主に基本となる詩集を訳注解説 漢詩~唐詩 研究   〔現在〕 花間集五百首訳注解説

7年漢詩の訳注解説のブログを続けていますが、16年五月に死線をさまよい5回の大手術により、やっと11月より復帰、過去のブログ資料紛失のため、新規ブログ名にて開始。玉臺新詠を全詩、訳注解説していきます。毎日20000文字をノルマにしているので、ブログコミニュケーションがほとんどできません。ご容赦!        李白集校注・韓昌黎集・杜詩校注・花間集・玉臺新詠 連載中

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花間集 訳注解説 (227)回目張泌 《巻五03 河瀆神一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8930

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花間集 訳注解説 (219)回目張泌 《張泌【字解集】 ―2 a. 臨江仙 b. 女冠子 c.河傳二首 D.酒泉子二首 E.子 F.思越人 》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8882 

 

 

 

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花間集 訳注解説 (227)回目張泌 《巻五03 河瀆神一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8930

(長江の水神を祀る社の内外の景色を、朝、昼、夕、夜の様子を詠う。)

山門を潜り中に入ると、古木にからすや、冬の烏が鳴き騒ぎ、楓樹に庭に落ち葉、紅葉などふくめて秋の花がいっぱい庭一面を覆うのである。

祠の中は真昼時というのにうすぐらく、薄い帳がかかり、その奥深くには灯明ともしていて、絵が壁に描かれた祠の楼閣に下がる珠簾のかげが斜めになびく。それなのに、門前を行き交うのは参詣の人や道祠女の客であり中まで入ってこない、その向こうにはひらひらと水面の果てに帆船が消え行く。振り向けば川を隔てむこうの渡し場に迎えのかがり火がたかれ、埠頭に火を焚き、その向こうに人家が二つ三つとならぶ。

 V 玉臺新詠タイトル00花間集

 

 

花間集 巻五

 

 

花間集 巻五

 

河瀆神 一首

古樹噪寒鴉,滿庭楓葉蘆花。

晝燈當午隔輕紗,畫閣珠簾影斜。

門外往來祈賽客,翩翩帆落天涯。

迴首隔江煙火,渡頭三兩人家。

 

 

 

花間集 教坊曲《巻五03 河瀆神一首》張泌

 

 

花間集 訳注解説

 

 

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河瀆神 一首

(長江の水神を祀る社の内外の景色を、朝、昼、夕、夜の様子を詠う。)

古樹噪寒鴉,滿庭楓葉蘆花。

山門を潜り中に入ると、古木にからすや、冬の烏が鳴き騒ぎ、楓樹に庭に落ち葉、紅葉などふくめて秋の花がいっぱい庭一面を覆うのである。

晝燈當午隔輕紗,畫閣珠簾影斜。

祠の中は真昼時というのにうすぐらく、薄い帳がかかり、その奥深くには灯明ともしていて、絵が壁に描かれた祠の楼閣に下がる珠簾のかげが斜めになびく。

門外往來祈賽客,翩翩帆落天涯。

それなのに、門前を行き交うのは参詣の人や道祠女の客であり中まで入ってこない、その向こうにはひらひらと水面の果てに帆船が消え行く。

迴首隔江煙火,渡頭三兩人家。

振り向けば川を隔てむこうの渡し場に迎えのかがり火がたかれ、埠頭に火を焚き、その向こうに人家が二つ三つとならぶ。

河瀆神【かとくしん】 一首

古樹 寒鴉【かんあ】噪【さわ】がしく,庭を滿る 楓葉【ふうよう】蘆花【ろか】。

晝燈【ちゅうとう】午に當りて輕紗【けいさ】を隔て,畫閣 珠簾 影斜【なな】めなり。

門外 往來す祈賽【きさい】の客,翩翩【へんぺん】たる帆は天涯に落つ。

首を迴らせば 江を隔つる煙火あり,渡頭 三つ兩つの人家あり。

 


(改訂版Ver.2.1

『河瀆神一首』現代語訳と訳註

(本文)

河瀆神 一首

古樹噪寒鴉,滿庭楓葉蘆花。

晝燈當午隔輕紗,畫閣珠簾影斜。

門外往來祈賽客,翩翩帆落天涯。

迴首隔江煙火,渡頭三兩人家。

 

(下し文)

河瀆神【かとくしん】 一首

古樹 寒鴉【かんあ】噪【さわ】がしく,庭を滿る 楓葉【ふうよう】蘆花【ろか】。

晝燈【ちゅうとう】午に當りて輕紗【けいさ】を隔て,畫閣 珠簾 影斜【なな】めなり。

門外 往來す祈賽【きさい】の客,翩翩【へんぺん】たる帆は天涯に落つ。

首を迴らせば 江を隔つる煙火あり,渡頭 三つ兩つの人家あり。

 

(現代語訳)

(長江の水神を祀る社の内外の景色を、朝、昼、夕、夜の様子を詠う。)

山門を潜り中に入ると、古木にからすや、冬の烏が鳴き騒ぎ、楓樹に庭に落ち葉、紅葉などふくめて秋の花がいっぱい庭一面を覆うのである。

祠の中は真昼時というのにうすぐらく、薄い帳がかかり、その奥深くには灯明ともしていて、絵が壁に描かれた祠の楼閣に下がる珠簾のかげが斜めになびく。

それなのに、門前を行き交うのは参詣の人や道祠女の客であり中まで入ってこない、その向こうにはひらひらと水面の果てに帆船が消え行く。

振り向けば川を隔てむこうの渡し場に迎えのかがり火がたかれ、埠頭に火を焚き、その向こうに人家が二つ三つとならぶ。

 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

河瀆神 一首

1.(長江の水神を祀る社の内外の景色を、朝、昼、夕、夜の様子を詠う。)

2. 【解説】歴史のある長江の水神を祀る社の内側は、ひっそりとしていて、落ち葉も庭一面に広がり、紅葉も赤く染まっている。長江に灌ぎこむ支流の川の両岸には多くの人がいるが、長江の向こう岸には、二、三軒の民家が夕餉の支度をしている。

前段は、冬を迎える社を覆う古木、烏、楓、蘆の花、祠の高閣の珠簾、灯明を掲げて客を迎えるのを描き、後段は、社の外の参拝客、川を行く帆船、娼屋の燈火が上る二、三軒の人家の様を描く。

3. 【構成】『花間集』には張泌の作が一首収められている。双調四十九字、前段二十四字四句四平韻、後段五字四句四灰韻で、⑤⑥⑦⑥/❼❻❻❻の詞形をとる。

河瀆神 一首

古樹噪寒,滿庭楓葉蘆

晝燈當午隔輕,畫閣珠簾影

門外往來祈賽,翩翩帆落天

迴首隔江煙,渡頭三兩人

●●●○○  ●○○●○○

●○△●●△○  ●●○○●○

○●●△○●●  ○○△●○○

△●●○○●  ●○△●○○

 

古樹噪寒鴉,滿庭楓葉蘆花。

山門を潜り中に入ると、古木にからすや、冬の烏が鳴き騒ぎ、楓樹に庭に落ち葉、紅葉などふくめて秋の花がいっぱい庭一面を覆うのである。

4. 古樹 長い年月を経ている樹木。古木(こぼく)。古い歴史のある社を連想させる。

5. 寒鴉 秋から冬にかけての烏。『鴉』(からす)、人がいない寂しさを連想させる。

6. 楓葉 紅葉したカエデの葉。・楓 マンサク科の落葉高木。カエデではない。

7. 滿庭 「秋の花」庭に落ち葉、紅葉などふくめて秋の花、秋の景色がいっぱいであること。

8. 蘆花 アシの花穂。蘆には秋という意味があり「秋の花」庭に落ち葉、紅葉などふくめて秋の花がいっぱいであること。

此の二句は、秋の色模様と矢代の寂寞感を表す。

 

晝燈當午隔輕紗,畫閣珠簾影斜。

祠の中は真昼時というのにうすぐらく、薄い帳がかかり、その奥深くには灯明ともしていて、絵が壁に描かれた祠の楼閣に下がる珠簾のかげが斜めになびく。

9. 晝燈 昼行燈。 (日中にともっている行灯のように)ぼんやりとしている人。また,役に立たない人。

10. 當午 1.正午, 中午。 唐李紳《憫農》詩之二: “鋤禾日當午, 汗滴禾下土。(2)指午夜。  温庭筠 《巻一12菩薩蠻十四首其十二》「夜來皓月纔當午,重簾悄悄無人語。深處麝煙長,臥時留薄粧。當年還自惜,往事那堪憶。花落月明殘,錦衾知曉寒。」

『花間集』全詩訳注解説(再)-1溫庭筠2《菩薩蠻十四首 其二》溫庭筠66首巻一1-2〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5207

11. 畫閣 絵が壁に描かれた祠の楼閣。珠簾とあるところから、道女、聖女妓の祠であることがわかる。

 

門外往來祈賽客,翩翩帆落天涯。

それなのに、門前を行き交うのは参詣の人や道祠女の客であり中まで入ってこない、その向こうにはひらひらと水面の果てに帆船が消え行く。

12. 門外往來 門前を行き交う

13. 祈賽 祈は御利益を祈る、賽は神の加護に感謝を捧げる。

14. 翩翩 ばたばたとはためくさま。

15. 落天涯 水平線の彼方に消え去る。

 

迴首隔江煙火,渡頭三兩人家。

振り向けば川を隔てむこうの渡し場に迎えのかがり火がたかれ、埠頭に火を焚き、その向こうに人家が二つ三つとならぶ。

16. 迴首隔江 振り向けば川を隔てる渡し場

17. 煙火 炊事の煙が起ち上るとかがり火。

18. 渡頭 渡し場。

19. 三兩 二、三軒の家

 

温庭筠、『河瀆神』参照。

 

(改訂)-1溫庭筠45《巻1-45 河瀆神 三首其一》

(改訂)-1溫庭筠46《巻1-46 河瀆神 三首其二》

改訂)-1溫庭筠47《巻1-47 河瀆神 三首其三》

 

 

孫光憲の

14-359《河瀆神二首其一》孫光憲

14-360《河瀆神二首其二》孫光憲

 

 

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花間集 訳注解説 (226)回目張泌 《巻五02 江城子二首 其二 》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8924

226)回目張泌 《巻五02 江城子二首 其二 》

 

 

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10年のBLOGの集大成

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745-030-#3巻166-13 鳴皋歌送岑徵君(卷七(一)五○六)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8921

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745年-07 【字解集】007 a.過四皓墓 b.酬岑勛見尋就元丹丘對酒相待以詩見招 c.鳴皋歌奉餞從翁清歸五崖山居Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8904

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兩都賦序・西都賦・東都賦

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楚辞・九歌》東君

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-118 先生-巻八-02城南聯句 §10 【韓愈、孟郊】【此首又見張籍集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8922

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・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

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index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-132五律 提封(卷一七(四)一五二七)五律 杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8935

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杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

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花間集 訳注解説 (226)回目張泌 《巻五02 江城子二首 其二 》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8924

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花間集 訳注解説 (226)回目張泌 《巻五02 江城子二首 其二 》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8924

(花が咲き乱れる川の畔二、行楽で楽しむ甘え声が聞こえてくる。それ以来秋になっても寵愛を受け続ける、何不自由のない生活に、このままの生活でいいのと尋ねたら、「やっぱり浮気心はいけないよ」答えたと詠う)

花さき乱れる渓のほとりには、男女の仲睦まじい所を見る。清らかな目のような波、澄わたった水鏡のような水面をつきがあかるく照らす。疑いもなく交わることで、まゆずみでかいた眉もかろやかである。両鬢にみどりの黒髪を雲型にして、頭の中央には、高く束ねて流行の髪型にしている。流行の小さなトンボの金細工の飾りをつけている。こんな生活を続けていていいものだろうかと聞いてみる“そうしたら、笑って答えてくれる。「情が深いのはいいけどそれが浮気心ではいけない。」”と。

 V 玉臺新詠タイトル00花間集

 

 

花間集 巻五

 

 

花間集 巻五

 

江城子 二首 其一

碧欄干外小中庭,雨初晴,曉鶯聲。

飛絮落花,時節近清明。

睡起捲簾無一事,勻面了,沒心情。

 

江城子二首其二

浣花溪上見卿卿,臉波秋水明,黛眉輕。

綠雲高綰,金族小蜻蜓。

好是問他來得磨?和笑道:莫多情。

 

 

 

花間集 教坊曲《巻五02 江城子二首 其二》張泌

 

 

花間集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8924

 

 

 

 

江城子 二首其一

(妃嬪であっても、何も変わらず、早春になっても、清明節の行楽の時節になっても、することは、寵愛を受ける準備だけをひたすらするだけで、だれともよていはない、化粧もすぐに済ませるし、何事もおこらないし、心に、何ももつことなくすぎてゆくと詠う。)

碧欄干外小中庭,雨初晴,曉鶯聲。

寝殿につながる長い渡り廊下の手すりに沿って小庭があり、その先には中庭がある。春の長雨の後の若芽が芽吹く春らしい潤いのある晴れが広がると、暁の鶯の声が聞こえてきて、早春の季節がくる。

飛絮落花,時節近清明。

柳絮は風に舞い飛び散り、春の花は落ちはじめると、もう間もなく、寒食。清明節の季節になる。

睡起捲簾無一事,面了,沒心情。

妃嬪は眠りから醒めれば起きだして、簾を巻き上げ、外にはする何事もなく、寵愛を受ける準備をすることだけが仕事である。朝化粧はすぐにおわるし、心の中にある思いや感情がなんにもなくなっている。

(江城子 二首其の一)

碧の欄干の外 中庭小さくし,雨初めて晴れ,曉の鶯は聲す。

絮を飛し 花を落す,時節は清明に近ずく。

睡りから起きて簾を捲く 一の事も無し,面を勻え了り,心も情も沒【な】くす。

 

 

江城子 二首其二

(花が咲き乱れる川の畔二、行楽で楽しむ甘え声が聞こえてくる。それ以来秋になっても寵愛を受け続ける、何不自由のない生活に、このままの生活でいいのと尋ねたら、「やっぱり浮気心はいけないよ」答えたと詠う)

浣花溪上見卿卿,臉波秋水明,黛眉輕。

花さき乱れる渓のほとりには、男女の仲睦まじい所を見る。清らかな目のような波、澄わたった水鏡のような水面をつきがあかるく照らす。疑いもなく交わることで、まゆずみでかいた眉もかろやかである。

綠雲高綰,金族小蜻蜓。

両鬢にみどりの黒髪を雲型にして、頭の中央には、高く束ねて流行の髪型にしている。流行の小さなトンボの金細工の飾りをつけている。

好是問他來得磨?和笑道:莫多情。

こんな生活を続けていていいものだろうかと聞いてみる“そうしたら、笑って答えてくれる。「情が深いのはいいけどそれが浮気心ではいけない。」”と。

江城子 二首其の二

浣花溪の上【ほと】り卿卿するを見る,臉波 秋水明るく,黛眉 輕し。

綠雲 高綰にして,金族の小蜻蜓あり。

是を好とし 他に問う「來りて磨を得んや?」和かに笑うて道う「多情する莫れ。」

薛濤05 

 

(改訂版Ver.2.1

『江城子 二首 其二』 現代語訳と訳註

(本文)

江城子 二首 其二

浣花溪上見卿卿,臉波秋水明,黛眉輕。

綠雲高綰,金族小蜻蜓。

好是問他來得磨?和笑道:莫多情。

 

(下し文)

江城子 二首其の二

浣花溪の上【ほと】り卿卿するを見る,臉波 秋水明るく,黛眉 輕し。

綠雲 高綰にして,金族の小蜻蜓あり。

是を好とし 他に問う「來りて磨を得んや?」和かに笑うて道う「多情する莫れ。」と

 

(現代語訳)

(花が咲き乱れる川の畔二、行楽で楽しむ甘え声が聞こえてくる。それ以来秋になっても寵愛を受け続ける、何不自由のない生活に、このままの生活でいいのと尋ねたら、「やっぱり浮気心はいけないよ」答えたと詠う)

花さき乱れる渓のほとりには、男女の仲睦まじい所を見る。清らかな目のような波、澄わたった水鏡のような水面をつきがあかるく照らす。疑いもなく交わることで、まゆずみでかいた眉もかろやかである。

両鬢にみどりの黒髪を雲型にして、頭の中央には、高く束ねて流行の髪型にしている。流行の小さなトンボの金細工の飾りをつけている。

こんな生活を続けていていいものだろうかと聞いてみる“そうしたら、笑って答えてくれる。「情が深いのはいいけどそれが浮気心ではいけない。」”と。

 

 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

江城子 二首 其二

13.(花が咲き乱れる川の畔二、行楽で楽しむ甘え声が聞こえてくる。それ以来秋になっても寵愛を受け続ける、何不自由のない生活に、このままの生活でいいのと尋ねたら、「やっぱり浮気心はいけないよ」答えたと詠う)

14. ・張泌:唐末~五代・後蜀の詞人。唐末に進士となる。生没年不詳。出身地不詳。五代・後蜀の花間派(五代・『花間集』に掲載された詞人)たちの一。官は右諫議大夫史館修撰で終わる。

15.【構成】『花間集』には張泌の江城子が二首収められている。単調三十五字、八句五平韻で、⑦③③4⑤73③の詞形をとる。

江城子 二首其一

碧欄干外小中、 雨初晴、 曉鶯聲。

飛絮落花、 時節近清明。

睡起捲簾無一事、 勻面了、 沒心情。

●○○●●△○  ●○○ ●○○

○●●○ ○●●○○

●●△○○●● ○●● ●○○

江城子 二首其二

浣花溪上見卿,臉波秋水,黛眉

綠雲高綰,金族小蜻

好是問他來得磨?和笑道:莫多

   

 

   

 

浣花溪上見卿卿,臉波秋水明,黛眉輕。

花さき乱れる渓のほとりには、男女の仲睦まじい所を見る。清らかな目のような波、澄わたった水鏡のような水面をつきがあかるく照らす。疑いもなく交わることで、まゆずみでかいた眉もかろやかである。

16. ・浣花溪 花さき乱れる浣花渓。杜甫が名づけた成都の草堂のあった場所、後、薛濤が晩年に草堂に隠遁した。

17.・卿卿 昵懇の間柄。貴人と逢ってうれしい状況を云う。男女の情事の際の声を意味する。形容夫妻或相的男女十分昵人は手に手を取っていつまでも語り合い,仲むつまじい限りだ。

牛嶠『菩薩蠻七首 其三』

玉釵風動春幡急,交枝紅杏籠煙泣。

樓上望卿卿寒新雨晴。

薰爐蒙翠被,繡帳鴛鴦睡。

何處有相知,羨他初畫眉。

18. ・臉波 清らかな目のような波。

菩薩蠻七首 其二

柳花飛處鶯聲急,暗街春色香車立。

金鳳小簾開,臉波和恨來。

今宵求夢想,難到青樓上。

贏得一場愁,鴛衾誰並頭。

菩薩蠻七首 其二 牛嶠【ぎゅうきょう】  ⅩⅫ唐五代詞・ 「花間集」 Gs-331-6-#18  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3202

花間集「臉波」

牛嶠

巻四16菩薩蠻七首其二

金鳳小簾開,臉波和恨來。

張泌

巻五02江城子二首其二

浣花溪上見卿卿,臉波秋水明,黛眉輕。

和凝

巻六17臨江仙二首其二

肌骨細勻紅玉軟,臉波微送春心。

顧夐

巻六47甘州子五首其五

山枕上,燈背臉波橫。

19. ・秋水明 秋水:秋のころの澄わたった水。清らかに張った空と海。転じて清廉潔白清らかさを喩える。

20. ・黛眉 まゆずみでかいた眉 (まゆ)

 

綠雲高綰,金族小蜻蜓。

両鬢にみどりの黒髪を雲型にして、頭の中央には、高く束ねて流行の髪型にしている。流行の小さなトンボの金細工の飾りをつけている。

21. ・綰 髪をかき上げて束ねる。「人皆は今は長しと―・けと言へど」〈万・一二四〉2 舟をあやつる。「大舟を荒海(あるみ)に漕ぎ出で八()舟―・け我が見し児らがまみは著(しる)しも」〈万・一二六六〉3 《「だく」とも》手綱をあやつる。

22. ・金族 金細工の群がったもの

23. ・蜻蜓 とんぼ。ここでは髪飾り。

 

好是問他來得磨?和笑道:莫多情。

こんな生活を続けていていい者だろうかと聞いてみる“そうしたら、笑って答えてくれる。「情が深いのはいいけどそれが浮気心ではいけない。」”と。

24. ・好是 ~したほうがよい。

25. ・多情 ]情が深くて、感じやすいこと。また、そのさま。異性に対する心が移りやすいこと。また、そのさま。移り気。

江城子二首 其一

恩重嬌多情易傷,漏更長,解鴛鴦。

朱唇未動,先覺口脂香。

緩揭繡衾抽皓腕,移鳳枕,枕潘郎。

103 江城子 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-295-5-#49  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3022

 

『天仙子 其一』 

惆望前回夢裏期、看花不語苦尋思。

露桃花裏小腰肢。

眉眼細、鬢雲垂。

唯有多情宋玉知。

天仙子 其一 ~ 其五 其一 韋荘  ⅩⅫ唐五代詞・宋詩Gs-270-5-#24  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2897

 

 

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花間集 訳注解説 (225)回目張泌 《巻五01 江城子二首 其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8918

 225)回目張泌 《巻五01 江城子二首 其一》

 

 

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司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

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・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

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index-8 [812年~814年47歳]46

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

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杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

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杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764 三月成都へ帰る 100

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(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

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花間集 訳注解説 (225)回目張泌 《巻五01 江城子二首 其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8918

(妃嬪であっても、何も変わらず、早春になっても、清明節の行楽の時節になっても、することは、寵愛を受ける準備だけをひたすらするだけで、だれともよていはない、化粧もすぐに済ませるし、何事もおこらないし、心に、何ももつことなくすぎてゆくと詠う。)

寝殿につながる長い渡り廊下の手すりに沿って小庭があり、その先には中庭がある。春の長雨の後の若芽が芽吹く春らしい潤いのある晴れが広がると、暁の鶯の声が聞こえてきて、早春の季節がくる。柳絮は風に舞い飛び散り、春の花は落ちはじめると、もう間もなく、寒食。清明節の季節になる。妃嬪は眠りから醒めれば起きだして、簾を巻き上げ、外にはする何事もなく、寵愛を受ける準備をすることだけが仕事である。朝化粧はすぐにおわるし、心の中にある思いや感情がなんにもなくなっている。

 

V 玉臺新詠タイトル00花間集

 

 

花間集 巻五

 

 

花間集 巻五

江城子 二首 其一

碧欄干外小中庭,雨初晴,曉鶯聲。

飛絮落花,時節近清明。

睡起捲簾無一事,勻面了,沒心情。

 

江城子二首其二

浣花溪上見卿卿,臉波秋水明,黛眉輕。

綠雲高綰,金族小蜻蜓。

好是問他來得磨?和笑道:莫多情。

 

 

 

花間集 教坊曲《巻五01 江城子二首 其一》張泌

 

 

花間集 訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8918

 

 

 

 

 

江城子 二首其一

(妃嬪であっても、何も変わらず、早春になっても、清明節の行楽の時節になっても、することは、寵愛を受ける準備だけをひたすらするだけで、だれともよていはない、化粧もすぐに済ませるし、何事もおこらないし、心に、何ももつことなくすぎてゆくと詠う。)

碧欄干外小中庭,雨初晴,曉鶯聲。

寝殿につながる長い渡り廊下の手すりに沿って小庭があり、その先には中庭がある。春の長雨の後の若芽が芽吹く春らしい潤いのある晴れが広がると、暁の鶯の声が聞こえてきて、早春の季節がくる。

飛絮落花,時節近清明。

柳絮は風に舞い飛び散り、春の花は落ちはじめると、もう間もなく、寒食。清明節の季節になる。

睡起捲簾無一事,面了,沒心情。

妃嬪は眠りから醒めれば起きだして、簾を巻き上げ、外にはする何事もなく、寵愛を受ける準備をすることだけが仕事である。朝化粧はすぐにおわるし、心の中にある思いや感情がなんにもなくなっている。

(江城子 二首其の一)

碧の欄干の外 中庭小さくし,雨初めて晴れ,曉の鶯は聲す。

絮を飛し 花を落す,時節は清明に近ずく。

睡りから起きて簾を捲く 一の事も無し,面を勻え了り,心も情も沒【な】くす。

 

 

(改訂版Ver.2.1

『江城子 二首 其一』 現代語訳と訳註

(本文)

江城子 二首 其一

碧欄干外小中庭,雨初晴,曉鶯聲。

飛絮落花,時節近清明。

睡起捲簾無一事,勻面了,沒心情。

 

 

(下し文)

(江城子 二首其の一)

碧の欄干の外 中庭小さくし,雨初めて晴れ,曉の鶯は聲す。

絮を飛し 花を落す,時節は清明に近ずく。

睡りから起きて簾を捲く 一の事も無し,面を勻え了り,心も情も沒くす。

 

 

(現代語訳)

(妃嬪であっても、何も変わらず、早春になっても、清明節の行楽の時節になっても、することは、寵愛を受ける準備だけをひたすらするだけで、だれともよていはない、化粧もすぐに済ませるし、何事もおこらないし、心に、何ももつことなくすぎてゆくと詠う。)

寝殿につながる長い渡り廊下の手すりに沿って小庭があり、その先には中庭がある。春の長雨の後の若芽が芽吹く春らしい潤いのある晴れが広がると、暁の鶯の声が聞こえてきて、早春の季節がくる。

柳絮は風に舞い飛び散り、春の花は落ちはじめると、もう間もなく、寒食。清明節の季節になる。

妃嬪は眠りから醒めれば起きだして、簾を巻き上げ、外にはする何事もなく、寵愛を受ける準備をすることだけが仕事である。朝化粧はすぐにおわるし、心の中にある思いや感情がなんにもなくなっている。

 

(訳注) (改訂版Ver.2.1

江城子 二首 其一

1. (妃嬪であっても、何も変わらず、早春になっても、清明節の行楽の時節になっても、することは、寵愛を受ける準備だけをひたすらするだけで、だれともよていはない、化粧もすぐに済ませるし、何事もおこらないし、心に、何ももつことなくすぎてゆくと詠う。)

2. 【解説】愛されるかどうかというのは問題なく、愛されることなくても、ただ毎日そのための準備だけをするというもの。最大120~130名もの、妃を制度として老いた。そのための準備をするのが数万人の宮女の仕事である。

唐は隋の制度を参照して完壁で精密な「内官」制度をつくった。その規定では、皇后一人、その下に四人の妃(貴妃、淑妃、徳妃、賢妃各一人)、以下順位を追って、九嬪(昭儀、昭容、昭媛、修儀、修容、修媛、充儀、充容、充媛各一人)、捷好九人美人九人、才人九人、宝林二十七人、御女二十七人、采女二十七人が配置される。上記のそれぞれの女性は官品をもち、合計で122人の多きに達した。皇后だけが正妻であり、その他は名義上はみな「妃嬪」-皇帝の妾とされた。

韋荘、牛嶠の『江城子』参照。欧陽烱については後日掲載する。

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-25韋荘103《巻3-03 江城子二首 其一》三巻3-〈103〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5717

『花間集』全詩訳注解説(改訂版)-26韋荘104《巻3-04 江城子二首 其二》三巻4-〈104〉漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-5722

牛嶠《巻四22江城子二首 其一》『花間集』173全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6137

牛嶠《巻四23江城子二首 其二》『花間集』174全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6142

11 -16 江城子一首 歐陽舍人炯十七首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-426-11-#16  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3677

 

3.【構成】『花間集』には張泌の江城子が二首収められている。単調三十五字、八句五平韻で、⑦③③4⑤73③の詞形をとる。

碧欄干外小中、 雨初晴、 曉鶯聲。

飛絮落花、 時節近清明。

睡起捲簾無一事、 勻面了、 沒心情。

●○○●●△○  ●○○ ●○○

○●●○ ○●●○○

●●△○○●● ○●● ●○○

 

碧欄干外小中庭,雨初晴,曉鶯聲。

寝殿につながる長い渡り廊下の手すりに沿って小庭があり、その先には中庭がある。春の長雨の後の若芽が芽吹く春らしい潤いのある晴れが広がると、暁の鶯の声が聞こえてきて、早春の季節がくる。

4. 碧欄 東側の欄干。寝殿への渡り廊下の欄干。

5. 小中庭 後宮寝殿へ続く庭。

6. 雨初晴 春の長雨の後の若芽が芽吹く春らしい潤いのある晴れの様子を意。。

7. 曉鶯聲 鶯は早春の暁に春を告げるために啼くもの。

 

飛絮落花,時節近清明。

柳絮は風に舞い飛び散り、春の花は落ちはじめると、もう間もなく、寒食。清明節の季節になる。

8. 飛絮落花 前聯が早春を表現し、この聯は盛春をいう。

9. 清明 春分から数えて十五日目。二十四節気の一つ。現在の四月四、五日頃。韋荘の詞と極似している。寒食、清明節は行楽の時季の始まり。

韋荘『河傳其三』

錦浦,春女,繡衣金縷,霧薄雲輕。

花深柳暗,時節正是清明雨初晴

玉鞭魂斷煙霞路,鶯鶯語,一望巫山雨。

香塵隱映,遙見翠檻紅摟,黛眉愁。

寒食節は、2月末に、一日中冷たいものを食べる。前後3日間、火を焚くこと、夜間に灯りをつけることを禁じられた。清明節は、31日に寒食節が終わると、一続きで行われる、家で新火をおこし始める行事である。

 

睡起捲簾無一事,勻面了,沒心情。

妃嬪は眠りから醒めれば起きだして、簾を巻き上げ、外にはする何事もなく、寵愛を受ける準備をすることだけが仕事である。朝化粧はすぐにおわるし、心の中にある思いや感情がなんにもなくなっている。

10. 無一事 寵愛を受ける準備をすることだけが仕事であり、外にすることはない。

11. 勻面了 顔を整える、化粧するのもすぐ終わる。・勻面:顔を整える、化粧する。謂化妝時用手搓臉使脂粉勻凈。指用脂粉化妝過的臉。

12. 沒心情 心の中にある思いや感情がなくなる。・心情:心の中にある思いや感情。


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