬいこんでいるだけに悔やまれてならない。ほかのことを考えるとこは許されないから、ひとり、窓の朱色の欄干に独りでもたれかかり、遠くの景色を見やって深く思いを巡らす。

夢覺半床斜月,小窗風觸鳴琴。

眠りに付けず、うとうとして夢から目覚めると、半ばまで牀を照らす斜めに落ち掛けた月がら月光が射し込む。小窓に風がぬけると、瑟琴に触れて鳴らしたようにきこえてくる。 

(淸平樂其四其の二)

野花 芳草,寂寞たる 關山の 道。

柳は金絲を吐き 鶯語は早【いそ】ぎ,惆悵たり 香閨 暗かに老ゆる。

羅帶 「結同心」を悔み,獨り朱欄に凭れば思ひ 深し。

夢覺めば 半床の斜月,小窗 風觸りて琴を 鳴らす。

 

淸平樂四首其三

淸平樂其四(公主は王孫の帰りを待つが、もう何年も期待を裏切られる、しかし、世の中には、帰って来る人も帰りを待つ人も、どちらも期待を裏切られている人々は多くいるものだと詠う詩譜)その三

春愁南陌。故國音書隔。

春には帰ると約束したから、春には正面の門に注目するけれどそれは愁いを増すばかり、公主へ音信がないばかりか、故国への音沙汰も途絶えてしまったという。

細雨霏霏梨花白。燕拂畫簾金額。

春の長雨がしとしとと降り、梨の花が細雨に濡れている季節もすぎ、ツバメが飛び交い、美しい窓のカーテンの金の装飾や縫いとりのある立派な簾額の側を払って飛んでいるのも過ぎる。  

盡日相望王孫, 塵滿衣上涙痕。

それでも一日中、王孫の帰ってくるのを眺め待ちのぞむ、帰ってきたら着替えしようと畳んでおいてある着物の上に塵が積もり、着ている上衣は涙の痕が一杯ついてしまった。

誰向橋邊吹笛, 駐馬西望消魂。

船で帰るひとを見ていると、誰かが橋のたもとを向いて、笛を吹いている。馬で帰る人がそこにとどめていて、帰らぬ人を待って西の方を望んでいる、帰った人蛾待ち人がいない、邀人には帰ってこない、そこには通い合う情は消え去っている。

 


 

 


韋荘98《巻2-48 淸平樂其四其三》
『淸平樂四首其三』 (三) 現代語訳と訳註

(本文)

淸平樂四首其三

春愁南陌。故國音書隔。

細雨霏霏梨花白。燕拂畫簾金額。

盡日相望王孫, 塵滿衣上涙痕。

誰向橋邊吹笛, 駐馬西望消魂。

 

(下し文)

(淸平樂四首其三)

春愁の 南陌。故國 音書隔つ。

細雨 霏霏として 梨花白し。燕は畫簾 金額を拂ふ。

盡日 王孫相ひ望み,塵は衣上の涙痕に滿つ。

誰か 橋邊に向いて 笛を吹く,馬を駐【とど】めて 西を望みて消魂す。

 

 

(現代語訳)

淸平樂其四(公主は王孫の帰りを待つが、もう何年も期待を裏切られる、しかし、世の中には、帰って来る人も帰りを待つ人も、どちらも期待を裏切られている人々は多くいるものだと詠う詩譜)その三

春には帰ると約束したから、春には正面の門に注目するけれどそれは愁いを増すばかり、公主へ音信がないばかりか、故国への音沙汰も途絶えてしまったという。

春の長雨がしとしとと降り、梨の花が細雨に濡れている季節もすぎ、ツバメが飛び交い、美しい窓のカーテンの金の装飾や縫いとりのある立派な簾額の側を払って飛んでいるのも過ぎる。  

それでも一日中、王孫の帰ってくるのを眺め待ちのぞむ、帰ってきたら着替えしようと畳んでおいてある着物の上に塵が積もり、着ている上衣は涙の痕が一杯ついてしまった。

船で帰るひとを見ていると、誰かが橋のたもとを向いて、笛を吹いている。馬で帰る人がそこにとどめていて、帰らぬ人を待って西の方を望んでいる、帰った人蛾待ち人がいない、邀人には帰ってこない、そこには通い合う情は消え去っている。

 

(訳注) (改訂版)-20韋荘98《巻2-48 淸平樂四首其三》

淸平樂四首其三

43. 淸平樂其四(公主は王孫の帰りを待つが、もう何年も期待を裏切られる、しかし、世の中には、帰って来る人も帰りを待つ人も、どちらも期待を裏切られている人々は多くいるものだと詠う詩譜)その三

唐教坊の曲、詞譜の一。花間集には韋荘の作が四首収められその二首目。詞の形式名。双調。四十六字。平韻相互の換韻。花間集巻第二所収。双調四十六字、前段二十二字四句四仄韻、後段二十四字四句三平韻で、❹❺❼❻/⑥⑥6⑥の詞形をとる。

当時の女性は二十代後半以降は独りになってしまうのがほとんどで寂しい老後を迎えるのがふつうであった。

(改訂版)-18韋荘96《巻2-46 淸平樂四首其一》

何處遊  蜀國多雲
雲解有情花解  窣地綉羅金
妝成不整金  含羞待月鞦
住在綠槐陰裏  門臨春水橋

  
  
  
  

(改訂版)-19韋荘97《巻2-47 淸平樂四首其二》

野花芳  寂寞關山
柳吐金絲鶯語  惆悵香閨暗
羅帶悔結同  獨凭朱欄思
夢覺半床斜月  小窗風觸鳴

  
  
  
  

 

淸平樂四首其三

春愁南  故國音書
細雨霏霏梨花  燕拂畫簾金
盡日相望王  塵滿衣上涙
誰向橋邊吹笛  駐馬西望消 

  
  
  

  

 

春愁南陌。故國音書隔。

春には帰ると約束したから、春には正面の門に注目するけれどそれは愁いを増すばかり、公主へ音信がないばかりか、故国への音沙汰も途絶えてしまったという。

44. ・春愁:春の物思い。女性のもとに男が訪れないことを悲しむことを云う。 

45. ・南陌:家の正面の門は南側にある。その南にある大きな通りを云う。・陌:道。街路。東西に通じるあぜ道。この道を車に乗って訪れていたので、悲しみを強調するもの。

46. ・故國:ふるさと。 売られてきた女性自身もかえるべき故郷に家がない。

47. ・音書:たより。手紙。音信。男は来ないし、手紙もくれない。 

48. ・隔:へだたる。便りが途絶えてきた。

 

 

細雨霏霏梨花白。燕拂畫簾金額。

春の長雨がしとしとと降り、梨の花が細雨に濡れている季節もすぎ、ツバメが飛び交い、美しい窓のカーテンの金の装飾や縫いとりのある立派な簾額の側を払って飛んでいるのも過ぎる。  

49. ・細雨:こぬか雨。 

50. ・霏霏:雪がしんしんと降っているさま。霧雨がしとしとと降るさま。  魏 武帝 《苦寒行》「谿谷少人民,雪落何霏霏!」(谿谷 人民少なく 雪落つること 何ぞ霏霏たる

51. ・梨花:ナシの花。 

52. ・白:白く咲く。

53. ・燕拂:ツバメが払って触れるように飛び込んでUターンする。ツバメは交尾する時期であり、憐れを誘う語である。

54. ・畫簾:美しい窓のカーテン。 

55. ・金額:金の装飾や縫いとりのある立派な簾額。

 

盡日相望王孫,塵滿衣上涙痕。

それでも一日中、王孫の帰ってくるのを眺め待ちのぞむ、帰ってきたら着替えしようと畳んでおいてある着物の上に塵が積もり、着ている上衣は涙の痕が一杯ついてしまった。

56. ・盡日:一日中。終日。 

57. ・相望:見つめている。眺めている。「相」は対象に動作が及んでいる表現。…に。…を。 

58. ・王孫:王族、貴族の子弟。ここでは、(女性の許を離れて旅立っている)男性を指す。男性。王維の『山居秋暝』で「空山新雨後,天氣晩來秋。明月松間照,清泉石上流。竹喧歸浣女,蓮動下漁舟。隨意春芳歇,王孫自可留。」、温庭筠の『楊柳枝』「館娃宮外城西,遠映征帆近拂堤。繋得王孫歸意切,不關春草綠萋萋。 」がある。 

『楊柳枝 之八』温庭筠  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-64-17-#  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1872

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59. ・塵滿 あの人が来ると来ていた衣の上にずっと身に着けていないからその上に塵が積もっているという意味である。

60. ・衣上涙痕 塵が積もった衣の上に涙がおち濡れたの後に塵が附いて、涙の形が浮き出ているさまをいう。

 

誰向橋邊吹笛,駐馬西望消魂。

船で帰るひとを見ていると、誰かが橋のたもとを向いて、笛を吹いている。馬で帰る人がそこにとどめていて、帰らぬ人を待って西の方を望んでいる、帰った人蛾待ち人がいない、邀人には帰ってこない、そこには通い合う情は消え去っている。

61. ・橋邊:橋のたもとは、舟と陸の交通の集約されるところ。待ち人を迎えるところ、帰還者は待ち人を探すところで、互いの接点で探す相手がそこにいないことを表す。

62. ・吹笛:笛を吹く。帰ってきても待ち人がいないので、その場で笛を吹く。

63. ・駐馬:馬をとどめて。他の女のもとにきた男は、車か、馬、船で来たということ。 

64. ・西望:帰らぬ人を求めて西を望む。優陽の方になる。西は歓楽を意味する。 一般的には西域に出征した男を思い浮かべることが多い。

65. ・消魂:帰ってきても待ち人が誰もいない。迎えに出ても帰るべき人がいない。深く悲しんで意気を失うこと。

66.

原始時代の母権制がその歴史的使命を果し、その寿命が尽きた時、「男尊女卑」は誰も疑うことのない人の世の道徳的規範となった。エンゲルスは『家族私有財産及び国家の起源』において、この歴史的変化について「女性にとって世界史的意義を有する失敗」といった。この失敗はおよそ「逃れられない劫難」 であり、これはまた人々にいささかの悲しみを感じさせずにはおかなかった。

なぜならそれはずうっと数千年間も続いたのであるから。その時から、中国の人口の半分を占める女性たちは、未来永劫にわたって回復不可能な二等人となり、二度と再び他の半分である男性と平等になることはなかった。かくして、男を生めば「弄璋」(璋をつかむ)といい、女を生めば「弄瓦」(瓦【いとまき】をつかむ。古代、女子が生れると糸巻を与える習慣があった)といった。そこで、「婦は服するなり」「婦人は人に伏すなり」ということになり、「女子と小人(奴僕)は養い難し」とか、「三従四徳」を守れとか、「餓死しても小事であり、貞節を失うことの方が大事だ……」といった価値観が生れた。

中国の女性は、数千年間もこのような哀れな境遇の中でもがき苦しんだのである。ずっと後の今世紀初頭になって、民主革命(辛亥革命)のかすかな光が彼女たちの生活にさしこみ、こうした状況に初めてわずかばかりの変化が生れたのであった。
 

三従四徳

女は幼い時は父に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従うという三従を守り、婦徳、婦言、婦容、婦功の四つの徳を持たねばならない、という儒教の教え。

 

 

唐代三百年間の女性たちは、この数千年来低い地位に甘んじてきた古代女性たちの仲間であった。

彼女たちは先輩や後輩たちと同じように、農業を基本とする男耕女織の古代社会において、生産労働で主要な位置を占めず、経済上独立できなかった。この点こそ、付属品・従属物という彼女たちの社会的地位はどの王朝の女性とも変わらない、という事態を決定づけたのである。しかしながら、唐代の女性たちは前代や後代の女性たちと全く同じだというわけでもなかった。先学はかつて次のように指摘したことがある。「三千年近い封建社会の女性に対する一貫した要求は、貞操、柔順、服従にはかならず、例外はきわめて少なかった。もし例外があるとすれば、それは唐代の女性たちにはかならない」(李思純「唐代婦女習尚考」『江村十論』、上海人民出版社、一九五七年)。筆者は、さらに一歩進めて次のように言うことができると思う。唐代の女性は中国古代の女性たちの中でわりあい幸運な部類であったと。なぜなら、彼女たちは他の王朝、とりわけ明清時代という封建末期の女性たちに比べると、社会的地位はあれほどまでに卑賎ではなく、また蒙った封建道徳の束縛と圧迫もやや少なめであり、まだ比較的多くの自由があった。 

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